こんにちは、ミニマリスト系家計コンサルタントのリムベアーです。
今日は家計相談のコーナーです。
この内容を読んで
他の人はお金のどんなことを悩んでいるのか?
そしてそれをどうやって解決していけば良いのか?
そんなことを感じてもらえたら嬉しいです!
そして何かを得ることができたら
ぜひ自分の家庭に応用しちゃってくださいね。
今回は『 0歳のお子さんがいる30代専業主婦のはっぴーさん 』からのご相談です。
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目次
相談者さんの基本情報

リムベアーに相談したい悩み
月のお給料はほぼ日常の出費で消えてしまい
借金が減らないのと貯金も出来ず焦っています。保険の中には積み立ても含まれています。
どうしたらいいでしょうか??私がもっと働けばいいのですが、子供がミルクを飲まなくなってしまい
長時間離れなれなくなってしまいました。
何か改善点はありますでしょうか?
現在の月々の家計支出状況

リムベアーからのアドバイス

はっぴーさんの家計の良いところ
ご夫婦のお小遣いが月20,000円ということで
この数値はすばらしいですね!1人1万円。
現在の状況を把握してしっかり我慢してて良いですね。
教育費の1万円もまだお子さんは小さいから自分たちのかな?
現状に満足せずに未来のために自己投資をしているんですね。
変な投資なんかよりも、自分に投資する方が
よっぽどリターンを得られますからね。
この姿勢は崩さずやってきましょう!
アドバイス1『 奥さんは無理に働く必要なし! 』
現在お子さんは0歳ということ、そして1人目のお子さんだということで
なれない子育てで大変かと思います。
確かに奥さんが働きに出ることができれば、家計は再生するでしょう。
ですけどね、お金を稼ぐことが全てではありません。
今はお子さんの育児で大変ですからね、無理に働いて
収入アップをさせて借金返済&貯金に当てるんじゃなくて
自分たちの生活コストを下げて、浮いたお金で借金返済&貯金をする方向に
意識を持っていきましょう。
もしも今の奥さんが働けない状態で
旦那さんのお給料だけで生活することができるようになれば
将来的には奥さんのパート分を丸々貯蓄に回せるようになるので
今は修行と思って旦那さんのお給料内で生活できるようにしてみましょう!
アドバイス2『 借金返済&貯金のためにも生活コストを見直す 』
生活コストを見直すということは
日々の無駄を極限まで削ぎ落としていくってことです。
はっぴーさんの現在の優先順位の高い支出は
『 借金返済 』『 子供費 』です。
この2つは何が何でも最優先にして考えなくちゃダメです。
借金は返済期間が伸びれば伸びるほどに支払総額が
雪だるま式に増えていきますからね。
あとは大切な子供にかけるお金も大切ですね。
(かけすぎはダメ)
借金返済と子供費を引いたお金で生活するくらいのニュアンスで問題ありません。
アドバイス3『 住居費が全体の30%なので改善しよう 』
固定費でウエイトを占めるのが住居費。
はっぴーさんの家計の場合この住居費が全体の30%と
やや多い印象です。
住居費って必ずかかってくるお金なので
ここを節約できる人とそうでない人では
生涯を通じて何百万円も違ってきますので
ここはシビアに攻めたいところです!
25%以内におさめましょう。
可能なら20%!
引っ越しは色々と大変かもしれません。
ただし、家計再生のために
この住居費を改善できれば、あとあと大きなプラスになります。
めんどくさがらずに検討してみてくださいね。
アドバイス4『 外食費が多いので改善する 』
食費は日用品費も含めて40,000円。
外食費は20,000円。
食費は日用品費も含めてということなら適正範囲ないです!
ただし、外食費はちょっと多いですね。
できれば現状の半分に落とせると良いですね。
食費は健康を維持するために必要なものです。
なのでボクはなるべく食費は削りません。
食費を削って健康を害したり、仕事への意欲が低下したりしてら
本末転倒ですからね。
外食費はどちらかといえば『 浪費 』的一面もあります。
なのでここはしっかりと削っていきましょうね!
ちなみに我が家は外食費が月1万円。
月1万円でもそれなりに楽しい外食ライフ送れますよー!
アドバイス5『 水道光熱費を改善する 』
はっぴーさんの水道光熱費は『 25,000円 』とちょっと高いかなという印象です。
小さなお子さんもいるの大変かと思いますが
なんとか2万円以下に収めたいところです。
アドバイス6『 通信費が高いので格安SIMにして節約する 』
通信費も2万円とちょっと高めです。
一昔前でしたら当たり前だったのですが
現在は格安SIM会社が現れて通信費革命が起きました!
この恩恵を受けないてはありません。
ぜひ格安SIMへの乗り変えを検討してみましょう。
ちなみにボクは月1,800円ですよ。
目標年間貯金額を達成するための理想家計項目表

今回目標年間貯金額がないということでしたので
借金返済に特化した家計に予算を組んでみました!
まずは住居費をなんとか頑張って25%以内に収める。
そして外食費は借金完済までは月7,000円で頑張る。
そして水道光熱費を削って『 18,000円 』以内に収める。
通信費もキャリアから格安SIMに乗り換えて大幅削減。
キャリアに比べたら様々な面で劣りますが
削れるところはめんどくさがらずとことん削っていきましょう!
使途不明金は何にいくら使っているのかを突き止めて
とりあえず半分にする。(最終的にゼロに)
新たに特別費積立を作ってみましたよ。
これで突発的な出費に備える!
月15,000円なので『 年間180,000円 』です。
この金額はできれば小袋に毎月入れていくと良いですね。
何か想定外の出費があった場合はこの小袋から取り出すようなシステムにしましょう。
これで貯金が19,000円可能。年間『 228,000円 』
保険で積立をしているということなので、それもプラスになりますね。
そして借金返済に20,000円当てる。
とにかく借金は早く返してしまった方が良いですね。
一番大切なことは借金を返し終わったあとです!
もう借金をして買い物をしないこと。
何か欲しいものがある場合は積立をして購入するクセをつけちゃいましょう。
借金を完済できたら、この予算表では楽しむためのお金が
ちょっと少ないので『 外食費 』『 趣味・娯楽費 』『 お小遣い 』
を適正な額に戻しましょうか。
大切なのは『 収入 ー 生活費 = 貯金 』じゃなくて
『 収入 ー 貯金 = 生活費 』って感覚で生きていくってことです。
総合評価

まとめ
以上『 はっぴーさんの家計診断 』でした!
大切なのはお金を稼ぐことではないということ。
もっと大切にしなくてはいけないのは
自分たちの生活コストをいかに下げることができるのか。
もちろん収入アップのために頑張るのも大切です。
けど家計管理ができていない状況で収入が上がってしまうと
結局生活が豪華になっただけで、貯金出来ず
労働時間だけが増えた最悪な状態に陥っちゃいます。
はっぴーさんの当面の目標は
生活コストを探る。そして無理のない範囲で下げていく。
『 ミニマリスト系FP的お金を貯める15の習慣 』という電子書籍も書いてるので
こちらもよろしければどうぞ。ボクの頭の中のお金のことを文章にしてます。
ご応募ありがとうございました。
これからの生活に
少しでも役に立てたら嬉しいです。