


そんな方の何かお役に立てればなと『なぜお金が貯まらないのか?』についての記事を書いてみました!
・貯金が苦手な人が貯金を増やすために大切なことがわかる
・家計簿とか先取り貯蓄よりも大切なことがわかる
借金260万円の浪費家から節約家に転身し趣味でFP2級を取得したボクが、なぜ貯金が増えないのか?について徹底的に解説してみました!
お金に関するモヤモヤや不安を解消させてスッキリとした日々を過ごしませんか?
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目次
結論【食わなきゃ痩せる】

まずはじめにひろゆきさんの著書『これからを生きるための無敵のお金の話』より一文を引用させていただきます。
家計簿アプリって使ったことありますか?
お金を貯めたいから家計簿をつける、というのが一般的な理由かと思うんですが、これって要は、ダイエットするときに、何を食べたかを記録することと一緒ですよね。
そうではなくて「食わなきゃ痩せる」じゃないですか。
「何食べたか記録しています」。そうじゃなくて、本当に痩せたいなら食べる量を減らせばいいだけです。
お金を貯めたいのなら、お金を使わなきゃいい。それだけなんです。
(引用元:ひろゆき(2019)『これからを生きるため無敵のお金の話』興陽館
)
まさになぜ貯金ができないのか?の核心的な部分であると思っています。
収入と一緒かそれ以上のお金を使ってしまうから貯金がなかなかできない状態になってしまう。
収入よりも支出を下げることができれば、たとえ少額でもお金が貯まっていくわけですね。
もう一つ、お金に関する書籍であります『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』の一文を紹介させていただきますね。
確実にダイエットに成功する方法は、1日の消費カロリー以下に食事の量を抑えることです。
こうすれば、生理学的に動物は必ず痩せます。
それができないのは、人間にとって、食べることが快楽だからです。
(引用元:橘玲(2015)『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ』幻冬舎
)
本質的には超カンタンなはずの『ダイエット』『貯蓄』『片付け』がなぜこんなに難しくて大変なのか?
それは食べること、お金を使うこと、物欲を満たすことが人間にとって快楽なんですね。
そして現在はストレス社会なわけです。生きてるだけでストレスが溜まっていく、そんな日々なわけですよね。
そんな慢性的なストレスを発散させるため、ひとときでもストレスを忘れたくて快楽を求める。
ダメとはわかってはいても食べてしまう。
ダメとはわかっていてもお金を使いすぎてしまう。
ダメとはわかっていても物欲を満たすために衝動買いを繰り返しちゃうわけなんですね。
貯金を増やすために超大切なこと

とはいえ、やっぱりダイエットも成功したいし、先行きが不透明すぎる現代では貯金だって増やしたいですよね。
そのためにボクが大切だって思うことを紹介していきたいと思いますよー。何か少しでも参考になりそうな部分があったらぜひ実生活に落とし込んでみてください。
生活水準を上げない
一般的に昇進したり転職をして収入が上がったらこんなことが当たり前ですよね。
相応の広さの部屋に引っ越して、相応の車に乗って、相応の場所で食事をして、相応のモノを持つ。
しかしこれがなかなか難しいところなんです。
生活水準を上げちゃうと下げるのは大変です(汗)
そして終身雇用が崩壊しつつある現在、今後の世の中がどうなっていくのかはホント予測できないですよね。
もちろんベーシックインカムなんて良さげな考え方もあるわけですが、逆だって十分に起こりうるわけですよね。
最小限のコストで生活することを自分の中のスタンダードにしておくこと。これは今後の人生のリスクヘッジになるのではないかって思っています。
あとは収入が増えて生活コストはそのままだと単純にこれまで以上に貯蓄や投資に使えるお金が増えるわけですからね!
収入のパイプを増やす

専業主婦を養うことは、究極の贅沢です。
日本のサラリーマンの生涯年収は3億〜4億円とされていますから、専業主婦になるのは3億円をドブにしてるのと同じことです。
もちろん贅沢をするのは個人の自由ですが、それが資産形成と相容れないことは覚えておきましょう。
(引用元:橘玲(2015)『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ』幻冬舎
)
この一文を読んだときは衝撃でした(汗)
年金の減額リスクとか社会保険料上昇リスクがある現在では、もう専業主婦という生き方は相当なリスクになるということですね。
ボクは現在思うのはやっぱり【収入のパイプを増やす】ってこと。
奥さんも何らかの形で働いて収入を得て、旦那さんも奥さんも必要ならば副業もやっていく。
ただし、生活を犠牲にしてまで収入を増やそうとするのは違うのではないかと思うんです。
そんなときは誰かと比べることなく、自分たちのベストな収入を得て、その中で我慢することもあると思うけど楽しみながら暮らせる生活コストを考えるってこと。
ダブルインカムが当たり前になったら『育児は奥さんが』という考え方は通用しない
となるともう育児は奥さんがやるという考え方は通用しなくなっちゃいますよね。
だって奥さんも働いているんだから。
これからは2人で稼いで2人で家事をやって、2人で育児をしていく。
そんな時代なのかなと思うわけです。
お金を使わなくても過ごせる人は最強

日々のストレス発散をするために5万円必要な人と、1万円必要な人と、1,000円必要な人と、お金がなくてもストレスを発散できる人がいたとしたら、当たり前ですがお金を使わない人の方が貯蓄を増やしていけますよね。
楽しむことに常にお金がかかる人というのは、休日がある限り、お金をずっと払い続ける人生なわけです。
(引用元:ひろゆき(2019)『これからを生きるため無敵のお金の話』興陽館
)
とはいえ人生は貯蓄がすべてでは全くないですよね!
だって老後のために今を我慢して過ごすなんてなんか違う気がします。
けどボクら世代は年金制度が不安定なので年金だけに頼れない現状!
不満ばかり言っていても何も始まらないわけです。だからボクがオススメなのは『回数を減らす』ってこと。
たとえば年12回旅行に行きたい!って方は回数を減らして8回くらいにしてみるとかそういうこと。
楽しみは絶対になくしちゃダメ。けど将来にも備えないといけないから、回数を減らしてその浮いた分を将来の自分にとっておく。
そんなことが大切ではないかなと思います。
幸せを感じるかどうかは【絶対的】なものではなく【相対的】なものである?!

幸せを感じるかどうかは、割と相対的な、周りとの比較で決まってきます。
つまり、自分がどう思うかで決まるってことなんです。
(引用元:ひろゆき(2019)『これからを生きるため無敵のお金の話』興陽館
)
周りと家の大きさとか比べちゃったり、持ち物を比べちゃったりするのはこの『相対的』な物の見方ですよね。
誰かよりも上なら幸せ。
けどこれって上には上がいるので永遠に続く消耗の激しいレースなわけです。
もちろんこれで自分を磨いていけるってパターンもあるとは思うんですが、ボクがオススメなのはこういう競争から降りちゃうこと。
身近なものでいうなら持ち物競争ですかね。
誰かが持ってるから私も買わないととか。これは競争してるからいつまでも終わりがないわけです。
ここから降りちゃえばお金かからないし自分の持ち物を愛せるようになるし最高です。
『誰かが考えた幸せ像』を必死に追い続けるのではなくて『自分や家族が考える幸せ像』を必死に追い続ける方が人生の満足度も上がるのではないかと思うんです。
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とはいえお金を使っちゃう人に意識してほしいこと

とはいえやっぱりお金は使っちゃうよねーって方に意識して欲しいことがあります。
時間割引率が高いってどいういうことかというと『将来の価値よりも現在の価値を優先してしまう』ってこと。
例えば太るとわかってはいても間食をやめられない。
これは目の前にあるお菓子を我慢することで将来理想の体型を得られる確率が上がるけど、目の前のお菓子を食べることで得られる満足感っていう価値を優先してしまうわけです。
つまり『将来の理想の体型<目の前のお菓子』になってしまうってこと。
『将来の〇〇万円の貯蓄』<『目の前の欲しい物』
お金でいうとこんなところ。
なのでまずはこの『時間割引率』を日常で意識してみませんか?
何かが欲しくなったりやりたくなったら一度立ち止まって考えてみるんです。

当たり前のことを当たり前にやることの難しさ&大切さ

当たり前のことを当たり前にやること。
これってめちゃめちゃカンタンそうなんですけど、実は超激ムズだったりします。
当たり前のように部屋の掃除をしていれば部屋が散らかることはないわけですよね。
当たり前のように間食やめればダイエットの成功率が上がりますよね。
当たり前のように毎月1万円でも貯金しておけばお金って貯まりますよね。
けどこれが難しい!!!!!!
気持ちめちゃめちゃわかります。ボクもたまにできなくなることあります。
でもやっぱりこの当たり前のことが大切で、これが目標達成の1番の近道になのも事実なんです。
当たり前のことを当たり前にする。
この難易度を下げてくれるのがボクは『セルフコントロール力』だと思っています。
小手先のテクニックよりもセルフコントロール力アップを目指すと良いかも

セルフコントロール力って何かと言うと『自分を律する力』のことです。
けどこのセルフコントロール力は体力のようなもので、使えば使うほどに消耗していくことがわかっています。
以前読んだダニエル・カーネマンさんの著書『ファスト&スロー あなたの意思はどのように決まるか? (2014) 早川書房』の中で紹介されていた実験を紹介します。
刑務所の仮釈放判定人の許可を出しやすくなる時間を調べたというもの。
仮釈放判定人が最も許可を出しやすくなる時間帯は『休憩直後』だそうです。
仮釈放が認められる確率は通常で35%前後なのですが、休憩直後は65%にも上昇したとのこと。
つまり何が言いたいのかというと、疲れが溜まってきたときに判定人は申請を却下するっていう安易な判断をしやすくなるということ。申請を許可するには責任が伴うわけですからね。
逆に休憩をしてセルフコントロール力が回復している時は、頭をフル稼働できるのでしっかりと考えて仮釈放を許可するかどうかを吟味できるということ。
日常でなるべくセルフコントロール力を温存する方法とは?!

ここでボクが大切だと思っているのはこちら。
そのために有効だなと思うのは『日々のルーティン化』です。
要は日常をルーテイン化しちゃって無意識に日常のやることを消化できるようにしちゃうってこと。
そうすれば無駄にセルフコントロール力を消耗しなくてもよくなるのではないかと思います。
ちなみにボクはというと日常生活はほぼルーティンです!
毎日同じ時間に同じことをして過ごしてます。一見すると超退屈な日常のようなのですが、不規則な日々を送っていた頃に比べて充実しています。
要はやるべきことを効率的に消化できるようになるので、無駄な時間が削られて自分がホントにやりたいことに使えるようになるからです。
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『欲しいものを買う人』から『必要なものだけ買う人』へ

「必要なもの」と「欲しいもの」の違いを知る
お金に縁のない人は、この二つが一緒だと思っている。
(中略)
多くの人は、欲しいものが必要なものと勘違いする。
そして、これがなくてはいけないものだと自分や家族に信じ込ませ、それを買う。
(引用元:本田健(2006)『ユダヤ人大富豪の教え』大和書房)
これはボクが日々意識していることなのですが、常に自分が今買おうとしているものは『欲しいもの』か『必要なもの』かを確認するようにしています。
昔の浪費家時代の自分も含め貯金ができなくて悩んでいる方は、おそらくここでつまづいてしまっているのかなって思うんです。
ボクが浪費家から卒業しようとしてまず部屋の美部屋化からはじめた時に、自分でも引くくらい感じのは『使っていないモノ』の多さでした(汗)
買ったけど使っていないモノだらけだったわけですねー。
これがつまり上で引用させていただいた『欲しいもの』と『必要なもの』の違いだと思います。
浪費家時代のボクは自分に「これは絶対に必要だ」と信じ込ませて、生活に必要じゃない『欲しいもの』を大量に買い込んでいたんです。

そう思っている方はこの二つの違いを意識してみて、何か新たにモノを購入する際は自分と会議をしてじっくりと考えてみましょう!
まとめ:小さなことをコツコツを積み上げよう

以上『『あなたはなぜお金が貯まらないのか?!』を徹底的に解説してみた』でした!
最後にこの記事中で引用させていただいた書籍のリンクを貼っておきますね。
気になった本があればぜひ読んでみてください!