

心の中で自分のことを否定してしまう。
こんな癖のある方は意外にも多いのではないでしょうか?
ボクも自己否定が強いタイプの人間でして、がんばることでしか自分の価値を見出せなかったタイプです(泣)
けど最近読んだ心屋さんの書籍『がんばっても報われない本当の理由』に「なるほど!」と思った箇所があったので、今日はそのことをシェアしていきたいと思います。
結論は【今のままでももう充分価値があってすばらしい人間なんだよ】ってことです。
真面目で頑張り屋さんで生きにくさを感じているあなたに届くことを祈っています。
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目次
【結論】もう充分あなたは価値のあるすばらしい人ですよ

ボクらはどうしても『まだまだダメだ』『もっと上手くならないと』『もっともっと、、、』というように向上していくことが人生の目的になってしまいがちですよね。
もちろんそれはとても大切なものでもあるのですが、心屋さんは書籍の中で『前提』を変えましょうと言っています。
つまり『ダメなやつ』のではなくて『すごいやつ』にする。
欠乏感からがんばるんじゃなくて、自己肯定感からがんばるイメージ。
自分はこのままでもすごいんだと決めてしまうということ
がんばらなくても自分には価値がある
自分の評価は誰かが決めるものじゃない
自分の評価は自分で決めていい
(参考書籍:心屋仁之助『がんばっても報われない本当の理由』)
ボクはこれまで評価というのは『誰か』にされてはじめて評価だと思っていました。
もちろんそのようなものもありますが、自分に対する内面的評価については自分で決めていいわけですね。
要は『自分はすごいと思ってるから自分はすごいんだ』
これでいいってこと。
これが内面的評価の前提が『自分はダメなやつだ』だとどうしても他者に評価を求めてしまいますよね。
「私ってすごいですかね?」なんて具合に。
そうじゃなくて自分で自分の価値を決めてしまう。
自分を自分ですごいと思えるから、もう人からすごいと思われる必要もない。
卑屈になる必要もない。
偽物の謙虚もいらない。
(参考書籍:心屋仁之助『がんばっても報われない本当の理由』)
注意点:努力するのをやめるって話ではない
これはボクの意見なのですが『自分はすごいんだ』ってなって、だから何もしなくてもいいんだーは違うのかなって思ってます。
やっぱり努力はある程度必要なのかなと。
ただし、『ダメだから努力する』を『充分すごいからさらに良くなろう』ということなのかなと感じました!
なぜがんばり続けるしかなくなってしまったのか?

ではなぜボクも含めて真面目な人はがんばり続けるしかなくなってしまったのでしょうか?
心屋さんは書籍の中でこう解説してくれています。
頑張っても頑張らなくても、失敗しても問題を起こしても、親が無条件で自分の存在を認めてくれていたら、ボクたちはこんなにヘトヘトになるまでがんばり続けなくても良かったのかもしれません。
(引用元:心屋仁之助『がんばっても報われない本当の理由』)
つまりボクたちはもしかすると小さい頃に親から条件付きでしか褒めてもらえなかった。
努力を評価してもらえなかった。
結果しか評価してもらえなかった。
失敗をしたり問題を起こすと人格を否定されてきた。
親に認めてもらいたくて、褒めてもらいたくてがんばり続けてきた。
親に拒絶されるのが怖くてがんばることをやめることができなくなってしまった。
真面目で成長意欲の高い人が陥りやすいパターンとは?

真面目で成長意欲の高い人は自分で自分の欠点をみつけ、改善しようとがんばり続けてしまう
(引用元:心屋仁之助『がんばっても報われない本当の理由』)
もしかするとボクらは自分の欠点を探す達人になってしまっていたのかもしれません。
良い部分がたくさんあるのに、そこには目を向けず、自分の欠点を自分で探してきて「あーここもだめだよ私は」ってなって「もっとがんばらないと」ってなってた。
もっとがんばって欠点のない人間にならないとと躍起になっていた。
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なぜ『自分には悪いことばかり起こる」となってしまうのか?
それはきっと全章でお伝えした『自分の欠点探し』の延長の問題ではないかなと思うんです。
自分の欠点を探してるという行動は『ネガティブ探し』の側面もあると思います。
自分の良い面は目もくれず必死に悪い部分を探してしまうわけです。
この思考パターンが『日常の悪いことにフォーカスする力』をアップさせてしまっていたのではないかと思うんです。
悩みの多い人は、別に人より不幸の数が多いわけではない。
単に、悩みやすい思考パターンを持っているだけだ。
(引用元:藤屋伸二『D・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」』宝島社)
だから「自分には悪いことばかり起こる」ってなってしまう。
自信は引き算でつくるもの

じゃーボクらはどうすればいいのか?その答えはこちら。
自分を好きになる方法は誇れる自分になることと考えてしまう。
だからがんばってがんばって努力する。
けどどんなに頑張っても上には上がいるからいつまでも自信がつかない。
自信は足し算ではつかないのです。
むしろ引き算でつける。
資格もない、長所もない、弱い自分、ダメな自分でもそれでいいんだと思う。
条件のない自信を持つ。
こんな自分でもすごいんだというところで自信がつくのです。
(参考書籍:心屋仁之助『がんばっても報われない本当の理由』)
自己肯定感とは自分の弱い部分も含めて自分を好きになること。
心屋さんが言っていることはこれに近いなって思いました。
『今のままでも充分すごいんだ』
ダメな自分でも充分すごいんだ。
評価のためではなく自分のためにがんばれる!
『今のままでも充分すごいんだ』
そう思うことができるようになれば冒頭でも紹介したように、自分で自分を評価できるようになる。
すると『誰か』からの評価が必要なくなる。
するとどうなるか?
ボクはこう感じました。
これはいわば自己満足の世界かもしれません。
けどそれでもいいのではないかと思うんです。
好きなことを純粋に自分のために没入してやる。
評価されることが目的ではなく、自分のためにがんばりつづけることができる。
この能力をボクも今後つけていきたいなと思いました。
まとめ:自分はすごいよね

『自分はすごいんだ』
ボクらは頑張ってきた。
一生懸命自分の欠点を見つけてきて
頑張ってなくそうなくそうと自分にダメ出しをし続けてきた。。
けどもしかしたらそれは誰かに評価されるためだったのかもしれません。
もちろんそれも大事なことですが、これからは『誰かに評価されるため』よりも『純粋に自分のため』に頑張れるようになりたいなって思いました。
今日紹介した心屋仁之助さんの書籍『がんばっても報われない本当の理由』は
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って方はぜひオーディオブックで読んでみてください。今なら30日間無料体験ができますよ。
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以上、今日はこの辺で終わり。