家計診断を通して見えてきた。赤字家計に共通する6つの家計圧迫ポイント

ボクは無料の家計診断をしています。
ブログ掲載の方、そうでない方も含め
約50名の方の家計を診断させていただきました!
(なかなか診断ペースが上がらずすみません(汗))

その過程で家計を圧迫しているポイントって
結構みんな共通しているなということがわかってきました。

そこで今回はこれまでの家計診断でわかってきた
6つの家計圧迫ポイントを詳しく解説していきたいと思います!

もし現在家計うまく回すことができず
悩みや不安を持っている方は
是非この6つのポイントを意識して家計管理をしてみてくださいね。

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目次

リムベアーの家計診断ってなに?

ボクがやっている家計診断は
日々の家計の支出を見せていただいて
年間の貯金目標をお聞きし
その目標を達成するためのアドバイスをさせていただくというもの!

そしてその診断結果をブログで紹介させていただいて
ボクのブログを読んでくれている読者の方々と
診断内容をシェアするという感じですね。

過去の診断記事はこちら
関連記事:家計診断『借金250万円減っていく貯金を見るのが怖いです』20代女性に送る6つのアドバイス
関連記事:家計診断『借金150万円。クレカ浪費がやめられない』30代女性に送る6つのアドバイス
関連記事:家計診断『借金165万円。もう何年もキツキツの状態です』30代女性に送るアドバイス

 

 

家計を圧迫する6つのポイント

スマホ代

 

スマホの契約というと
ひと昔前までは『 au、docomo、softbank 』
の3大キャリアしかなくて
月々の携帯代が1万円とか当たり前でしたよね。

ボクももちろんdocomoと契約をして
月々8,000円ほど支払っていました。
夫婦合わせると月々16,000円
年間で考えたら『 192,000円 』

けど現在は『 格安SIM会社 』が登場して
通信費に革命が起きました。

現在のボクら夫婦はLINEモバイルに乗り換えまして
月々約3,700円ほどです。夫婦2人ですよ!
キャリアから格安SIMに乗り換えて
年間でどのくらい節約になるのかを計算してみましょう。

キャリア時代年間費用『192,000円』 − LINEモバイル年間費用『44,400円』 = 147,600円

 

格安SIM会社に乗り換えるだけで
年間で『 147,600円 』の節約になっています。

この金額は大きいです。
もちろんキャリアのスマホはメリットが多くあります。
故障した時に店舗に持っていけば
代替え機を貸してくれたりアフターフォローが充実している。
あとは通信が安定していて速い!

けど家計が赤字でなんとか立て直したいって思っているなら
この節約は是非するべき場所です。
ボクの家計診断に応募してくれる方の
約70%の方がキャリアでの契約でした。

それには理由があって機種代を分割返済しているために
解約ができないというもの。

そうなんですよね、これが現在のキャリアの戦略なんだと思います。
なんとか乗り換えを阻止するために
高額な機種を分割にして返済期間中は乗り換えを阻止する。

先日海外旅行好きの義母がスマホを持ちたいってことで
スマホについて色々調べていたんです。

「 料金的には格安SIMなんだけど
義母は通話をたくさんするし、アフターフォローも
しっかりした方が良いよなー 」なんて思いまして
ソフトバンクに相談に行ってみたんです。

色々調べるとソフトバンクには『 アメリカ放題 』という
月980円でアメリカで通信、通話し放題ってプランがあって
海外旅行好きの義母にはちょうど良いかなと。

しかし見積もりを取ってもらったら唖然としました!
本体代の分割期間が50ヶ月で見積もられているではありませんか!
50ヶ月って約4年。

一概には言えませんが
家計を再生させたいなって思ってる方には
断然格安SIMを強くおすすめします。
契約とか乗り換えの作業はちょっとめんどくさいかもしれませんが
そこさえ乗り越えられれば年間10万円以上節約できちゃいます。

労力以上の成果を挙げられますよー。

現在キャリアで機種代返済中の方でも
違約金等かかるかもしれませんが
格安SIMに乗り換えてしまった方がトータルで考えて
安くなる場合もありますので計算してみましょう。

ちなみにボクは当時計算してみたら
違約金(約1万円)を支払っても
トータルで節約になることがわかったため
速攻で乗り換えちゃいました!

 

 

クレジットカードローン返済

これは20代前半〜30代前半の方に多かったのですが
クレジットカードのリボ払いの返済で
家計が圧迫されてしまっているということ。

クレジットカードは超便利なものなのですが
使い方を間違ってしまうと悪魔に豹変しちゃうんです(汗)

一番やってはいけないことは
『 生活費の補填にカードを使う 』こと。
月末に金欠になってやむなくクレジットカードを使う。

けどこれってただ支払いを先延ばしにしただけなので
来月は同じペースで生活していると
今月よりも速い段階で金欠になってしまいます。
そしてまたクレジットカードを使う。

これを繰り返してしまうと
気が付いた時にはリボ払い地獄に陥ってしまい
返済が家計を圧迫してしまうということになります。

クレジットカードの正しい使い方って
簡単なので覚えておいてください。

・支払い方法は一括のみ。
・キャッシング機能は申し込みしない。
・お金がない時に使わない。

 

これさえ守れば怖くないです。

クレジットカードは
キャッシュレスで支払いをスムーズに。
そしてポイントを貯めて年間数万円特をするもの。

もしやっぱりリボ払いや分割払いに手を出してしまうなら
一度クレジットカードを封印してみましょう。
そして上手に使えるようになったら再開すると良いですね。
関連記事:クレジットカードを使っちゃいけない人の8つの特徴

 

 

車のローン返済

 

都心のように公共交通機関が充実しているなら
車は必要ないと思うのですが
都心部から離れたところでは車は必須アイテムですよね。

ボクなんて田舎に住んでますので
車がないと何もできません(汗)
田舎では一人に車一台なんて当たり前。

しかしこの車のローンで
日々の生活が圧迫されている方が大勢いました。

車って高いですよねー。
今では軽自動車だって普通に200万円とか(汗)

これを一括で支払うなんてなかなか難しい!
わかります。気持ちは痛いほどわかります。
しかし、ぜひともここは一括
もしくは頭金をたくさん入れて
月々の返済額を少しでも軽くすることをやりましょう。

車の購入は計画的にすると良いです。
ある程度手放す時期はわかると思いますので
逆算して毎月積み立てていく。

そして家計に見合った車を所有するということも大切です。
分割だと月々の支払いが数万円なので
高額車とかもいけるじゃんって思ってしまいがち。
けどやっぱりその数万円って
日々の家計には大きく響いてきちゃうんですね。

ボクは昔車に狂っていた時期がありまし(汗)
1991年式のミニクーパーという外車に乗っている時期がありました。
ありとあらゆるところをカスタムしてました。

そして古い車なので専門の業者に整備を依頼して
しかし故障もしょっちゅう。
当時はそこが可愛いなんて思ってました(汗)
車検も高いし、きっと年間で50万円以上車に使っていたのではないでしょうか。
当時のボクはこんな風に思ってました。

『 車は自分の価値を表現するもの 』

けど今はこんな風に思ってます。

『 車は移動手段 』

安全に、そしてできるだけ安く移動できればいい。
もし現在車のローン返済で家計が圧迫されているなら
もう一度車のあり方を考えてみましょう。

そして現在の自分に見合ったものを選びましょう。
関連記事:車の維持費を徹底解説!あなたの車は家計を圧迫していませんか?

 

 

外食費

これもありがちなものの一つ、外食費。

「 今日は仕事で疲れたから夕食は外食で済まそう 」
「 朝起きられなかった、朝ごはんはコンビニだな 」
「 小腹がすいたな〜コンビニでちょい買い食いしちゃおうかな 」

などなど日々の小さな外食費が積もり積もると
月換算でとんでもない額になっていることもあるので注意が必要ですね。
もちろん仕事で疲れたて
ご飯を作るのがメンドクサイなって時は誰にだってあります。

我が家だって奥さんが「 今日は作りたくないな 」って時あります!
そんな時は予算を決めてあげると使いすぎを防げます。

「 ここまでなら使っても良いよ! 」ってポイントを作ってあげる。
そうすれば計画的にお金を使っていけますよ。
我が家が外食費を食費に入れずに
別項目として計算してるのはこのためです。

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使途不明金

 

これは少し意味合いが違ってくるのですが
家計が赤字、もしくは苦しくなってしまっている方は
使途不明金が多い印象でした。

1ヶ月の支出のうち、何に使っているかわからないお金がある。

例えば家賃ならわかりやすいですよね。
ボクの場合は『 月45,000円 』ということになります。
水道光熱費も比較的わかりやすいです。
我が家では『 月12,000円 』前後。

こうやって日用品費、衣服費、外食費、食費などなど
計算していくと数万円貯金できているはずなのに
貯金はできない、むしろ貯金を切り崩している。

なぜ?そんなにお金を使っていないはずなのに?

これが使途不明金です。

何にいくら使ったかわからないけど
月末にはお金がなくなっている。

家計管理の基本は『 把握すること 』なんですね。
自分たちが何にいくら使っているのか?
これをすべて把握できることが大切になってきます。

家計がうまく回っていないなと感じている方は
まずはこの使途不明金。
「 何にいくら使っているかわからないんだけど
月末になるとお金がなくなっちゃう。 」
この状況を打破してみましょう。

それにはやっぱり家計簿がオススメです。
関連記事:小学生にもできる!リムベアー流超カンタンな挫折しない家計簿の書き方

 

 

冠婚葬祭費

友達の結婚式に出席するための費用。
これで家計が圧迫されてしまっている人も
多くいたのが印象的でした。

「 大切な友達の門出を心から祝ってあげたいけど
費用を考えると心から喜べない自分がある 」

確かにそうですよね、ただでさえ家計がギリギリなのに
そこに数万円が一気に飛んでいってしまうわけですから。
しかしこれはもう仕方がない、なんていうと誤解があるかもしれませんが
避けては通れないものなので

オススメは固定費に組み込んで積み立てていくという方法。
『 冠婚葬祭費積立 』という項目を作って
毎月定額を小袋に入れていく。

この定額は人それぞれで年間でこのくらいかなって額を
12ヶ月で割った金額を入れていきましょう。
そうすれば決められた固定費
いわば家賃のような存在になるので
ストレスなく支払えるようになれると思います。

要は急で高額な出費だから心が痛むわけです。
想定してコツコツ積み上げていく。
そして固定費のように消費されていくものだと考えてしまう。

そうすればストレスなく支払うことができて
心から友人の門出を祝うことができますよ。

 

 

おまけ:診断希望の方は以外にも20代前半の方が多い

ボクはこの無料の家計診断を始めた時
きっと応募してくれる人は『 主婦 』の方が多いだろうと思っていました。
結婚して、子供が生まれて、マイホームを建てて
家計のあり方をもう一度再確認したい。

しかし実際に応募してくれる方の4割近くが
20代前半の一人暮らしの女性だったんですね。

「 お金のことをしっかりと考えたい 」

って方が多いのはビックリしました。
ボクは20代前半の時なんてお金を使うことしか考えてなかったので(笑)

「 今後のために貯金を増やしたい 」
「 結婚する前にお金の知識を深めたい 」
「 将来どうなるかわからないから今のうちから、、、 」

正直20代前半でお金の大事さに気が付いているって
すごいことです!(今の子は普通なのか!?)
けどどうお金の勉強をすれば良いのかわからない。

今まではボクと同年代の人に向けて情報を発信していたのですが
今後は大学卒業いてすぐとか
高校卒業してすぐの人向けの記事があっても良いのかななんて思っています。

 

 

まとめ

それでは最後にもう一度
家計を圧迫するポイントを確認していきましょう。

・スマホ代
・クレジットカードローン返済
・車のローン返済
・外食費
・使途不明金
・冠婚葬祭費

 

多くの方が悩んでいるポイント。
このポイントへの対応策をしっかりと考えていくことで
きっとあなたの家計がより良い方向にいってくれますので
ぜひこの記事を参考に家計を考えてみてください!

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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