【やさしい虐待】ボクら親は子どもに何をしてあげられるんだろう?

最近『こんな夜更けにバナナかよ』って映画を観て号泣したのですが(泣)

映画内でとても感銘を受けたことばがあったので今日はそのことについて深堀りしてみたいと思います。

『ボクら親には子どもに何をしてあげられるんだろう?』

ではいってみましょー。

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目次

何もしないことが親の私にできること

私たちはついがんばりすぎる

なんでもしてあげたくて、なんでもしてあげすぎた

自分で生きる力を奪いかけてしまった。

何もしないことが親の私にできることなんです。

(※完全な引用ではありません。)

これ『こんな夜更けにバナナかよ』という邦画を観ていて感銘を受けたことばなんです。

『こんな夜更けにバナナかよ』ってどんな映画かというと、難病筋ジストロフィーを幼い頃から患って、動かせるのは首と手だけという大泉洋さん演じる主人公の『鹿野』の日常を描いた、実話を基にした映画です。

そのワンシーンでボランティアさんにお弁当を届けに鹿野のお母さんがくるのですが、鹿野は冷たく追い払ってしまうわけです。

そこでお母さんが帰り際にボランティアさんに言っていたことばなんですがこれがかなり響きました!

もちろん難病のお子さんを持っているからとも言えるのですが、これは病気とか関係なく誰にでも言えることではないかと感じたんです。

 

やさしい虐待とは

皆さんは『やさしい虐待』って言葉を知っていますか?

HSCであることを心配しすぎたり守りすぎるということは、やさしい虐待になってしまいます。

(引用元:長沼睦雄(2017)『子どもの敏感さに困ったら読む本』誠文堂新光舎)

これを読んだ時はドキッとしてしまいました。

というのもボクの息子は繊細な気質のようでHSC(人一倍敏感な子ども)なのかな?と思っていまして、まさにこの書籍に出会うまでは『ボクが守らないと』なんて息巻いていたんです。

けどそれは『やさしい虐待』なのだと。

守りすぎるあまり、大事にしすぎるあまり、自分で生きる力を奪ってしまう可能性があるわけです。

 

ボクはなにをすればいいのか?

ボクが最近思っているのは、やはり冒頭で紹介した言葉なのかなと思うんです。

『何もしないことが親にできること』

見放す、無関心という意味ではありません。失敗するのことを未然に防いでしまってはいけないのではないかと感じました。

つまり子どもにとっての盾になってはいけないのだと。

 

盾にならずメディックになる

子どもを傷つかないように危険をすべて取り去ってあげる。

そうじゃなくて、子どもの後ろにいて見守ることの重要性。

(もちろん命の危険がないものです)

結果がわかっていたとしても黙って、何も言わずに見守り体験させてあげる。

なんらかの失敗をして帰ってきた子どもに「だから言ったでしょ」なんてことは言わず「良い経験になったね。次は別の方法を考えてまたチャレンジしてみよう」と伝えること。

要はボクらは失敗を防ぐことじゃなくて、失敗してもまたチャレンジできるように子どもの心と体を癒す場所であること、安心して戻れる場所であることが大事なのかなと感じます。

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「あんな頃があったんだよ俺たちにも」と笑ってみてられるということ

 

これは『ハチミツとクローバー』って映画の中のシーンで大学の先生が言っていたセリフなんです。

森田さんっていう天才級に芸術の才能がある人が個展を開いたときに、美術評論家が作品を酷評したんです。そしたら森田さんはその美術評論家を殴ってしまったんです。

そこでその場に居合わせた大学の先生は「あんな頃があったんだよ俺たちにも」っていって笑って後ろで見守ってるわけです。

「何を無責任な!」ってなるかもですが、ボクは逆でしてこうでありたいなと思ったんです。

もちろん人を傷つけることがあってはならないことですが、要はこの先生はすべてを受け入れているわけですよね。

すべてが経験なんだと、失敗も今後の人生の経験なんだと、見捨てているわけじゃなくて経験を優先させてあげているわけです。

 

励ませば人の能力は開花する

批判すれば人の能力はしぼむが

励ませば開花する

デール・カーネギー

これは最近出会った言葉なのですがめちゃめちゃ心に響きました!

そうかボクら親にできることは『褒める』ももちろん大事なんだけど『励ます』ことなんだって。

どんなことでもある程度の成果を出すためには『継続』が鍵になってくるかなと思っています。

その過程ではうまくいくこともあればいかないこともある。

なんならうまくいかないことのほうが多いかもしれないですよね。

そこで『褒める』しか手段を持っていないとうまくいかないときに対処不能になってしまいます。

けど『励ます』ができればまたチャレンジできるようにしてあげることができるかもしれません。

励ませば開花する

これをボクは『チャレンジし続けられるように励ませば、才能が開花する確率が上がる』と解釈しました。

正直ボクはこれまで『褒める』しか持ち合わせていなかったんですが、このことばにであったおかげで『励ます』という武器を手に入れました。

 

まとめ:無関心ではない「何もしない」「何も言わない」というやり方もありなのかなと

今日はちょっと最近思ったことを書いてみました。

様々な価値観がありますが、ボクは最近デール・カーネギー さん本といい今回観た映画といい、この記事で書いてきたような方法がありなのかも〜ってなってきました。

ちなみに冒頭で紹介した映画『こんな夜更けにバナナかよ』はボクはAmazonプライムビデオで観て泣きました(泣)

最近『トワイライト〜ささらさや〜』といい大泉洋さんの作品に泣かされまくってるなー(汗)

アマゾンプライムビデオは30日間無料体験もあるのでよかったら観てみてください。めっちゃ泣けますホント(泣)無料体験の登録手順をまとめた記事ありますのでリンク載せときます。

【丁寧に解説】Amazonプライム30日間無料体験登録の手続き手順を徹底解説してみた

2020.04.02

以上今日はこの辺で終わり。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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