

誰かのことばで辛い思いをしたり、傷ついた経験はありませんか?
そんな方に今日は「そんなことを全然気にしなくてOKだよ!」ってことを紹介したいと思います。
結論はこちら。
【賢者は敢えて言わないものだから】
今回はこのことについて深掘りしていきたいと思います!
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目次
結論【賢者は敢えて言わないもの】

”正しい”ことを言うのも大切だが、先人達は「敢えて言わない」ことこそが、人を動かすための知恵だと示唆している。
(引用元:藤屋伸二(2015)『まんがでわかる「人を動かす」「道は開ける」』宝島社)
小言を言う人、余計な一言を言わずにはいられない人はきっと、日常生活でストレスが溜まっていて、それを上手く消化することができない人ではないかと思います。
だから自分よりも弱い立場の人に向けて、あるいは攻撃しても返せない人(部下や店員さんなど)をターゲットにしてストレス発散をしているわけですね。
だからボクらは彼らの小言を真に受ける必要はないわけです。
その言葉はボクらのためではなく”自分のため”に放たれたことばなわけです。
繁忙期になると小言が多くなり影で『パワハラ大魔王』と言われていた先輩の話

ボクは昔家具職人として長年働いていました。
家具業界は大体1月〜4月までが繁忙期になり、めちゃめちゃ忙しくなります(汗)
いつもニコニコして面白い先輩がいたのですが、彼は繁忙期になると一気に豹変します。
一番ベテランだったってこともあるのですが、一人一人の作業場を回りながら重箱の隅を突くが如く小言を言いまくるわけです。
そして裏でついたあだ名が『パワハラ大魔王』
けど繁忙期以外はマジで良い先輩なんですよ。ミスったら励ましてくれたり、納期がギリギリになってたら手伝ってくれたり。
けど余裕がなくなると途端に『パワハラ大魔王』に変身する。これの原因は一目瞭然ですよね。
繁忙期でキャパオーバーの仕事量を数ヶ月間こなさなくてはいけないストレスが、彼を『パワハラ大魔王』へと変身させてしまったのです。
過度なストレスが、目に付くものすべてを使って必死で自分のストレスを発散させようとしていたんです。
「敢えて言わない」を実行していた歴史上の偉人のことば集

ここで「敢えて言わない」ってこと実行していた歴史上の偉人の言葉を紹介したいと思います。
古代ギリシャの哲学者ソクラテスのことば
私が知っていることは1つだけだ。
自分が何も知っていないということ
(引用元:藤屋伸二(2015)『まんがでわかる「人を動かす」「道は開ける」』宝島社)
地動説を唱えた天文学者ガリレオ・ガリレイのことば
人にものを教えることはできない。
自ら気づく手助けができるだけだ。
(引用元:藤屋伸二(2015)『まんがでわかる「人を動かす」「道は開ける」』宝島社)
アメリカ建国の父ベンジャミン・フランクリンのことば
議論しているうちに相手に勝つこともある。
しかし、それはむなしい勝利だ。
(引用元:藤屋伸二(2015)『まんがでわかる「人を動かす」「道は開ける」』宝島社)
歴代最も偉大な大統領と称されるリンカーンのことば
細道で犬に出会ったら、権利を主張して噛みつかれるよりも
犬に道を譲った方が賢明だ
(引用元:藤屋伸二(2015)『まんがでわかる「人を動かす」「道は開ける」』宝島社)
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ボクらが大切にするべきは”余計な一言”を言う人ではなく”ヒント”をくれる人

ボクは最近こんな風に考えています。
ヒント=長期的に自分のことを見てくれている人
なのでボクらが大切にすべきは後者の『ヒントをくれる人』だなと感じます。
余計な一言はボクらのためではなく自分のストレスを発散させるための確率が高いって感じてます。
もしも自分が小言を言いたくなったらどうする?

ではもしも自分が誰かに小言を言いたくなったらどうしましょう?
これはボクの失敗談なのですが、モノだらけの家に住む両親に対して、ボクは帰省するたびに小言を言っていました。


なんて具合に(汗)これで一時期本当に関係が険悪なものになりました。
しかし厄介なことにその当時ボクは『正しいことをしている』と思っていたんです。
両親を助けるために言っている。しかしこれは多分違いました。
自分の持っている正義を振りかざし、責められるポイントがあるからそこを責めていた。
自分の正義を振りかざしながら『ストレス発散』していたんだと思うんです。
もしもボクのような状況に陥ってしまったらこの言葉を思い出してください。
人は、それぞれベストな人生を送っていると信頼してあげることだよ。
それぞれの人にとって、ベストなタイミングというものがあるものだ。
(引用元:本田健(2006)『ユダヤ人大富豪の教え』だいわ文庫)
困っていない人を助けようとしないこと
(引用元:鈴木鋭智『ミニマル思考』)
コーラが好きか嫌いかで議論をしても意味がない

コーラが好きな人もいるし、嫌いな人もいますよね。
それはシンプルに価値観の違いです。価値観は人それぞれなので正解なんてないわけです。
そこで無理やり正解を決めようとするから軋轢が生まれてしまうんですね。
自分の価値観を他人に押し付けてしまうからケンカになる。
上の例えで言えば、ボクの価値観は『モノが少ないことって最高だよね〜』で両親の価値観は『モノが多くても最高だよね〜』ってこと。
これは人それぞれ自由なことだから押し付けあっても仕方ないんですよね。
価値観は人それぞれ。そして正義も人それぞれなわけです。
だから困っていない人を自分の価値観からの見方だけで助けに行くのは逆に迷惑になってしまうわけです。
ストレスが溜まってるのかも?
もしも小言や余計な一言を言いたくなってしまったら、それはきっとストレスが溜まっているサインかもしれません。

そう思ったら徹底して休みましょう!
近頃がんばりすぎたのかもしれないです。
お子さんがいる方は難しいかもしれませんが、少しペースを落として睡眠時間に重きをおいて生活してみる。
まとめ:敢えて言わないという強さ

余計な一言や小言は高確率であなたを思ってのことではないと思われます。
だから小言を言われても心を病まないで。
「あ〜この人今人生がうまくいってないんだな〜かわいそうだ〜」くらいに思って全身全霊をこめてスルーしちゃいましょう。
今日記事中で紹介した引用文は『デール・カーネギー』さんの著書から引用したものです。
デール・カーネギーさんの著書はAmazonオーディブル(初回は1冊無料でもらえるよ)で聴けちゃうので良かったら聞いてみてください。「オーディブルって何?」て方はこちらの記事で詳しく解説しています。
今日はこの辺で終わり。