片付けって慣れないとなかなか進みませんよね。
考え込んでしまって手が止まってしまったり
捨てる決意ができずにそのまま保留になってしまったり。
そこでこの記事では元汚部屋の住人だった頃から
ミニマリストになった今現在までボクが実際に捨ててきた
『捨てる』リストを公開させていただきますよ!
中にはちょっと上級者向きのモノ
「 やりすぎじゃない? 」ってものもあると思います(汗)
そんなモノに関しては参考程度にしてみてくださいね。
後半では片付けの具体的なやり方や
壁にぶつかった時の対処法もまとめてあります。
すべては捨てるコトからはじまります。
まずはカンタンなモノから捨て始めてみましょう。
あとリズムも大事です。
迷ったらそこでずっと立ち止まるんじゃなくて一時保留でいきましょう!
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目次
ミニマリストリムベアーの『捨てる』リスト

・1年間着なかった洋服
・1年間使わなかったモノで、今後も使う見込みのないモノ
・大型家具(入れるモノがあるとモノが増えるので)
・レンタルできるモノ(本、DVD、CDなど)
・物置(入れるモノがあるとモノが増えるので)
・もう使っていないダイエット器具
・1年間履かなかった靴
・ゴミ(問答無用で捨てる)
・もうやっていない趣味の道具
・必要のない高価なモノ(高価なものでも使っていないなら捨てましょう)
・亡くなった方の遺品(基本的に全捨て。思い出の品はOK)
・使っていない家電製品
・壊れている家電製品
・電化製品が入っていた箱
・タグのついた洋服
・存在すら忘れていたモノ
・思い出の品物(どうしても捨てられないモノのみOK。)
・クローゼットの奥の奥に入っているモノ(生活に必要ない可能性大)
・必要以上にある生活道具類(ハサミとかペンとか)
・今後使う見込みのない書類
・必要以上にあるクレジットカード
・買ったけど読んでいない本
・2台目の車(車の維持費は高いので、1台で回せないか検討する)
・見栄のためにもっている物
・過剰にストックされた防災食(満腹よりも生きていられるだけの量で十分)
・サイズアウトした子供服
・買ったけど使うことがなかった、今後使う予定もない育児グッズ
・ありすぎる子供のおもちゃ
・コタツ(やる気を吸い取っていくので(汗))
・コレクション類(増え続けてしまう)
・マンガ(場所を取るので全捨てしました)
・壁掛け時計
・写真アルバム(厳選して小さなアルバム2冊に収めました)
・PS3本体とソフト(ゲームしてた時間を育児&自己投資時間に)
・ポイントカード(基本的に全捨てしました。)
・実家に置いてもらっている物(今の生活に必要ないということはもういらない)
・美顔器(奥さんの。買ったけど最初しか使わなかった。)
・来客用スリッパ
・来客用布団(現在結婚7年目で出番は一度だけだったから)
・腕時計(お気に入りの1本だけ残して処分)
・プリンタ(ランニングコストと大きさがキライ。プリントはセブンのコピー機で)
・分厚いシステム手帳(今はmacbookとiphoneで管理)
・アクセサリー(歳をとるにつれジャマになった(笑))
・おまけグッズ(クオリティが低いしあまり使わない)
・ダンボールの中の物(何年もダンボールの中にある=いらない物)
・バスタオル(ボクのだけ。ハンドタオルで十分)
・トートバッグ(リュックひとつあれば十分)
・ショルダーバッグ(リュックひとつあれば十分)
・歴代のスマホ(ドコモのスマホを使っていた時にショップに持っていって廃棄してもらった)
・昔使っていたパソコン(メーカーに問い合わせて引き取ってもらった)
・時間ができたらいつかやろうと思っている道具だのモノだの。
・手厚い補償の保険(最低限で十分)
・長財布(今は小さい財布で十分)
ミニマリスト流片付けの4つの基本

とりあえず捨てればいいということじゃない
片付け初心者の方が結構勘違いしているのですが
片付け = なんでもとりあえず捨てる
って勘違いしている方が多いです。
ホントは持っていたいけど、ホントは大切なモノだけど
読んだ本に捨てなさいって書いてあったから泣く泣く捨てるなど。
片付けには誤解してはいけない大前提があります。
例えばボクはどんどんモノを捨てていますが
どうしても捨てられない”ガラクタ”があります。
それがこちら。

小さなプロレスラーのフィギュアです。
人から見たらただのガラクタです。
けどボクにとっては心から大切だと思えるモノなのです。
ボクにとっては価値のあるモノなんですね。
片付けを勘違いしてしまっている方は雑誌や本の情報に惑わされて
このような自分にとって本当に価値のあるモノまで捨ててしまおうとしてしまいます。
そうするとどうなるか?
大切なモノを捨てないといけないというストレス。
後からやってくる後悔と欠乏感。
片付けがドンドン辛いものになっていってしまい
結果挫折&リバウンドしてしまうのです。
どうしても片付けは捨てることがメインに考えられがちですが
ボクはこう考えています。
自分にとって価値のあるモノを厳選するために
価値のないモノ、不要なモノを処分していく。
捨てる基準を他人の軸でやらなくて大丈夫。
大切なのは自分の価値での軸を作ることです。
捨てる判断に60秒以上かかる時は『保管ボックス』にとりあえず入れる
断捨離を進めていくときに、必ず捨てる判断に迷うものが出てきます。

片付けはテンポも重要です。
ある一定のテンポで捨てるかどうかの判断をしていくわけですね。
そのテンポが一度崩れてしまうと、片付け全体のペースも崩れてしまいます。
そこでオススメなのが『 60秒以上悩むモノは保管ボックスに放り込む 』というやりかた。
自分にとってホントに価値のないモノなら、捨てるかどうかの判断が即できるはずです。
(ある程度の片付け経験が必要ですけど)
60秒以上悩んでしまうモノや瞬時に判断できないものは
考え込んでしまい、片付けのリズムが崩れてしまう可能性があるので
そんなモノが出てきた時は一旦悩むのをやめて保留にしてしまいましょう。
そのために『 保管ボックス 』を作りそこに放り込んでおく。
一時的に間を空けることで次に保管ボックスの中を振り返った時に
捨てる決意をしやすくなりますし
やっぱり自分にとって大切なモノだったと部屋に戻すこともできます。
大切なのは無理に捨てないこと。
流れに任せて捨てないこと。
大切なモノまで捨ててしまうリスクがありますので。
片付け本を読むのは良いこと。けど大切なのは『実行』すること!
世の中には『片付け本』『整理整頓本』が溢れかえっています。
近年ではSNSの進化により、片付け系の情報を発信している人を
フォローさえしておけば日常で有益な情報を得ることすらできますよね。
そこで大切なこと!
ここを忘れてしまっている人がものすごく多いです(汗)

けど部屋の中は何年経ってもモノだらけ。。。。
これは片付けに関する情報は自分の中に入れるけども
読んだだけで満足してしまって、自分の生活に落とし込むことを忘れてしまっているということですね。
残念ながら読んだだけでは何も現状は変わりません。
読んで得ることができた有益な情報を
自分の片付けに組み込んで実行して初めて価値が出ます。
極端な話をしてしまいますと
片付け関係の本は1冊あれば十分でしょう。
その中に書かれた情報を片っぱしから実行していけば
半年後にはキレイな部屋で心地よい時間を過ごしているはず。
関連記事:持たない暮らしは最強!持たない暮らしに憧れる人に意識してほしい5つのこと
家族のモノを勝手に捨てちゃうのは絶対にNG
・子供の使っていないおもちゃを勝手に捨てる
・奥さんのもう着ていない洋服を勝手に捨てる
・両親の使っていないモノを勝手に捨てる
これらはいくら家族でも絶対にやってはいけません。
片付けの最後の基本はこれです。
これは片付けの本当の目的について考えると理解できると思います。
なぜ片付けをするのでしょうか?
それは心地良く日々を過ごすためではないでしょうか?
モノが少ないくつろげる部屋で
ホコリっぽくない新鮮な空気を吸って
美味しいコーヒーでも入れて
ゆったりとした時間を過ごすこと。
家族全員が幸せに日々を過ごすこと。
そう考えると上記の方法が本末転倒だとは思いませんか?
部屋をスッキリさせることに囚われて
家族の幸せを無視してしまっている。
最終的な真の目標を無視して
目先のスッキリ感に支配されてしまっている。
部屋がスッキリしても家族関係がギクシャクしていれば
それは幸せな日々とは程遠いものになってしまいます。
捨てる判断を下すのはあくまで本人。
それは本人にしかそのモノの価値がわからないからですね。
あなたはあくまでもサポートしかできないのです。
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片付けにつまづいた時に確認するべき4つのポイント

心のどこかで自分を疑っていませんか?
片付けについまづいた時にまず確認して欲しいこと。
それは自分を疑っていないかってことです。


残念ながらこんな思考は自分から片付けの失敗を連れてきてしまいます。
『 どうせ〇〇なんだ 』という思考は
『 ほらやっぱりね 』を連れてきます。
つまり『どうせ』という言葉を使うと
自分に呪いをかけているようなものでして
負の証拠を自ら集めてきてしまうのです。


自分を疑えば『できない』方に引っ張られますが
自分を信じることができれば片付けでつまづいたとしても
『 じゃーどうすればこの状況で片付けを成功させることができるだろうか? 』
ってプラスの方向に考えられるようになります。
自分を疑ってはいけません。
頭の中は常に『スッキリした部屋で心地良い日々を過ごしている自分』をイメージしましょう。
思い出に囚われて片付けする手が止まってはいませんか?
捨てるモノには難易度があります。
その中でも難易度が高いものに『 思い出系のモノ 』があります。
これは捨てる判断はなかなか時間がかかります(汗)
例えば以下のようなモノが挙げられます。
・卒業アルバム
・友達からもらったプレゼント
・両親からもらったプレゼント
・恋人からもらったプレゼント
・写真
・好きなアーティストのライブグッズ
・海外旅行時に購入したお土産
これらのモノって、モノとしては捨てても良いかなって思っていても
モノと一緒に思い出も捨てるようで心が痛みますよね?
だからなかなか捨てられないし、捨てる判断が長時間になりがち。
結論は『 無理に捨て急ぐ必要はない 』ってこと。
片付けを優先するあまりに無理に捨ててしまうと
あとあと後悔するかもしれません。そんな時は急がないこと。
先ほどお話しした『保管ボックス』にいれておいて保管しておきましょう。
いずれ捨てる決心がつく時がきます。
けどいつまでも思い出系のモノが保管ボックスに入りっぱなし
なんてこともかなりの確率で起こり得るかと思います。
そんな時にボクが大切にしていることはこんなことです。
モノを捨てても思い出はなくなりません。
楽しかった思い出、幸せだった思い出はきっと
モノではなくてあなたの心の中にあります。
「もしかしたらいつか使うかも」に囚われていませんか?

こんな思いからモノを捨てることができずに
片付けをしても物量がたいして変わらないという
とても苦しい状況に陥っている方もいますよね。
汚部屋時代のボクがまさにこの状態でした。
心配性なところもあるので、『もしかしたらいつか使うかも、、、』
に支配されていたのです。
こんな方には片付けで有名な近藤麻理恵さんのこの言葉を贈りたいと思います。
この言葉に出会えたおかげでボクが汚部屋から脱出できました。
私の経験も踏まえて断言します。
その「いつか」は永遠にこないのです。『人生がときめく片づけの魔法/近藤麻理恵
』より引用
「後で売ろう」で結局そのまま放置になっていませんか?
このパターンで悩んでいる方は非常に多い印象です。


不用品をお金に変える
このやり方は大いに賛成です。
ボク自身不要になったモノはまず売却してお金に変えることを考えます。
では何がダメなのか?
それは売ろうと思ってそのまま何ヶ月もそのままになっていること。
これの原因は2つ考えられます。
- 売る作業がめんどくさくて後回しになり続けている
- 売ることにして、罪悪感なくモノを処分しなくても良い状況を作っている
特に注目して欲しいのは【2】です。
通常はもういらないモノが家にあると
それを見るたびに嫌〜な気持ちになるものです。
それは本当は捨てなくてはいけないのだけど
それを後回しにし続けているダメな自分をまじまじと感じてしまうから。
そのモノを見るたびに自分にダメ出しをしているような状態ですね。
これが一度『 これは売るモノ 』となると状況は変わります。
捨てることを後回しにしているモノを見ても
「これは後で売ろうと思っているから」という大義名分ができてしまうのです。
結果としていつまでも嫌な気持ちになることなく家に置いておけるわけです。
このようなことで片付けにつまづいている場合は次のことを意識してみましょう。
1週間経っても行動できなければ捨ててしまう
お金に変えることはもちろん大事ですが
不用品が家にい続けるくらいなら捨ててしまった方が良いですね。
捨てても捨てても増え続ける恐怖!片付け地獄について

SNS上でたまに見かける方にこんな方がいます。
片付けってある程度したら落ち着くはずなのです。
永遠にし続けるほどのモノを持っているわけがないので。
ではなぜ片付けが何年経っても終わらなくて
それどころか部屋が一向にキレイにスッキリしないのでしょうか?
それはおそらく『 片付け地獄 』に陥っているせいです。
結果捨てても捨てても物量は増え続け、部屋がモノだらけのままになってしまう。
例えば週末の片付けで10個モノを捨てたとします。
けど次の週末に15個のモノを買ってきてしまう。
すると結果として部屋の中の物量が5個増えているわけですね。
永遠に片付けし続けている方は間違いなくこの状態に陥ってしまっています。
捨てることももちろん大事です。
ただし、もっと大事なことは『 これ以上モノを増やさないこと 』
捨てることだけに囚われてはいけません。
関連記事:片付け疲れしてない?片付け疲れを最小限に抑える9つのテクニック
それでもモノが増え続けてしまう人は『アフルエンザ』かも?!

あなたは『アフルエンザ』という言葉を知っていますか?
『アフルエンス(豊かさ、裕福さ)』と『インフルエンザ』をあわせた造語で
「豊かさ病」という意味。いらないモノを次々と買ってしまう
自分の家や持ち物を人と比べて劣等感を抱いてしまう
すぐに新しいモノが欲しくなる。『LESS IS MORE』より引用
片付けしても片付けしてもモノが増え続けてしまう人は
もしかしたらこのアフルエンザになっている可能性があります。
買っても買っても満足することができずに
常に買い続ける日々になってしまうのです。
買っては捨てる買っては捨てるの永遠ループ状態ですね。
このアフルエンザから脱出する方法は次のようなことが考えられます。
・今あるモノでも充分幸せだと知る
・良いモノを長く使う習慣を作る
・ストレス発散の手段に”買い物”を選ばない
アフルエンザは確実に家に不用品を増やし続けます。
そうすると片付けの難易度が上がり続けてしまいます。
関連記事:今のままじゃマズイ!?『アフルエンザ』が家族も生活も人格も破壊する3つの理由
片付けと並行してこのアフルエンザの完治を目指しましょう。
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片付けは短期間でやると必ずリバウンドするってホント?!

ボクがよくアドバイスすることにこのようなことがあります。
これまで何年も何年もかけて溜め込んできたモノたちを
1ヶ月などの短期間で正常な判断の元キレイにできるはずがないのです。
仮に短期間で頑張って部屋をキレイにしたとしても
それは見せかけのものになってしまうでしょう。
数ヶ月後にはリバウンドしてまたモノだらけに、なんてことも考えられます。
なぜ短期間での片付けはリバウンド率が高いのか?
それにはこのような原因が考えられます。
なぜ不要なモノを買い続けてしまうのか?
この問いに回答することなく
ただただモノが溢れてきた時点を片付けの合図としていると
どうしても根本的な解決にはならずに
片付けしてはリバウンド、断捨離してはリバウンドというサイクルを
永遠に繰り返してしまうのです。
なぜこれを買ったのか?
なぜ買ったものを今捨てようとしているのか?
なぜこんなにモノが増えてしまったのか?
どうすれば不要なモノを増やさないようになれるのか?
こんなことをじっくりと時間をかけて
(1日のあたりの作業時間は短くても、長期的に時間をかけるという意味)
自分と向き合いながら、自分と会話しながら片付けしていくと
リバウンドリスクのない確実な片付けにすることができます。
これだけ読めばOK。ミニマリストおすすめの片付け本

最後にボクのおすすめの片付け本を紹介します。
基本的にこれさせ読めばOKです。
ここに大切なことはすべて書いてありますので。
読んで、実践する。
何かに迷ったらまた読み返して、また実行する。
これの繰り返しがキレイな部屋と心地良い空間を作ります。
ちなみにボクは読み返したいところには付箋を貼ります。
まとめ

すべては捨てるコトからはじまります!
不要なモノを捨てて、今の自分や家族にとって価値のあるものを残し
心地良い日々を過ごしていきませんか?
片付けの真の目標は『 心地良い日々を手に入れること 』
このことを忘れずに片付けをしていってもらえたら嬉しいです。