


ボクは世の中で一番大切なものは『 ファイナンシャルリテラシー(お金の教養) 』だと考えています。
お金は人を幸せにもしてくれるし、不幸のどん底に叩き落とすこともできるからです。
この記事ではファイナンシャルリテラシーを磨くべき理由を過去に起こった事例を元に徹底解説してみました!
・借金がありいつも心がモヤモヤしていて、日々を心から楽しめない
・家計がその日暮らし状態で、貯金をすることができない
ファイナンシャルリテラシーを磨いてお金の不安やモヤモヤがないスッキリとした日々を過ごしましょう。
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目次
ファイナンシャルリテラシーってなに?

ファイナンシャルリテラシーとは簡単にいうと『 お金の教養 』です。お金全般の正しい使い方、正しい守り方、正しい管理方法など、お金全般のお金の知識をファイナンシャルリテラシーと言います。
たった5問であなたを診断!金融リテラシークイズ

ここで金融リテラシークイズを出題したいと思います!この問題は『 金融広報中央委員会 』が作成したもので、2016年に実施された『 金融リテラシー調査 』に付随したクイズになります。
全5問と簡単にできるものなのでぜひチャレンジしてみてください!
(金融広報中央委員会HPより引用させていただきました。)
問1、家計の行動に対する次の記述のうち、適切でないものはどれでしょうか
- 家計簿などで、収支を管理する
- 本当に必要か、収入はあるかなどを考えた上で、支出をするかどうかを判断する
- 収入のうち、一定額を天引きにするなどの方法により、貯蓄を行う
- 支払いを遅らせるために、クレジットカードの分割払いを多用する
- わからない
問2、一般的に「人生の3大費用」と言えば、何を指すでしょうか?
- 一生涯の生活費、子の教育費、医療費
- 子の教育費、住宅購入費、老後の生活費
- 住宅購入費、医療費、親の介護費
- わからない
問3、金利が上がっていくときに、資金の運用(預金等)、借り入れについて適切な対応はどれででしょうか。
- 運用は固定金利、借り入れは固定金利にする
- 運用は固定金利、借り入れは変動金利にする
- 運用は変動金利、借り入れは固定金利にする
- 運用は変動金利、借り入れは変動金利にする
- わからない
問4、10万円の借り入れがあり、借り入れ金利は複利で年利20%です。返済をしないと、この金利では、何年で残高は倍になるでしょうか。
- 2年未満
- 2年以上5年未満
- 5年以上10年未満
- 10年以上
- わからない
問5、金融商品の契約についてトラブルが発生した際に利用する相談窓口や制度として適切でないものはどれでしょうか。
- 消費生活センター
- 金融ADR制度
- 格付会社
- 弁護士
金融リテラシークイズ正解発表

お疲れさまでした、それでは正解発表です!
問1の正解は『 4 』
クレジットカードの分割払いを利用すると手数料が発生するため
支払いを遅らせるために分割払いを多用することは適切ではない。(金融広報中央員会HPより引用)
問2の正解は『 2 』
老後費用、住宅費用、教育費用は『 人生の3大費用 』といわれます。
(金融広報中央員会HPより引用)
問3の正解は『 3 』
金利が上がっていくときには、運用収入が増加するため
運用を変動金利にすることが適切。
一方借り入れについては、コストの増加を避けるため
固定金利にすることが適切。(金融広報中央員会HPより引用)
問4の正解は『 2 』
「72の法則」はお金が2倍になる年数がすぐわかる
便利な算式(72÷金利≒お金が2倍になる年数)
この算式に当てはめて計算すると、「2年以上5年未満」(金融広報中央員会HPより引用)
問5の正解は『 3 』
格付会社は、金商品または企業・政府などの信用状態について
評価を付与する企業であり、金融トラブル時に相談する窓口ではない。(金融広報中央員会HPより引用)
1問20点として100点満点中あなたは何点でしたか?
全国のテスト結果を、金融広報中央委員会のHPの情報を元にまとめてみますね。
・男性平均は『 53.6点 』
・女性平均は『 50.8点 』
平均でも半分の50点しか取れていないんですね。人生で最も大切な『 お金の教養 』なのにほぼ半数の人がよくわかっていないということ。
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僕たちはお金のことをひとつも学ばないまま大人になってしまった

現在では学校の教育にも『 お金の勉強 』が徐々に多くなってきているようですが、ボクら(30代以上)が子供の頃はお金のことを教えてくれるのってほぼ誰もいなかったように感じます。
学校でなんて何にも教えてもらっていないような、、、(汗)唯一お金のことを学ぶ存在の親や家族だってお金の教育を受けた人なんてほぼいませんから教えてもらったところで間違いだらけのことばかり。
こんな言葉が日本にははびこっていますよね。けどボクは子供にこそお金のことを勉強させて方が良いと思うんです。
そしてこの言葉ってこんな裏もあるのかなと。
ボクには1歳のムスコがいますけど、小さいうちからお金の教育はしていこうと思っています。何度も言ってしまいますが、人生で最も大切なことですからね。
40万ドル(4,400万円)を手にいれたホームレスの話

最近読んだ記事を紹介しますね。
最後の20ドルで人助けをしたホームレス。40万ドルの寄付金が集まる
簡単に説明しますと、ホームレスの男性が困っていたカップルに対して、持っていた最後のお金20ドルを渡してそのカップルを助けたそうです。
その行動に敬意を評したそのカップルはクラウドファンディングでホームレスの男性に寄付金を募集。
すると40万ドル(4,400万円)が集まりアメリカで話題になったんです。
しかし40万ドルという大金が集まったらカップルは自分たちの生活を豊かにするために使いはじめてしまい、ホームレスの男性には4分の1以下しか支払われていないようです。
現在は双方の主張が食い違っていて裁判になっています。これはまさにファイナンシャルリテラシー不足によるものかなと思います。しかもどちらともに!
まず、4,400万円という大金が集まるなんて想像していなかったカップルはお金に目がくらみ、豪遊をはじめてしまったこと。
そしてホームレスの男性は、最初にもらった25,000ドル(約280万円)を2週間も経たないうちに使ってしまったこと。
ファイナンシャルリテラシーがない人がいきなり大金を手にしてしまうとどう使っていいかわかっていないので『 今 』だけに焦点を当てて使いまくってしまう。
ホームレスの男性にしたら280万円はきっとそのままの生活をすることができたら1年以上は暮らせたのではないでしょうか?
それかそのお金でアパートを借りて身なりを整えて生活の基盤を作り、就職をして働くこともできたはず。
宝くじの高額当選者にのみ配布される幻の小冊子

日本の話をしましょう。日本には宝くじがありますよね。一等がが当たれば数億円!すごい夢があります。
しかし宝くじに高額当選したから人生が狂ってしまった人が多いようですね。
そんな事例が後を絶たないことから1000万円以上の高額当選者を対象にして『 【その日】から読む本。突然の幸福に惑わされないために 』という小冊子が配布されています。
要は人生を狂わせないために、お金の使い方や日頃の身の置き方を丁寧に説明したもの。
こんな小冊子ができてしまうのは高額当選したという人生で滅多に起こらない幸福な出来事を幸福なままにしてほしいという願いからでしょう。
大半の方が人生が幸福になるどころか、不幸になっているのでしょう。お金の正しい使い方を知らない人が大金を手にする。
どう使っていいかわからないから、どんどん『 今 』のために使ってしまう。
結果わずか数年で使い果たしてしまい、元の生活に戻る。戻れれば良い方で、高額当選の金銭感覚が抜けず借金を重ねて自己破産。
数千万円の退職金をたった数年で使い果たしてしまう定年退職者

退職金も同じようなものですね。現在は老後破産が増加しているようです。
退職金をもらい、悠々自適な年金生活を送るはずが現役時代の金銭感覚が抜けずに、わずか数年で使い果たしてしまい
また働かないといられない状況に陥ってしまう。
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ボーナスで何を購入するか、どこに行くかを考えている人は要注意

これらの問題って身近なところにも隠れています。例えばボーナスの使い道ですね。
年に2回まとまったお金がもらえるっていう夢のような制度!ボクも少額ですがボーナスもらっていたことがあり、少額とはいえめちゃめちゃ嬉しいものです!
けどこのボーナスの使い道『 もらったボーナスで今をどうやって楽しもうか 』に囚われている人は要注意です。
・ボーナスで何を買おうかな?
もちろんこれも大切なことです。ボーナスは人生を楽しむためにも存在しますからね。けど今を楽しむために全額を使い果たしてしまい後には何も残らないって方は要注意です。
まとめ

お金は使い方次第で天使にも悪魔にもなります。人生を苦しいものにしないためにもお金に支配された人生にしないためにもファイナンシャルリテラシーを磨いていきましょう。
遅いなんてことはありません。思った時から始めることが重要ですね。
お金の教養を身につけて、お金の不安のない日々を過ごしていきましょう!