【本質=シンプル】お金に振り回されない人になるための5のポイント

家計が常に赤字でどうしたらいいかわからない
お金の不安や悩みが常に頭から離れないよ〜
ダメだとわかっていてもお金を使いすぎてしまう

幸せにしてくれるはずのお金に振り回されてしまい、不安やモヤモヤが心にある方は意外に多いのではないでしょうか?

そんな方の不安やモヤモヤを少しでも軽くできたらなと、この記事ではお金に振り回されない人になるための5つのポイントを徹底的に解説してみました!

お金の悩みはボクらの脳機能まで低下させてしまうほど強烈なインパクトのあるものなんです。

お金の悩みを軽くしてお金に振り回されない人になっていきましょう!

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目次

結論『お金に振り回されない人になるための5つのポイント』

まずは結論から行ってみましょう

お金に振り回されない人になるための5つのポイント
『1』逆算力
『2』お金の実体化
『3』お金の有限感
『4』お金の見える化
『5』お金の共有

では1つ1つ見ていきましょう。

 

【1.逆算力】逆算して考えるということ

まず大事になってくるのがお金を逆算するということ。お金に振り回されてしまう方はこの逆算するのが苦手な印象です。

例えば10万円のアウターが欲しいと思ったとします。

逆算力のある人はこう考えます。

これ欲しい!けど手元にお金がないな〜。じゃー月2万円ずつ貯金して5ヶ月で10万円貯めよう!11月に購入するとして7月から貯め始めよう

目標に対して逆算して行動を決めて『今何をすればいいか?』に落とし込むわけですね。

こういうことをいうとよく言われることがあります。

でも5ヶ月もしたら季節が変わっちゃいますよね?在庫がなくなっちゃいますよね?

答えはこちら

冬にアウターが欲しくなることを先読みして準備を開始する

逆に逆算力がないとこうなってしまいます。

これ欲しい!けど手元にお金がないな〜。けどどうしても欲しいし10万円くらいカードでなんとかなるでしょう!うん大丈夫とりあえずポチっちゃえ!

目先の誘惑に対して対抗手段を持っていないので、未来のことはとりあえず置いておいてすぐに味わえる『今』の幸せに飛びついてしまいます。

結果的に借金が膨らんでしまい未来の自分を苦しめてしまうリスクが増加してしまいます。

大切なのは逆算して未来を考えること。

大きなことで言えば子供の大学入学までに1,000万円貯めないといけないから、子供が生まれてすぐに積み立てを開始するとか。

数年後にマイホームを購入したいから今から積み立てを開始する的な。

長期的な逆算が難しいなら半年、一年単位での逆算からはじめてみる。

 

【2.お金の実体化】キャッシュレス化が進む中で失われる『お金』という実態

現在キャッシュレス化がどんどん進んでますよね。

お金の現物がなくても買い物がカンタンにできちゃうという便利な世の中になってきているわけです。

けど、便利な反面お金という実態が失われていっているように感じます。

代表的なものでいえばクレジットカードですよね。

カードさえ持っていれば限度額までは現金を持っていなくても購入できちゃう。

実態がないのでお金を使っているという感覚が薄れていつもよりも多く使ってしまったり。

イギリスでインスタントクレジットカードの利用が拡大した際、1990〜2013年の間に個人債務は3倍以上に増加したというデータもあります。(データ引用元:MIND OVER MONEY(2017))

クレジットカードとかその他キャッシュレスの手段には『お金を使っている』という感覚を軽くしてしまう効果があるわけです。

大切なのはキャッシュレスで購入するときでも現金を失っているということを明確に意識すること。

それに効果があるのはやっぱり家計簿でしょう。

ボクはここ数年ほぼキャッシュレス生活をしていますが、使いすぎるってことはありません。

それはなぜかというと、きっと家計簿で逐一自分がいくら使っているのかを確認しているからでしょう。

カードで支払っているけど自分の稼いだお金が減っていっているということを常に感じながら使っているんですね。

翌月末の請求で青ざめないためにも『お金を使っている』という感覚は持ち続けていきましょう。

 

【3.お金の有限感】我慢できない大人が陥るマスコットキャラクターのような親しみ易い借金

子どものお金の教育で大切だと言われているのは『お金の有限性を意識させるということ』

お金はいくらでもあっていくらでも使えると思わせないことが大切のようです。

上限があって限りがある。その中で何をあきらめて何を購入するのか。

上限の中でどうやったら幸せになれる選択ができるのか。これは大人にも当てはまることだなと感じています。

無限にお金があるかのようにお金を使ってしまい、気づいたら借金が膨らんでいるなんてこともあり得るわけです。

それに拍車をかけているのは親しみやすすぎる多彩な借入手段の拡大ですよね。

特にクレジットカードの分割払いとかリボ払いは立派な借金なのに、まるで借金ではないかのように錯覚してしまいます。

その欲しいものが今なら月5,000円で購入できちゃいますよー

なんて具合に。

お金には悲しいですが限りがあります。その中でどうやって幸せになるのか?

どこにお金をかけてどこにお金をかけないのか?

上限の中で目一杯楽しむにはどうすればいいのか?

そんなことが大切です。

 

【4.お金の見える化】大切なのは実感すること。見えないことで陥るモチベ維持問題

貯金が続けられない理由の1つにモチベーションが維持できないというものがあります。

最初はやる気満々なのに1ヶ月、2ヶ月と経つにつれてモチベーションが低下していってしまい結局挫折してしまうというもの。

これの原因はきっと『結果が見えないから』というのが大きいように感じています。

頑張っても頑張っても結果がついてこないのなら続けていくことは難しいですよね。

大切なのは、目標の具体化して細分化して日々の暮らしに落とし込むこと。

そしてもう1つ大切なのが『見える化』

透明瓶や容器を貯金箱にすると、お金が「見える化」できて、おすすめです。

(引用元:10歳までに身につけたい子どもが一生困らないお金のルール この小さな知恵が、生き抜く力を育てます /青春出版社/三浦康司

これは子どものお金教育本に書かれていた文章なのですが、これはこのままボクら大人にも言えることだと思います。

透明な瓶ならお金が貯まっていく様子が一目瞭然なのでモチベ維持しやすいわけですね。

「やったーこんなに貯まった!もう少しでいっぱいになるぞ!」的な。

これを我々大人も参考にして結果の見える化をしてモチベ維持を目指しましょう。

貯金活動は超長期戦です。何十年スパンでやっていかないといけないことです。

毎月、半年、一年単位で成果を見える化してモチベ維持を図りましょう!

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【5.お金の共有】大切なのは共有すること。家族がわかってくれないときの対処法

「家計のことをあけすけに子どもに教えるのはちょっと・・・」とためらいがあるお父さん、お母さんもいることでしょう。

でも、自分の家の暮らしの現実を知ることは。決して悪いことでも悪影響でもないと私は思います。

むしろ、「えー、こんなに食事にお金がかかるの!」「稼いだお金の半分くらいは、生活のために使っているんだ!」ということを知れば、今まで以上にごはんを大事に食べるようになるかもしれません。

(引用元:10歳までに身につけたい子どもが一生困らないお金のルール この小さな知恵が、生き抜く力を育てます /青春出版社/三浦康司

家族間でお金の使い方への不満が出てきちゃうのはもちろん生まれ持った各個人の性質もありますが、それと同じくらい情報の共有がポイントになってくるのではないかと感じます。

共有されていないから不満が出てくる。

 

家計がカツカツなのに自分の好きなモノを我慢することなく購入する旦那さん。

家計が赤字なのにそんなこと気にせずカードで買い物をし続ける奥さん。

 

情報の共有は明確に伝えないと意味がないと思っています。

またそんなの買ってきて!うちは赤字なんだからそんなの買う余裕ないんだよ!

これでは漠然としすぎていて説得力に欠けるわけです。

大切なのはもっと踏み込んで具体的な数値の情報で話すことです。

うちの生活費はこれくらいで、貯金分を引いたら自由になるお金はこれくらいしかないの。あなたがそんなにお金を使ってしまったら自由になるお金どころか生活費とか貯金分が足りなくなってしまうの。

的な具合ですね。

そこで大切なのはやっぱり『定期的にお金に関する会議を開催すること』

これは家計再生コンサルタントの横山先生が紹介していたものでボクも真似しています。

定期的に家族でお金の話をするんです。それだけ。

今月は食費がかかりすぎたね、来月は頑張って予算内に納めようか
今月は電気代かからなかったね。来月もこの調子で行こうか
ボーナスは支払い分と貯金分を引いてこれくらい余ったから、これでみんなで旅行に行こうか。

などなど、お金の会話をタブーにしないでどんどん話し合うんですねー。

家計を透明化することでお金の使い方が家族でどんどん統一化してくるわけです。

 

自分のガラクタよりも他人のガラクタの方が気になる不思議

またそんな浪費して、、、ホント何考えてるんだか、、、

家族の買い物に関してこんなことを思ったことがある方は意外にも多いかもしれません。

そんな時に確認して欲しいことは『自分はどうですか?』ってこと。

人間というものは、自分のガラクタよりも、他人のガラクタの方が目につくのだ。

(引用元:より少ない生き方 ものを手放して豊かになる /かんき出版/ジョシュア・ベッカ-

人間は不思議なもので自分の落ち度よりも他人の落ち度の方が目につくんですよね。

もちろん家計の許容範囲を超えた浪費は悪でしかありません。

けど家族の浪費が気になり始めたら、まずは自分はどうなのかを自問自答してみましょう。

自分がクリアできてはじめて家族の番です。

 

勘違いしがちな【完全悪】としての浪費

節約とか家計管理に挫折してしまう方に共通することとしてこんなことがあります。

浪費=完全悪

ボクは浪費は悪ではないと思っています。

もっと正確にいうと『家計の許容範囲内の浪費なら全く問題なし』ってこと。

わかりやすいように極端な話をしてしまいますが、被服費を月に10万円使っていても、一定額貯金できていて家計が正常なら問題ないわけです。

浪費はむしろ必要です。だって貯金だけがすべての生活はつまらないじゃないですか。

だからボクがオススメしてるのは『浪費枠を作ること』

浪費の上限を決めてその範囲内で楽しむわけです。その範囲内なら何を買おうが問答無用でOK。

この浪費枠分も貯金に回せばもっとお金を貯めることができますが『NO FUN NO LIFE』ってことで。

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買い物依存症からの脱出。幸せを見出すポイントを考える

買っても買っても満足できない方はもしかしたら買い物依存症に陥っている可能性があります。

買い物依存症に関しては別記事で徹底解説していますのでこちらも合わせてどうぞ。
関連記事:もしかしたら買い物依存症かも?買い物依存症チェック&克服への6ステップ

それってなんでなの?っていうとボクがこういうことではないかと思っています。

おもちゃが3個しかなくて、この先も3個しかないと知っているなら、あるもので楽しむ工夫をする。

しかしどんどん新しいおもちゃが入ってくる状況だと、楽しむ工夫ではなくて次にやってくる新しいおもちゃに幸せを見出すようになる

(引用元:より少ない生き方 ものを手放して豊かになる /かんき出版/ジョシュア・ベッカ-

要は使うために購入するんじゃなくて、購入するときの幸福感を味わうために購入している。

だから買っても買っても満足できなくて、買い続けるしかなくなってしまうわけなのです。

買い続けることでしか幸福感を持続できなくなってしまう。

大切なことは『幸せを感じるポイント』をどこに置くのか?ということ。

モノは本質的に使うためにありますよね。

買うためだけでも飾っておくためでもしまいこんでおくためでもないわけです。

ボクがオススメなのは『使うことに幸せを感じるポイントを置くこと』

そうすれば古かろうが使うたびに幸せを感じることができる。こうなれば目新しいモノは特に必要なくなりますよね。

ボクはもうかれこれ8年以上同じブーツを履き続けています。

ですが飽きることはありません。それどころか年月が経つ度に愛着が湧き好き度が上がっています。

それはなぜかというときっと上記で解説して『幸せを感じるポイントが”使う”』にあるから。

このポイントが『買う』にある限り有限なお金がどんどん減り続けてしまいます。

 

まとめ:本質はいつだってシンプル

以上『【本質=シンプル】お金に振り回されない人になるための5のポイント』でした。

この他お金関係の記事でオススメの記事を紹介して終わりにしたいと思います!

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本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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