家計診断『お互い貯金がないことで明るい将来が描けない』20代女性に送る4つのアドバイス

こんにちは、ミニマリスト系家計コンサルタントのリムベアーです。

今日は家計相談のコーナーです。お金のことで悩んでいる方から家計資料をいただいて
家計の問題点の修正、そして家計の問題を解決する予算表を提案。
FPの資格を持つミニマリスト系家計コンサルタントのボクが
お金の悩みを解決しちゃいます!

この内容を読んで
他の人はお金のどんなことを悩んでいるのか?
そしてそれをどうやって解決していけば良いのか?
そんなことを感じてもらえたら嬉しいです!

そして何かを得ることができたら
ぜひ自分の家庭に応用しちゃってくださいね。

無料家計診断は随時受付中です。
お金のことで悩んでいる方はリムベアーに相談してみよう!
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今回は『 結婚が現実味を帯びてきた25歳女性まみ 』さんからのご相談です。

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目次

相談者さんの基本情報

 

 

リムベアーに相談したい悩み

 

・奨学金の繰上げ返済にいまいちメリットがあると思えません。
利息がなくなるといってもわずかでは?と思ってしまいます。
一方で結婚するまでにスッキリしたいという気持ちもあり
返済の仕方に迷っています。

・彼との結婚を考えていますが
お互いに利子付きの奨学金を借りているため
借金を持ち寄るような家計のやりくりに不安を感じています。

自分の分を頑張って少しでも返済してから結婚したいと思いますが
まだ彼の分もあると思うと途方に暮れてしまいます。
相手の借りている金額はわかりませんが
自分と同じくらいだと思います。

・同棲を始めるとき、私に家計を任せたいと彼から言われています。
貯金が苦手な彼と財布は一緒にすべきでしょうか?
共働きになる予定ですが、財布を別にする夫婦もいると聞いて
何がベストかわかりません。

長文申し訳ありません。彼も貯金がないことや奨学金のことで
結婚に踏み切れないという感じがします。
私も正直明るい将来を描けないです。
ぜひよろしくお願いします。

 

現在の月々の家計支出状況

 

 

リムベアーからのアドバイス

 

まみさんの家計の良いところ

 

まずはいただいた家計資料の比率がバランス良いです!
特に無駄使いをしている項目もなくて良いですね。

財形貯蓄&従業員持株会を毎月1万円している。
今だけじゃなくて、しっかりと将来のことを考えて
コツコツ投資にお金を使っていて良いですね。

今の若い人はホントしっかりしていて羨ましい、、、!
ボクも20代前半からしっかり将来を考えられていたらな、、、。

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アドバイス1『 使途不明金が多いので見直していきましょう 』

 

まずはまみさんにいただいた家計資料を合計していくと
使途不明金が『 64,000円 』あることがわかりました。
奨学金の返済額も未記入でしたので
この使途不明金内に奨学金返済も入っていますよね。

現在は貯金が0円。
ということは何かに使ってしまっているということ?
ボーナスの60万円もかな?

まずはこの使途不明金をなくしていきましょうか。
家計管理で大切になってくることは『 把握すること 』
自分が何にいくら使っているのかをまずは把握していきましょう。

今は便利なアプリなんかもたくさんあるので
まずは家計簿をつけることから始めてみませんか?
ちなみに市販の家計簿ってちょっと複雑なのでオススメしてません(汗)
初心者だと挫折率高めなので(ボクも挫折組)

参考までにボクの家計簿のつけ方を紹介します!
ボクのは家計簿というよりお小遣い帳です。
なんで家計簿を続けられないのかというと
使い方が複雑でめんどくさいから。

ということで超簡単にしたのがボクの家計簿。
もしよかったら参考にしてみてください。

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アドバイス2『 奨学金の繰上げ返済について 』

 

奨学金の繰上げ返済にいまいちメリットがあると思えません。

 

確かに奨学金ってかなり低金利でお金を貸してくれますから
そこまで旨味はないかもしれません。

しかし、それでもボクが繰上げ返済をオススメしているのは

共働きの間に返し終えちゃいましょう。
もしくはできるだけ残金を減らしましょう。

 

ってこと。
まみさんが現在毎月いくら返済しているのかは
今回いただいた家計資料ではわからなかったのですが
おそらく毎月1万円〜2万円くらいかなと思います。

まみさんは今後結婚を考えていて
彼氏さんにも同じくらいの奨学金返済がある。

ということは結婚後の返済額は『 2万円〜4万円 』
共働きで収入がある時はあまり負担に感じないかもしれません。
「 ちょっと気にはなるけど、、、 」くらい。

しかし、これがお子さんができて
奥さんが働けなくなり、当面は旦那さんのお給料のみで
生活しなくてはいけなくなった時。

この月2万円〜4万円の返済は大きな負担となってきます。
ただでさえ収入が半分になって
キツキツの生活なのにさらに返済までとなると
計画的に貯金を増やしての出産でしたら
負担を最小限に抑えられるかと思いますが
無計画の場合はなかなか厳しいものになります。

なので利息分なんてたかが知れていますが
収入が多いうちに返しちゃう!
そしてその後の生活の負担を軽くする。

これが繰上げ返済のメリットかなと思います。
それに借金ってあると常に頭のどこかに引っかかってるじゃないですか。
ボクはあの感じが苦手なんです。

 



 

 

アドバイス3『 財布に関しては夫婦のベストな方法で良い。ただし、リスクとストレスが少ないのは一緒の財布かなと 』

 

貯金が苦手な彼と財布は一緒にすべきでしょうか?
共働きになる予定ですが、財布を別にする夫婦もいると聞いて
何がベストかわかりません。

そうですよね、本なんかを読んでいても
片方では『 家計簿をつけましょう 』って言っていて
違う本では『 家計簿なんていらない 』って言ってる人もいるわけです。

これはどういうことなのか?
それはどっちだってお金は貯まるってこと。
大切なのは自分にあった方法を選ぶことですね。

なので『 絶対財布は一緒にした方が良い! 』なんてアドバイスはできないんです。
じゃーどうしたら良いのか?
自分で試してくしかありません。
やらないで迷っているなら、まずはやってみる。
そして失敗と成功を繰り返して
自分にあった方法を見つけるしかないでしょう。

今回はせっかくボクの家計診断に応募してくれたので
ボクのおすすめしている『 財布は一緒の方が良い 』
を説明させてもらいますね。

こんな考え方もあるんだなくらいでOKです!

今回は結婚をするという前提でお話しさせていただきますね。
結婚後の財布を一緒にするメリットは
『 経済状況がクリアになる 』ってことではないかと思っています。

結婚後も夫婦の資産状況は明かさずに
お互い分担を決めて支払っていく。
残りは全て自分のお金。

家計管理ができる2人なら
きっとそれぞれしっかりと将来のために貯蓄を増やしていけることでしょう。
けどもし家計管理ができない2人だった場合
こんな風に思ってしまうかもしれません。

「 俺は貯金できてないけど、きっと奥さんはしっかりしてくれてるだろう 」
「 私は貯金できてないけど、きっと旦那が将来のために貯めてくれてるだろう 」

最悪のケースはいざまとまったお金が必要になった時に
お互いの資産状況を確認すると
「 え?貯金ゼロなの? 」なんてことにもなりかねませんよね。

または日々のケンカのタネも作ってしまう可能性もあります。
それは家計の分担比率の問題。
「 俺の方が多く負担してるんだからな 」とか
「 私の方が負担が少ないから強く言えなくて 」なんてことも。

別財布にしていると「 俺のお金 」「 私のお金 」
意識がどうしても強くなってしまうんです。

一緒の財布にするということはこんな式になります。

夫のお金 + 妻のお金 = 家族のお金

 

こうすることで平等な家計が作れるんですね。
2人の収入をプラスしたものから
目標貯金額を先取りして
残りから家計のお金をすべてだす。
そしてさらに残りから平等にお小遣いを決める。

一緒の財布のデメリットとしては
隠れて何かできないことでしょうか(汗)
支出はすべてお互いが把握できちゃうので
例えば隠れて何かを買うとかできません。
ソッコーでバレます。

こんな理由から我が家では財布一緒にしてます。

何回も言いますが、財布が一緒でも貯金できない人もいますし
財布が別でもしっかりと貯金できる人もいるわけです。

大切なのは自分たちにあった方を選択すること。
そして自分たちにあった方法が見つかるまでは
色々と試行錯誤して失敗してみること。

 

 

アドバイス4『 食費は若干多いかなと思いました 』

 

最後に一つだけ。
そこまで問題な額ではないですが
食費は一人暮らしの方にしては多いかなという印象です。
もし可能なら節約してみましょうか。

ただ、食べることが好きなら問題ありませんよー。
家計を圧迫しているポイントが食費なら
問題なのですが、まみさんの場合はそこまで問題な額でもないので。

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目標年間貯金額を達成するための理想家計項目表

 

 

まみさんの場合は特にいじるポイントもありません!
水道光熱費は素晴らしい数値!
娯楽要素にかけるお金もすべて適正範囲内。

一番の改善ポイントは『 使途不明金をなくす 』こと。
まずはここからはじめましょう。
何にいくら使っているのかをまず把握。
そしてそれを徐々に減らしていって
最終的にはゼロにしましょう!

奨学金の返済は予算を3万円で組んでみました。
年間で36万円返済に回せます。

そして貯蓄を月15,000円。
これで財形貯蓄と従業員持株会とこの貯蓄を合わせて
全体の18%を貯蓄(投資)に回せます。

あとはボーナスの60万円。
これをどう使うか?
奨学金の繰上げ返済にあてるのか?
日々の娯楽費用にプラスするのか?
貯金に回すのか?

すべてに回すのが良いかもですね。
20万円ずつ回す。
繰上げ返済に20万円。
日々の娯楽に20万円。
貯金に20万円。

すると奨学金返済には年間で『 56万円 』回せることに。
4年弱完済できちゃいます。

貯金(投資)は年間で『 62万円 』
奨学金を完済する頃には250万円弱貯まっていることになります。
奨学金も返済しつつ貯金も増やす。

こんな感じはいかがでしょうか?



 

 

総合評価

 

 

まとめ


以上『 まみさんの家計診断 』でした!

『 明るい将来を描けないです 』とありました。
確かに将来のことを考えると不安ですよね。
ボクだって不安です!
けど一つ言えるのは楽しいことだってたくさんあるよってことです。

今はきっと不安要素しか見えなくなってしまっているのかも。
結婚後のお金の不安を和らげるためには
やっぱり家計管理力を磨くことが大切ですね。
そして自分でコントロールをできる範囲内で生活すること。

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ご応募ありがとうございました。
これからの生活に
少しでも役に立てたら嬉しいです。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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