こんにちは、ミニマリスト系FPのリムベアーです。
突然ですがあなたはパートナーと
お金のことで喧嘩をしたことがありますか?
ボクは結婚当初よくお金のことで喧嘩をしていました。
あの頃のボクはとにかく家計管理が苦手で
考えるのも嫌なくらいでしたからね(汗)
そして自分が月にいくら使っているのかも
怖くて見ないようにしていましたもん。
奥さんにお金のことで何か言われる。
それについて考えたくないし
自分でもよくわかっていないから強い口調になる。
奥さんもその逆ギレに怒る。
夫婦の仲は険悪ですよ。
けど結婚から6年経った現在は
お金のことで喧嘩することが全くなくなりました。
ホント全くです!
お金のことで喧嘩ばかりしていたボクらが
どうやって喧嘩しない夫婦になったのか。
その辺を今回は包み隠さず紹介したいと思います。
Sponsored Links
目次
『半数近くのご家庭で奥さんだけが家計管理している』これが問題です。
SUUMO結婚生活調査によると
家計管理はどちらが管理しているかでこのような結果があります。
「家計管理は夫・妻どちらが管理していますか?」
という質問に対して最も多かったのが「妻」という回答。
45%、つまり半数近くの世帯で妻が家庭の財布を握っていることになる。
続いて「その他」が約3割。理由を見ると、夫婦2人で管理しているか
それぞれが管理といった内容が多い。
そして3番目が25.3%と約4世帯に1世帯の割合で
「夫」が管理していることが分かった。「SUUMO結婚生活調査」より引用
約70%の割合で「妻」か「夫」のどちらか
1人で家計を管理しているなのが現状は一般的。
ボクはここに喧嘩の原因があると考えます。
どちらかに家計管理を任せている。
これって喧嘩の種がいくらでもできてしまうんですよね。
具体的な例を挙げてみましょう。
・お小遣いをあげて欲しいのにあげてくれない。
・節約を押し付けられてつまらない。
・お金のことは任せているのにしっかりとした家計管理をしてくれない。
・家計管理をしっかりしてくれないから貯金が全然増えない。
・自分ばっかりお金を使ってこっちはガマンばかりしている。
・お金がないのに贅沢ばかりしている。
などなど1人で家計管理をしていると
喧嘩の種がドンドン増えていってしまいます。
これの原因はなんでしょうか?
それは家計が不透明だからです。
どちらかはハッキリと家計の現状を把握しているけど
どちらかは任せっきりで何もみえていない。
毎月の貯金額もわからないし
何にいくら使っているのかも把握できていない。
そうすると間違いなくお互いの金銭感覚にズレが生じます。
このズレが喧嘩の原因ですね。
そしてこのズレが連れてくるのはズバリ被害者意識。
・貯金が増えないのはお金がないのに贅沢をする夫のせいだ。
こうなるともうどうしようもありません。
日々の生活に喧嘩という項目が増えてしまいます。
ケンカしたくないなら夫婦2人で管理して家計の視界をクリアにしよう

ボクら夫婦がお金のことで喧嘩をしなくなった方法は
夫婦2人、共同で家計を管理するという方法。
家計にかかっているモヤモヤをスッキリさせて
クリアにしてしまうんですね。
具体的な方法を紹介させていただきます。
家計管理ポイント1、まず家計の現状を一緒に把握するべし
1人だけで家計管理していると、どうしても
片方が全然家計の現状を把握していないという
状態に陥ります。
そうすると上で説明したように喧嘩の種がたくさんに。
なのでまずは現状の把握を一緒にすること。
いくら貯金があって生活費はいくらかかっていて。
今月は車の車検があるからとか
今月は固定資産税の支払いがあるなどなど。
家計に関する情報を夫婦2人で共有する。
もっと言えば生活費の各項目の予算も
夫婦2人で把握しておいた方がベスト。
家計管理ポイント2、2人の給料は同じ口座で管理するべし
2人で家計管理する上で大切なことは
「2人で1つの家計」ということです。
例えば良くあるパターンで
「家賃と食費と水道光熱費はこっちで負担するから
残りはそっちで負担してね」
というパターン。
これだとお互い別々で家計管理しなくてはいけないし
お互いの貯蓄額や収入なんかも不透明ですよね。
不透明は家計管理の敵です!
喧嘩を無くしたいなら別の家計管理じゃなくて
1つの家計にするべきですね。
なのでお給料も入金されたら同じ口座に移す。
そこからどうするかを考える。
家計管理ポイント3、生活費を割合で負担せずに一括で負担するべし
良くあるがちなのが、収入の多い旦那さんが多く負担して
収入の少ない奥さんの負担は少なくするという
収入の割合で生活費の負担額を決定するというやり方。
そうじゃなくて一括負担をする。
2人のお給料の合計から生活費を全て出す感覚。
家計管理ポイント4、お互い平等な扱いをするべし
そして特に大切なポイントはこれ。
平等な扱いをするってこと。
よくありがちなのは旦那さんのお小遣いの方が多くて
奥さんのお小遣いは少ないパターン。
こうやって優劣をつけてしまうと
あとあと必ず喧嘩の種になります。
おこづかい制を導入するなら必ずお互い同じ金額にしましょう。
家計管理ポイント5、お給料は自分のもの意識を捨てて家族のものと思うべし
お給料は自分のものという考えは結婚したら
もうやめた方が良いでしょう。
ちなみにボクもこれで失敗しました。
独身時代は自由に使えていたお金が
結婚すると自由に使えなくてストレスが溜まりますよね。
けどお給料は自分のものって感覚を持ち続けていると
「俺の方が多く稼いでるのに」とか
「私はこんなに貯金があるのに」など
やっぱり喧嘩の種になります。
お給料は家族のもの。
一人一人の収入という考え方はやめて
合計して世帯の収入として考えるようにする。
独身時代の貯金ももう家族のものと思いましょう。
さらに意識して欲しい夫婦の家計管理術

これで喧嘩は無くなったか少なくなることでしょう。
さらに円満な夫婦関係を気づくために意識してほしい
家計管理術も紹介させていただきますね。
夫の給料で生活して奥さんの給料は全額貯金
これができるようになると貯蓄ペースが格段に上がりますので
ぜひマスターしていきたいですね。
例えば旦那さんのお給料が25万円。
奥さんのお給料が15万円としましょう。
そしたら生活費は25万円で予算を立てる。
そして奥さんのお給料分は先取り貯蓄してしまうというやり方。
この家庭の場合世帯月収は40万円なので
普通なら月収40万円の生活をしてしまうと思うんです。
けど生活水準を上げないで月収25万円の生活をする。
これは良いですよ、どんどんお金が貯まっていきます。
奥さんの年収分毎年貯金できちゃうわけですからね。
・奥さんの月収が10万円なら → 年間120万円貯金可能
・奥さんの月収が15万円なら → 年間180万円貯金可能
・奥さんの月収が25万円なら → 年間300万円貯金可能
ちなみにボクはこの方法でどんどん貯金を増やしました。
速攻性があるのでオススメですね。
将来やってくる子供の養育費やマイホームなどの高額出費についても話し合う
家計管理のことで喧嘩しないイチバンの方法は
日常的にお金のことを話し合うこと。
意思疎通ができていないからどんどん不透明になって
結果喧嘩になってしまうんですね。
特に人生で待ち受ける大きな出費については
なんとなくではなくて徹底的に話し合っておきましょう。
子供の教育費について
文部科学相が発表した平成28年度の
子供の学習費調査では
全て私立に通った場合の総額は約1,770万円
全て効率に通った場合の総額は約540万円
と発表しました。
さらにこれに加えて大学を入れた場合
一般的に大学の費用は
私立の場合は約700万円
国公立の場合は約500万円。
幼稚園から大学まで全て公立の場合の総額は約1,040万円
将来的に必ず必要になるであろう
子供の教育費をどうするのか?
それに伴って子供は何人欲しいのか?などなど
夫婦でしっかりと話し合う必要がありますね。
それによって貯金の目標も変わってきますので。
マイホームの費用
そしてもう一つ一大イベントがマイホームですね。
買うのか?買わないのか?
買う場合の資金はどうするのか?
何歳で購入するのか?
ローン完済は何歳にするのか?などなど
大きな買い物なのでしっかりと計画を立てて
資金を準備していきたいですね。
まとめ

以上今回はケンカがおこらない家計管理方法を
紹介させていただきました!
不透明なお金のこと、めんどくさいお金のことを
しっかりと話し合うこと。
そして家計をクリアにしていく。
使途不明金などがあったら少しでも減らすようにする。
貯金がいくらで何歳までにはこのくらいの貯金が必要だから
今生活にかけられるお金はこのくらいなんだよ。
その中でストレスなく生活するためにはどうすれば良いのか。
かけなくても良いところ徹底的に絞って
かけたいところにしっかりとお金をかけていく。
こういうやりとりが日常にあれば
喧嘩なんてまず起こりません。
大切なのは話し合うことです。
そして旦那さんにもっとお金の責任を負わせること。
褒めるのも時には大切。
夫婦2人で家計を管理して明るい未来を作っていきましょう!