


今日は家計相談のコーナーです。
お金のことで悩んでいる方から家計資料をいただいて
家計の問題点の修正、そして家計の問題を解決する予算表を提案。
ミニマリスト系家計アドバイザーのボクがあなたの家計を再生させます!
この内容を読んで
他の人はお金のどんなことを悩んでいるのか?
そしてそれをどうやって解決していけば良いのか?
そんなことを感じてもらえたら嬉しいです!
そしてこの記事を読んで何かを得ることができたら
ぜひ自分の家庭に応用してみてください!
今回は『 旦那さんの1歳のお子さんがいる22歳女性ぽんちゃん 』さんからのご相談です。
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目次
相談者さんの基本情報

リムベアーに相談したい悩み
クレジットカードやローンの返済額が大きくて毎月給料が入っても手元に残るのは多くて3万ぐらいで、その残ったお金は全て食費に回されます。
なので毎月お小遣いは設定していませんが、必要なものが出てくるとお金がないためクレジットカード払いで済ませてしまい、どんどん借金が増える一方で返済が終わりません。
①少しでも減らせるところがあればと思い節約術などを読んで光熱費など節約できるところはしているつもりなのですが(シャワーヘッドを変える、エアコンの温度設定の見直し、お風呂に入る回数を減らしてシャワーにする、冷蔵庫の開け閉めを最小限に等)それでも電気代がなぜか高くついてしまい原因がよくわかりません。
また、他に減らせるところといえば通信費だと思うのですが、夫に説明してもあまり理解を示してくれずこっちもだんだん嫌になってしまい結局そのまま、、という感じです。
②クレジットカード払いが多すぎて、これからどう管理していけばいいか分かりません。
増やさないのが一番いいのは分かっているのですが、クレジットカードを使わずに残ったお金で生活するとなると食費を削ることになってしまうのですが、やはりそれも仕方がないことなのでしょうか。他にいい方法があれば教えてください。
③シャンプーや洗剤、日用品など、どうせ買うなら長持ちしたり評価が良くて身体にいいものを使いたい派なのですが、節約のためにはこだわりを捨てて安く手に入るもの買った方がいいのでしょうか。
現在の月々の家計支出状況

リムベアーからのアドバイス

ぽんちゃんさんの家計の良いところ
児童手当の月15,000円を全額貯金しているということでとても良いことだと思います!
そうなんです、児童手当は基本的に全額貯金がベスト。そのまま貯め続ければ最終的に200万円弱のまとまったお金になるのでホント助かりますよねー!
そして住居費が全体の『21%』と低くて良いですねー。住居費を抑えられる方は家計的に強いです!
やっぱり住居費って相当な割合を占めちゃうので、ここを抑えられる人と抑えられない人とでは生涯を通じたら何千万円単位で変わってくることすらありますからね。
現在ぽんちゃんさんは1歳のお子さんがいるとのことで家事に育児に家計管理にとなかなかハードな日々を送っているのではないかと想像できます。
今後のぽんちゃんさんの家庭の日々がもっと良いものになるようにこの家計診断が少しでも役に立てたら嬉しいです!
アドバイス1『 現在は【身の丈以上の暮らし】になっている可能性あり 』
まずはやはり家計を圧迫している1番のポイントは『月8万円の借金返済』になるかなと思います。
借金返済が全体の33%となかなかの割合を占めてしまっています。
・リボ払い 26万円
合計 266万円
住居費が5万円。そして借金返済が8万円。合計すると『13万円』で収入の残りは11万円。
要は残りの項目を11万円でやりくりしなくてはいけないというなかなかの家計難易度になってしまっています。
そしてお金がないとクレカ払いで済ませてしまうということですので、現在のぽんちゃんさんの家計は『身の丈以上』つまりは収入以上の生活をしてしまっているのかなと思われます。
現在のままの暮らしをしてしまうと、ぽんちゃんさんも感じているように借金が雪だるま式に増えて続けてしまう可能性があるので、ぜひこの機に家計の見直しをやっていきましょう。
アドバイス2『 今は奥さんが働けない時期なので辛抱の時期ということをまずは認識する 』
ですが現在は小さいお子さんがいるので奥さんが働くことができず、世帯収入が減っている時期。
これは仕方ない時期なんです。また奥さんが働けるようになれば家計の健全化は今のように難しくないです!
なので今は辛抱の時期ということをまずは理解しましょう。

ってことではないので注意してくださいね!

ということなんですね。
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アドバイス3『 「お金がないからクレカを使う」はなかなかリスクのある行動なので注意が必要です 』

クレジットカードやローンの返済額が大きくて毎月給料が入っても手元に残るのは多くて3万ぐらいで、その残ったお金は全て食費に回されます。
なので毎月お小遣いは設定していませんが、必要なものが出てくるとお金がないためクレジットカード払いで済ませてしまい、どんどん借金が増える一方で返済が終わりません。
クレジットカードで一番やってはいけないことがあります。
これはなぜやってはいけないのかというとどんどん膨れ上がっていってしまうからなんですね(汗)
例えば今月きついから2万円分クレカ払いをしたとします。
けど収入状況は変わらないわけなので来月も2万円足りなくなる可能性がありますよね。
さらにプラスして借金返済分が支出としてプラスされてしまうわけです。こうなると借金を辞めれない負のループに突入しちゃうんです(汗)
『お金がない』そう感じたら、足りない分を借金するんじゃなくて、節約&生活コストの見直しがベストです。
アドバイス4『 電気代節約の基本をおさらいしてみよう 』
少しでも減らせるところがあればと思い節約術などを読んで光熱費など節約できるところはしているつもりなのですが(シャワーヘッドを変える、エアコンの温度設定の見直し、お風呂に入る回数を減らしてシャワーにする、冷蔵庫の開け閉めを最小限に等)それでも電気代がなぜか高くついてしまい原因がよくわかりません
現在小さいお子さんがいますのでなかなか難しい部分ではあるとおもいますが、現在の家計状況を考えると少しでも削りたい部分でもありますよね。
現在のぽんちゃんさんの電気代は『月1万円』とのこと。となると根本的部分の見直しが必要な時期なのかもしれません。
一般的に電気代の高い言われている家電は『エアコン』『洗濯乾燥機』『食器洗い乾燥機』『冷蔵庫』(データ引用元:エネチェンジ公式HP)
この辺の電気代の高い家電の使い方の根本的な見直しが必要かもしれないですね。この中でもおそらく一般的なのは『エアコン』かな?と思います。
ただこれからの時期は熱中症などの心配もありますので、特にお子さんがいる家庭での過度な節約は絶対NGです。
電気代の節約は上で紹介した『エネチェンジ』さんのHPでめちゃめちゃ詳しく解説してくれていますので、こちらのHPを参考にして基本をおさらいしてみてはいかがでしょうか?
オススメサイト:10万円以上節約できるかも!?効果的な24の電気代節約術
アドバイス5『 高額な通信費の節約は必須項目かも 』

他に減らせるところといえば通信費だと思うのですが、夫に説明してもあまり理解を示してくれずこっちもだんだん嫌になってしまい結局そのまま、、という感じです。
現在のぽんちゃんさんの家計の通信費内訳は以下の通り。
・妻携帯 2,000円
・夫の携帯&ipad端末代6,000円
・ポケットWi-Fi 4,000円
・インターネット 3,500円
合計 22,500円
ぽんちゃんさんのいう通り現状では通信費の削減が必須ポイントなのかな〜って感じますね。
ボクがもし現在のぽんちゃんさんと同じ状況だとしたらこうします。
・妻携帯 2,000円
・夫の携帯&iPad 端末代 6,000円
・ポケットWi-Fi 解約 0円
・インターネット 3,500円
合計 13,500円
もちろん人生を楽しむためにはipadとかポケットWi-Fiも必要です。
けど現状では『贅沢品』となってしまうのかなと感じます。
旦那さんを説得するためには『具体性』と『明確さ』が必要かも
以前こんな記事を書きました!
オススメ記事:【旦那の浪費暴走放っておくと危険】浪費暴走を止めて人生変える6つのコツ
この中でも紹介しているのですが、やっぱり旦那さんって家計管理に参加していない旦那さんならなおさら『無駄遣いを無駄遣いって思わずに』してるんですね。
なぜかというと『このくらい大丈夫でしょ』って想いがあるから。
要はよくわからずに家計を赤字に追い込んじゃっているんです。そこで大切なのは現在の家計状況を『具体的に』かつ『明確に』知ってもらうこと。
けど旦那さんはきっと家計管理はキライでやりたがらないと思います(汗)
なのでその『具体的に』かつ『明確に』するには奥さんが家計管理を極めるしかないのかなと思ってます。。。。
現在忙しい状況ではあると思うのですが、ぜひ家計管理に本腰を入れてチャレンジしてもらい、旦那さんに家計の現状をばっちり理解してもらい、納得してもらいませんか?
アドバイス6『 食費を削ることはできれば避けたい行動のひとつ 』
クレジットカード払いが多すぎて、これからどう管理していけばいいか分かりません。
増やさないのが一番いいのは分かっているのですが、クレジットカードを使わずに残ったお金で生活するとなると食費を削ることになってしまうのですが、やはりそれも仕方がないことなのでしょうか。他にいい方法があれば教えてください。
ボク的には食費を削ることはオススメしません!
というのもボクらが日々幸せに生活する中で最も大切なのが『食』だと思っているからです。
仕事をするためにも、家事をするためにも、育児をするためにも、体が健康であって初めて全力を出せるわけです。
食を削ってしまうと、最悪の場合不健康になってしまい医療費がさらにかかるなんてこともあるかもしれません。
もちろん必要上の『食』に関しても不健康の元なので気をつけないとなのですが、減らしすぎも良くありません。
なので食費に関しては自分たちが健康でストレスなく暮らすことができる『最小限の食費』を探ってもらい、その額を予算として設定してやりくりすることがオススメです!
アドバイス7『 もちろんこだわりのモノを使いたいけど、現状で優先するのは「家計の健全化」 』
シャンプーや洗剤、日用品など、どうせ買うなら長持ちしたり評価が良くて身体にいいものを使いたい派なのですが、節約のためにはこだわりを捨てて安く手に入るもの買った方がいいのでしょうか。
もちろん高いけどこだわりのモノ、良いモノを選ぶのはボク自身大切にしていることの1つです。
しかしそれは『家計が健全な状態にある』ということが必須項目かなと思います。
要は現在は体に良いもの、長持ちするものを借金して買っているということになってしまうわけなんです。
それは未来の自分たち家族の状況を刻々と悪化させていってしまうということに繋がってしまうんです(汗)
そう考えると今は『割り切ること』が必要かもしれません。とはいえこれは上記の章で解説している通り『今』限定です。
家計が健全化されたらまたこだわりを持ってモノを買い始めたらいいんですね。
ちなみにボクが借金まみれの浪費家時代に常に意識していたことはこんなことでした。
こだわるために『今』を我慢してみませんか?
アドバイス8『 節約には限界がある。奥さんが働くこと&旦那さんの副業も視野に入れていきましょう 』

とはいえ節約には限界があるんです(汗)あるレベルまでは効果は抜群です!しかしレベルが上がっていくと伸び代も小さくなっていってしまう。
これは節約が意味ないといっている訳ではないんです。ボク的には『節約』は日常のムダなモノを削ぎ落とす絶好のチャンスだって思っています。
けど限界がある。
じゃーどうするか?それは『収入アップ』です。
でもまずは支出の見直しが最重要任務になります!
なぜなら支出管理ができていない状態で収入が増えても、おそらく生活が豪華になっただけで状態は改善されないから。
ここが難しいところなんですよね(汗)
計画なしで収入が増えるとその分生活水準を自然にあげちゃうんです。。。

なんてことになりかねません。
現在は『お小遣い』『被服費』『外食費』などの『娯楽費』がほぼ削られてしまっていますが、やっぱり節約とか家計管理には日々の楽しみが必須です。
現状ではなかなかこれらの娯楽要素のある項目にお金をかけられないのですが、これが長期的に続くとストレスが増え続けることが予想されます。
なので日々に『楽しみ』をつくるためにも収入アップが必要かなと思っています。
アドバイス9『児童手当はリボ払いの一括返済に充てるのも手段の1つ』
現在は児童手当には手をつけず全額貯金しているとのこと。
これはとても良いことなのですが、現状は毎月毎月クレカのリボ払いで借金が増え続けているとのこと。
もちろん児童手当はお子さんのために貯金しておきたいのですが、今最も大切にするべきは『日々の収支の0円化』かなと感じます。
要は現在の『収入ー支出=マイナス』を『収入ー支出=0』にする!
なので今は少しでも借金を増やさないこと、そしてリボ払いだけでも完済して、日々の借金返済の比率を下げることが先決なので『児童手当』の貯金を日々の借金返済にあてるのも1つの手段です。
どうしても心が痛む場合は『借りる』ということにしてみてはいかがでしょうか?
お子さんからお金を借りる。
必ず家計管理が上手にできるようになって、今は収支がトントンでも将来的にはどんどん貯金ができる人になる!そうなった時に必ず子供に返す。
アドバイス10『『家計管理スキル』は家族への最高のプレゼントになる』
ボクはそう考えています。
家計管理スキルを磨けば『お金を適切な場所に適切な量配置して、不適切な場所には一切配置しない』そんなことができるようになる!
さらに『将来に備えて貯金をしながら家族旅行などのお金も計算することができるようになる』
そして家計管理スキルを磨けば子供にお金に対する考え方とか関わり方を教えることができちゃうわけです!
目標年間貯金額を達成するための理想家計項目表
こんな予算を立ててみました!
浮いた13,000円は予備費としましょう。これはクレカでの決済を防ぐためです。
そしてクレカはできれば上手に使えるようになるまでは『解約』がベストですね。
あとはぜひ『収入アップ』を目指してみませんか?
やはり収入24万円に対する『月8万円』の借金返済はなかなかヘビーですのでぜひ一度旦那さんと話し合ってみてください。
もしも収入アップがどうしても難しい場合は『住居費の削減』も良いかもしれません。現状のままでも良い数値なのですが、例えば『県営住宅』『市営住宅』などへの住み替えを検討してみてください。
あとはぜひこちらの記事を参考にしてもらって『家計管理スキル』を磨いていきましょう!
関連記事:お嫁に行く前に身に付けたい!家計管理力を身につける9つのポイント
今後我慢することも増えてきて辛いこともあるかもしれませんが、22歳という『今』意識を変えることができれば今後30代、40代になった時にほぼ確実に「あの時頑張ってよかったな」と思えるはずです!
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まとめ
以上『 ぽんちゃんさんの家計診断 』でした!
この度はご応募ありがとうございました。
これからの生活に、少しでも役に立てたら嬉しいです。
お金の悩みを最小限にして、スッキリとした日々を過ごしちゃいましょう!