

モノを捨てる、減らすことってとても良いことですよね。モノが少なくなればその分自由な時間が増える。ストレスも少なくなり、集中力も増します。
けどある程度のところまで行くとなぜかまた悩んだりしていませんか?
ボク自身同じ経験があります。減らして減らして身軽になった。けどなぜかそこには『焦り』や『競争心』があったんです。
今日は以前のボクと同じような状況になっている方にお伝えしたいことばを紹介したいと思います。
本当のミニマリズムってなんだろう?
ではいってみましょー。
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【結論】ミニマリズムの目指す場所は『豊かな暮らし』

ミニマリズムとは
いちばん大切にしているものを最優先位して
その障害になるものはすべて排除することミニマリズムのいいところは
モノが減ることではない本当の利点は
豊かさが増えること(引用元:ジョシュア・ベッカー(2016)『より少ない生き方』かんき出版)
ジョシュア・ベッカーさんの書籍に書かれているこの一文がすべてを伝えてくれています。
モノを減らすことは『手段』でしかない、『目的』はあくまでも『豊かな暮らし』
物量競争から離脱しよう

モノが減ってくるとだんだん自分が今どのくらいモノが少ないのかが気になってきます。
あの人よりも少ないだろうか?
あの人より厳選できているだろうか?
なんて具合に。
ボクもミニマリストになりたての頃はそこばかり気にしていました。
けどそれって違うなって思ったんです。
モノを減らすことは『目的』じゃないんです。あくまで豊かに暮らすため、自由に暮らしためにある『手段』だと。
モノを減らすことにフォーカスしすぎると誰かとの物量競争がはじまってしまいます。

こうなってしまうとメンタルが消耗してしまいます。
この状態になっているときって、おそらく捨てる基準が『自分』じゃなくて『他の人』になってしまっている。
誰かがいらないと思って捨ててたから、私も捨てようってなっちゃう。
こうなってしまうとモノは減るかもしれないですが、自分が考える『幸せ』からは離れていってしまうんです。
自分にとって大切なモノなら捨てなくて大丈夫

すべてを捨てなければならないというのは間違いだ。
理想の人生に必要なら、何を持っていてもかまわない。
(引用元:ジョシュア・ベッカー(2016)『より少ない生き方』かんき出版)

こんな質問をよくされることがあります。
そんなときボクはいつもこんな風にこたえています。

これも捨てる基準が『自分』じゃなくて『他の人』だからおこってしまうこと。
あなたの理想の人生に必要なモノ、大切だなって思っているモノは何個持っていてもかまわないんです。
捨てるべきはそこじゃなくて、その大切なモノを大切にすることを妨害するモノです。
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負のリピートから脱出しよう

捨てても捨てても物量がすぐにリバウンドしてしまう。
昔のボクがこの繰り返しでした。
モノが多くなってきたと思って大量に捨てる。
そこで満足してまた次のモノを買ってくる。
またモノが増えていって部屋がまた散らかり出す。
また大量に捨てる、、、、、の永遠リピート。
まずはこのリピートから脱出する必要があります。
そこで大切なのは『厳選する』ということ。
ただ物量を減らすのではリバウンド率が高くなってしまうんです。
『捨てる』じゃなくて『厳選する』を意識する。
まずは大切なモノをから選んでいく。
そして最後に残っている『いらないモノ』もしくは『なくてもあってもどっちでもいいモノ』を捨てていく。
これを繰り返していくと自分の周りにあるものがすべて心から大切だと思えるモノになるんです。
まとめ:より豊かな日々へ

LESS IS MORE
『より少ないことはより豊かなことである』という意味です。
もしもモノを減らしていってるのに『焦り』や『競争心』が目立ってきてしまったら、まずはこの言葉を思い出してみてください。
モノを減らすことは競争ではない。
自分の人生を豊かにするためにすること。
だから『自分の基準』で捨てていく。急がず、地盤を固めるようにコツコツと捨てていく。
自分基準でモノを減らして、豊かな日々を手に入れちゃいましょう!