『遠距離恋愛や冠婚葬祭の多額の交際費で思うように貯金ができない』20代女性に送る5つのアドバイス

こんにちは、ミニマリスト系家計コンサルタントのリムベアーです。
今日は家計相談のコーナーです。

この内容を読んで
他の人はお金のどんなことを悩んでいるのか?
そしてそれをどうやって解決していけば良いのか?
そんなことを感じてもらえたら嬉しいです!

そして何かを得ることができたら
ぜひ自分の家庭に応用しちゃってくださいね。

今回は『  一人暮らしをする25歳女性のはちみさん 』からのご相談です。

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目次

相談者さんの基本情報

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リムベアーに相談したい悩み

1、仕事の都合で思いがけず地元から離れてしまい、帰省・友人との付き合い
遠距離恋愛に毎回多額の交通費がかかります。
今年は地元での友人の結婚式が続き
さらに厳しい状況になると予想できます。

2、新卒2年目のため、まだ基本給が少なく、残業もなく
ボーナスも少額なので貯金ができません。

3、将来のためにお金を貯めたいのですが
地元との縁は大切にしたいです。
友人や家族と会わないと精神的に辛くなってしまいます。

現在の月々の家計支出状況

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リムベアーからのアドバイス

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はちみさんの家計の良いところ

はちみさんの家計状況をざっと見た限りですと
ムダづかいをしている場所はありません!
強いて言うならば脱毛の決済を分割にしまったところでしょうか。

食費も外食費と合わせて20,000円と節約頑張っていますね!
もしもかなり切り詰めているのなら
あと2,500円ほどプラスしても全体の15%ですので理想値です。
ただ女性ですのでこれで十分と言うことであれば
そのままで問題ありません。

水道光熱費も全体の5%と理想的です!
節約するところは節約する。
そして教育費のように書籍や勉強経費として
かけるところはしっかりかけている。
消費の中にしっかりと未来の自分への投資をしているところ
ボク好きですよー!

 

アドバイス1『 現状では要望を全て満たすのは困難。優先順位をつけて予算を考える 』

現状では全ての項目にお金をかけるのは困難な状況です。
なので支出に優先順位をつけて
優先順位の低い項目を少しずつ削って
優先順位の高い項目に当てていきましょう。

はちみさんの最優先にするべき家計項目は
遠距離の彼氏に会うためや友人、家族に会うための
『 交際費 』でしょう。

『 友人と会わないと精神的につらくなってしまいます 』とありましたが
一番大切にしなくてはいけないのははちみさんのココロです。
ココロが健康じゃないと部屋は散らかるし
お金も浪費が増えてなくなっちゃいます!
なのでこの交際費は大切にしましょう。

この金額が1ヶ月換算で『 17,500円 』(2ヶ月に一度帰省。)
こういうものは予算の割合云々なんて気にせず
しっかりと確保しましょうね。

そして教育費の5,000円についても
これは未来に繋がるお金ですので優先順位は高いです。

アドバイス2『 使途不明金が多いのでなくしましょう 』

はちみさんの支出を合計していくと
『 28,500円 』のお金の迷子が見つかりました。
これはなんらかのことに使ってしまっているのでしょう。
全体の20%近くが迷子ですのでちょっとまずいですね。

なのでまずは家計簿をつけてこの使途不明金をなくすこと。
この迷子のお金が何に使われているのかを突き止めましょう。

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アドバイス3『 ボーナス12万円を全額貯金して冠婚葬祭費に当てる 』

相談したい悩みのところに「 今年は地元での友人の結婚式が続き
さらに厳しい状況になると予想できます。 」
とありますので、ボーナスの12万円は
全額貯金して冠婚葬祭費に当てましょう。

ボーナス全額貯金は厳しいですよね!
わかります、少しくらい好きに使いたいですよね。
けど我慢です!大切な地元の人たちを大切にするために。

 

アドバイス4『 支出はすべて自分の収入から支払う。頼っているうちは家計管理力が身につかない 』

保険料とスマホ代はご両親に払ってもらっているということですが
できれば自分で支払うようにしていきたいですね。
誰かに甘えているうちは家計管理力が身につきません。
「 収入が低いから 」と言うのは言い訳なんですね。

収入が低いから貯金ができない。
それは収入以上の生活をしてしまっているから。
「 収入が低いから貯金ができない 」って考えてしまうと
そこで思考がストップしてしまうんです。
「 貯金ができないのは私のせいじゃなくて
収入が低いせいなんだ 」

そうじゃなくてこう考えてみる。
「 収入が低い。じゃーこの現状で貯金が増やすためには何をしたら良いだろうか? 」
こう考えれば思考が続きますよね。
「 じゃースマホを格安SIMにして節約しよう 」
「 外食を1回分減らして節約しよう 」などなど。

保険料は若いし独身ですので医療保険のみで大丈夫でしょう。
掛け捨ての保険だったら2,000円くらいで加入できます。
(ちなみにボクも掛け捨てです)

スマホ代も格安SIMなら2,000円以下で契約できます。

未来の自分のためにも
自分の支出はなるべく自分で支払っていけると良いですね。

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アドバイス5『 地元に帰ることも視野に入れて 』

帰省に伴う支出がやっぱり生活を圧迫してしまうなら
思い切って転職して地元に帰ることも視野に入れても良いかもしれません。
はちみさんの相談内容を読んでいて思うのは
生活の拠点、生活で重視したいものが地元にあるということ。

なので無理して仕事のために地元を離れていると言う印象です。

現在やっている仕事がやりたい職業でずっと続けていきたいものだったら
それは続けた方が良いです!好きな仕事をできるって幸せなことです!

もしあまり思い入れのない仕事。生活をするためと割り切っているなら
思い切って転職した方が結果家計的にはプラスです。

目標年間貯金額を達成するための理想家計項目表

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基本的にはちみさんは一般的な生活コストは素晴らしいので
その辺は一切いじりません!

まずは使途不明金を把握して半分にしてみましょう。(理想はゼロ)
そして趣味・娯楽費を少しだけ削って
保険料とスマホ代を自分で支払うためにプラスしてみました。

これで月額29,000円貯金できます。
年間348,000円。
目標年間貯金額が30万円でしたので
48,000円プラスして貯金できます。

このプラス分は冠婚葬祭費や交際費の
予備として考えましょう。
人生を楽しむためのお金って
貯金と同じくらい大切です。

クレジットカードの分割払いは
とりあえず継続。
1年後35万円弱貯まったところで
残り72,000円を全額返済してしまう。

そうすれば2年目から『 41,000円 』貯金できます。
年間50万円貯蓄可能!
これは生活コストを最小限に抑えられている賜物ですね!

そして今後はクレジットカードの分割払いには手を出さず
一括払いのみでいきましょう。
欲しいものはお金を貯めて買う!

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総合評価

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まとめ

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家計ってその家庭ごとに理想の比率が存在します。
例えば今回のはちみさんの場合だと
交際費の割合が高かったですよね。
理想比率に照らし合わせれば
「かけすぎです!削減しましょう!」ってなるんですが

もっと大切なのはその人にあった割合があるってこと。
一般的にみてかけすぎなら、その分他の項目を削って帳尻を合わせる。
全体で見てキレイなら問題ないんです。

貯金ができなくて悩んでいる多くの人は
この帳尻を合わせるってところができていないんです。

「 あれもしたいこれもしたい、けど生活水準は下げたくない 」
これではお金はいつまで経っても貯まらないです。

「 あれもしたいこれもしたい。だから我慢する項目を作ろう 」
この意識がものすご〜く大切です!

以上今回は『 2525さんの家計診断 』でした!
ご応募ありがとうございました。
はちみさんのこれからの生活に
少しでも役に立てたら嬉しいです。

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本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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