最近読んだ本にちょっと面白いことが書いてあったので紹介したいと思います。
内容はタイトルの通りでして、どうやら標準体型よりも少し太っていた方がむしろ健康的で長生きする確率が高いみたいなんですよねー!
今日はそんなことを家計管理と断○離に絡めて紹介していきたいと思います!

そんな方!
健康維持目的なら、もしかしたらそんなに標準体型とか痩せ型にこだわらなくても良いっぽいですよー。
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目次
【結論】標準よりも少し太っている方が健康的で長生きする

いきなりですがこの記事の結論からいってみましょう。
小太りの方が健康で長生きできることは、いまでは多くの調査結果でも明らかになっています。
メタボ健診を勧める当の厚労省でも、厚労省研究班の多目的コホート研究というのがあり、そこでは男性はBMI23〜26.9の人の死亡率が低いことが書かれています。
また、大阪大大学院の磯博康教授らの10万人調査では、循環器疾患全体でいちばん危険度が低いのは、男性でBMI23〜24.9、女性で25〜26.9 となっています。
さらに、東京都老人総合研究所の調査によると、腹囲85センチ前後、BMI23〜25の人の死亡率がいちばん低くなっています。
標準より太っている人の方が、健康的で長生きするのです。
ボクは正直痩せている方が健康的だと思っていたのでこの文章を読んだ時には衝撃的でした。
小太りの方が、メタボとされる腹囲85センチ前後の方がむしろ健康的だなんて、、、。
ちなみにボクは気を抜くとすぐに太っちゃうので日々ダイエット意識を持って生活してるのですが、ボクの身長でベスト体重とされてる68キロ前後にするのがめちゃめちゃ難しく(汗)がんばっても70〜72キロをいったりきたりしている状態でした。
BMIも22〜24をいったりきたりな訳なのですが、この本を読む限りはこれが【健康維持目的】ではベストということになるわけですね。
ただし、この著者の方は著書の中でこんなことも書いています。
BMIが30を超えて明らかな肥満で高血圧症などの症状がある人なら別ですが、30以下の小太りの人が無理してやせる必要はありません。
つまり健康を妨げる何らかの症状が出ている場合は例外ということですね。
ボクの小太りな父親がよく「俺は健康な肥満なんだ」と言っていたのですが、あながち間違いではなかったわけですねー。(すまぬ父よ)
関連記事:【厳選8選】幸せなれるお金の使い方&関わり方徹底解説!
ストイックすぎる健康維持活動はむしろ逆効果

2014年8月に発表されたカリフォルニア大学ローレンスバークレー研究所のポール・ウィリアムス氏などの研究調査では、運動量が増えると、心臓病による死亡リスクが低下することが明らかになりました。
運動すれば長生きできるわけです。
1週間に48キロのランニング、あるいは74キロのウォーキングを続けた人では、心臓病のリスクは65%低下したというのです。
(中略)
この調査では、それ以上の運動をした場合には、逆に心臓病のリスクが上昇することが明らかになりました。
つまり、運動のやりすぎはかえって身体に悪いというわけです。
運動ってやればやるほど良いって漠然と考えていたのですがそんなことなかったんですね。
例えば『フルマラソンに毎年参加しているとか健康的すぎて神かよ〜』なんて思っていたわけなのですが、それはかえって健康維持目的では逆効果の可能性があるってこと。
ここまではいきませんがボクも20代後半からランニングをはじめて、10キロのマラソン大会に数回参加したりしていました。
ボクもどちらかといえばストイックな部類の人種に入るのかな〜なんて勝手に自分で思ってるので気をつけなくてはいけません。
健康になるために良かれと思ってやっていたことが、かえって健康に良くない可能性があるわけですからね。
健康維持もボランティア活動もほどほどが肝心?!

以前読んだ『GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代 /三笠書房/アダム・グラント』という本にこんなことが書かれていました。
年間ボランティア時間が100時間以上800時間未満の人は、100時間未満の人より、そして800時間以上の人よりも人生への満足度が高かった。
つまりボランティアもやらなすぎてもやりすぎても幸福度が下がる。
良かれと思ってやっていても、やりすぎるとむしろ人生の幸福度が下がってしまう。
何事もほどほどが肝心なのかもですねー。
ストイックすぎる家計管理&断○離も然り

これは家計管理&断○離活動も然りですよね。


これはストイックにやりすぎたせいで、本当の目的を失ってしまったからかなと思います。
なぜ家計管理とか断○離活動をするのかというとこんなことだとボクは考えています。
そのために家計管理とか断○離という手段があるんだけど、いつの間にか『お金を貯めること』と『モノを捨てること』がメインテーマになってしまったわけですね。
そして自分よりも貯金している人、自分よりもモノが少ない人と比較して、いつしか自分じゃなくて誰かが設定した『ゴール』に向かって走り始めちゃう。
結果自分たちの理想ではなく誰かの理想の暮らしを追いかけまくり逆にストレスが溜まる。
もちろんこういう過程って自分自身のレベルアップにつながりますよね。
けどやっぱり『目的』と『手段』の違いを明確にしながらがんばらないと、ストイックになりすぎて逆に本来の目的の『幸せ』から遠ざかっていってしまうかもしれませんね。
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ただし、抜きすぎてお金の不安から逃れられなくなるのもメンタルに良くない影響あり!!

けどやっぱりお金の不安はボクらのメンタルに悪影響ありまくりなのでほどほどに家計管理はしときましょう。
お金の心配がある人は脳内の「帯域幅」が狭くなって他の物事に集中しにくくなる。
ムッライナタンの研究によって、帯域幅の縮小が測定可能な知能の低下に繋がり得ることがはっきりした。
誰でも知っている通り、一晩中無理に起きていると、翌日はまともに頭が働かない。
ムッライナタンの研究によると、欠乏が思考に及ぼす打撃は、徹夜効果の80%に相当する。
(引用元:MIND OVER MONEY 193の心理研究でわかったお金に支配されない13の /あさ出版/クラウディア・ハモンド/2017
)
お金の欠乏感を感じることが恐ろしいことってことがわかりますよね。
つまりお金の不安とか「お金がない」という思いが慢性的にあると、徹夜した後レベルで脳機能が低下しちゃって正常な判断が難しくなってしまうということ。
お金に困っている人ほど怪しい儲け話を信じちゃうっていうのはまさにこの効果なのかもしれませんね。
キッチキチにやるのも良くないけど、やらなすぎるのも良くない。
1円単位で家計簿をつけるんじゃなくて1,000円単位くらいでほどほどに家計を管理していきましょうってことですね。
ちなみにボクも一応実際に使った金額を1円単位で家計簿には書いてますが、その後の集計で多少金額が合わなかったりしても気にしないようにしてます。
会社の帳簿とかではないですからね、多少合わなくても全体像をつかめればそれで十分です!
関連記事:目指すは【お金の奴隷】からの解放!たった3つの家計管理の基本
まとめ

この記事をサクッとまとめると
以上『【何事もほどほどが肝心】標準より少し太っている人の方が健康的ってホント?!』でした!