


先日インスタグラムのDMに「旦那さんの浪費をやめさせるにはどうしたらいいのか?」という相談をいただきましたので、この記事では【浪費旦那の暴走を食い止める方法】をボクなりに考えてみたいと思います!
・旦那さんに浪費を許さない家計管理の方法
・旦那さんに協力的になってもらうたった1つの方法
浪費家が家族にいるということは、財布に穴が空いているようなものなんです(汗)
早急に手を打って家族の未来の幸せを死守しましょう!
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目次
今回いただいた相談内容まとめ

突然のメッセージ失礼します。
旦那は趣味や飲み会、タバコ、お菓子や飲み物の購入などで毎月5〜10万円ほど使っています。
それが家計を圧迫していまして、子供2人と夫婦の4人で食費や雑費を3万円ほどでやりくりしています。
この状態は良くないので何度も相談してはいるのですが、プライドが高く全く聞いてくれず改善もしてくれません。
こんな旦那にお金の使い方を改めさせるためにはどうすればいいでしょうか?
(※プライバシー考慮のため、原文ではなくボクが文章をちょっと変えています)
このような内容のDMをいただきましたのでこの方の今後の対応策になるように、また、おそらく旦那さんの浪費で悩んでいる方って結構多いと思いますので、旦那さんの浪費に悩む多くの方に向けて様々な角度から対応策を考えていきたいと思います。
なぜ『旦那さん』は家計管理がキライで、浪費してしまうのか?

そもそも男性って家計管理とかが苦手で避けてしまう傾向があるように感じますよね。
ボクも「なんでなんだろうな?」ってずっと思ってまして色々調べたりしていたんです。
そこで以前読んだ本に「もしかしたらこれも家計管理キライの1つの要因なのかな?」ってことを発見したので紹介させていただきますね。
これは昔の『武士』に関して書かれた本に書いてあった内容です。
武士道が損得勘定を考えず 、むしろ貧困を誇るからである 。
(引用元:新渡戸稲造、岬竜一郎(2005)『武士道 いま、拠って立つべき”日本の精神”』PHP文庫)
武士は金銭そのものを忌み嫌う 。金儲けや蓄財を賤しむ 。武士にとってそれは真に汚れた利益だったからだ 。
(引用元:新渡戸稲造、岬竜一郎(2005)『武士道 いま、拠って立つべき”日本の精神”』PHP文庫)
何よりも金銭を惜しんではならない 。富は知恵を妨げる
(引用元:新渡戸稲造、岬竜一郎(2005)『武士道 いま、拠って立つべき”日本の精神”』PHP文庫)
経済のことを口にすることは下品とされ 、金銭の価値を知らないことはむしろ育ちのよい証拠だった
(引用元:新渡戸稲造、岬竜一郎(2005)『武士道 いま、拠って立つべき”日本の精神”』PHP文庫)
つまり何が言いたいのかというと、昔は細かく家計管理をすることは『恥ずかしいこと』だった。
そしてお金の話をすることは下品で『品位を欠く』行為だったってこと。
細かく計算するなんてのはダメで『どんぶり勘定』がカッコイイ!さすが!ってなったわけですね。
こういう昔からの精神が今のボクら男性のお金管理キライに、無意識に左右しているのかな〜なんて感じました。
旦那さんの『浪費』の中には『浪費』じゃない部分も必ずある?!

大前提として知ってもらいたいのは旦那さんの『浪費』の中には『浪費』じゃない部分も少なからずあるってこと。
例えばパチンコとかギャンブルなど。
これはもしかしたらそれで日々のストレスを発散していて仕事を頑張る活力になっているのかもしれません。
趣味。これも同じで日々の楽しみで、人生を豊かにするためにしているのかもしれません。
飲み会なんかもそうですよね。
過去の心理研究では人生の幸福度を高めるためには『人間関係の充実』が最も大切だと考えられているようです。
あとはもしかしたらその飲み会は生活するために必要な『収入』を得るために必要不可欠なものかもしれません。
なので『浪費』だと思われるもの全てが悪なわけではないと思うんです。そこはまずわかってあげて欲しいなと。
旦那さんの浪費が”悪”になる時は『家計を圧迫する』『家族に迷惑のかかる』まで膨らんだとき!

じゃー何が悪いのか?それがこちら。
これに尽きます。適切な金額の範囲内で楽しんでいる分には問題はゼロではないでしょうか?
なぜ問題になるのかというと『際限なく使ってしまうから』
つまり『上限』が設定できて、かつそれを守れるような仕組みがあればきっとうまく家計が回ります。
『旦那だけズルイ』そう感じたらまずはお金のパワーバランスを均等にしよう!


家計相談をしているとたまにこんな声が聞こえてきます。
お小遣いの額を平等ではなくて旦那さんの方が多くもらっているって家計は意外にも多いんです。
理由はきっと「私は働いていないから」とか「私より稼いでいるから」ということだと思われます。
けどボクはここも夫婦間の金銭トラブルの1つの要因になり得るのかなって感じてます。
夫婦になったらもう運命共同体なので「働いてるから」とか「稼いでいるから」とかはあまり関係ないのかなと。
なのでぜひオススメしたいのはこちら。
例えばお小遣いなら、何か理由がなければ夫婦同額にする。

そんな時は夫婦で同額ずつ減らして家計を圧迫しない額に2人で話し合って決める。
お互い納得していないような『お金の上下関係』を決めちゃうと、後々トラブルになりやすいです(汗)
現在お金の問題で夫婦間がギズギスしてるなら、ボクはこんなやり方をオススメしたいと思います!
それでは下の章から旦那の『浪費暴走』を止める具体的な方法を考えていきたいと思います!
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旦那さんの『浪費暴走』を止める6つの方法

1、日常にお金のコミュニケーションを取り入れる
夫婦でお金の話をしてますか?
お金の問題が少ない家庭は、お金に関することの風通しが良くて家計が常に透明化されているように感じます。
逆にお金の問題が絶えない家庭は、家族間のお金の使い方に霧がかかってるようにモヤモヤしていてハッキリと把握できていないように感じます。
家計再生コンサルタントとして多くの本を執筆されている横山先生は、小学生のお子さんも交えてお金に関する会議を日常で行なっているそうです。
やっぱり家計管理で重要なことは『家計の透明化』です。
そのために必要なのは日頃から面倒なお金の話を、後回しにせずしっかりと話し合える習慣があること。
とはいえケンカをしようと言っているわけではありませんよー。
現状を共有してどうやって乗り越えればいいのか?を前向きに話し合うってことですね。
2、奥さんがまず家計管理を極める
とはいえ旦那さんは家計管理を積極的にやりたがらない。そんな時は奥さんが家計管理を極めちゃいましょう!
2人ともよくわかっていないと、どうやっても具体的なお金の話はできませんよね。フワフワした会話で終わっちゃいます(汗)
なのでぜひ奥さんは家計管理を極めましょう。
3、現状を具体的な数値などで把握して、なぜこれ以上浪費ができないのかを明確に説明する
そして奥さんが現在の家計状況を正確に把握して、その具体的な数値で旦那さんに現状を伝えるわけです。
そしてあなたの浪費が全体の○%も占めていて、食費や雑費にかけるお金が削られているの。
食は子供の成長にも大切で、このままだと悪影響が出るかもしれないから早急に改善しなくちゃいけません。
それに2ヶ月に一度くらいは○万円の赤字になります。すると年間で○万円。これが続くと10年後には○万円も赤字になることになる。
このままだとマズイよね?だからあなたの浪費は○円以内にしないと正常に家計が回らないの。
的な具合ですね。
抑え込むのとはちょっと違います。現状をわかってもらうんです。
4、浪費予算を設定してその範囲内でやりくりしてもらう。それ以外は認めない
先ほどもサラッと触れましたが、浪費が全て悪いわけではありませんので誤解しないでくださいね。
『浪費』はある程度は必ず必要なお金なんです。だって好きなモノが買えない、好きなことができないで貯金だけを考えて生活するなんてつまらないですよね?
大切なのは『上限を決めること』ここまでは好きに使っていいよって額を、家計状況に応じて先に提示しちゃうんです。
旦那さんの『浪費予算』を設定してあげてその範囲内でやりくりをしてもらうんですね。これが要は『お小遣い』になるかなと思います。
例えば「毎月3万円渡すから好きに使ってください」ってこと。それで何を買おうが何に使おうが文句は言ってはいけません。(とりあえずね)
前借りとかは一切認めないようにできるといいですね。癖になってしまいますので(汗)
これで旦那さんのお金の管理能力も上がるとボクは思っています。
要はこの月3万円で『何をして何をしないのか』を自分で考えて日々を過ごすことになりますよね?
「3万円のアレが欲しい!けどお小遣いじゃ買えないから、1万円ずつ貯めて3ヶ月後に手に入れよう」なんて具合です。
これは子供のお金教育と同じ考え方です。
限度額の中でモノを選ばせる練習をさせましょう
何を選び何を諦めるかを考えさせるためです
(引用元:高取しづか(2008)『お金のルール』合同出版)
持っているお金以上のものを使ってはいけない
このルールを子供たちに守らせます。
欲しいものがあってもお金を借りて買うのは禁止
お金が貯まるまで我慢しなければならないことを子供に教えます
(中略)
足りないのなら借りて買えばいいという安易な考えはルーズな金銭感覚を育てかねません
(引用元:高取しづか(2008)『お金のルール』合同出版)
子供のお金教育の本は、わかりやすいので自身の浪費対策や家族の浪費対策にめちゃめちゃ有効なのでオススメです!
ボク自身子供が生まれてからこの手の書籍を読むようになったのですが、子供じゃなくて大人にも全然有効な手法ばかりでして読んでいて面白いです。
必要なお小遣いの金額は人によって様々です。けど残念ながら収入や家族構成など様々な要因によって『上限』は決まってきてしまいます。
上で引用させていただいた2つの文章のうち、特に最初に紹介した文章が秀逸です!
大切なのは、現時点での自分の『上限』を把握して上で、「これだけでは楽しめない」と思うんじゃなくて「じゃーこれだけのお金でいかに日々を楽しく過ごそうか」って考えることではないかと考えます。
5、『浪費家+クレカ=浪費モンスター?!』クレジットカードは没収がベスト
クレジットカード!
お金をあればあるだけ使ってしまう旦那さんの場合、クレジットカードは将来の家族の幸せを狂わせるものになってしまう可能性があります(汗)
けど旦那さんは狂わせようとしてやっているわけではありません。
ただ現状を正確に把握できていないからだと思うんです。把握できていないから「これくらいならまだ大丈夫でしょー」ってクレカで買い物しちゃう。
旦那さんを『浪費モンスター』にさせないためにも、クレジットカードはできるだけ没収しちゃいましょう。
6、リムベアーのブログを読んでもらう

ホントたま〜にですが、こんなありがたいメッセージをいただくことがあります(泣)
ボクは日々インスタとブログでお金に関する情報を発信し続けてるので、もしかしたら微力ながら役に立つことがありかもしれません。
なのでどうしてもダメなら1つの手段として『リムベアーのブログを読ませる』を使ってみてはいかがでしょう?
全く効き目がなかったら、その時は「ホントすみません」としか言いようがありません(汗)
旦那さんの浪費も問題ですが、奥さんは浪費してません?

以外に多いパターンがこちら。
アメリカでミニマリスとして有名なジョシュア・ベッカー氏の著書にこんな一文があります。
人間というものは、自分のガラクタよりも、他人のガラクタの方が目につくのだ。
(引用元:ジョシュア・ベッカー(2016)『より少ない生き方』かんき出版)
これはモノに関して言っている言葉ですが、『浪費』に関しても同じようなことが言えるのかなと考えています。
浪費に置き換えてみるとこうですね。
人間というのは、自分の『浪費』よりも、他人の『浪費』の方が目につくのだ。
(リムベアー(2018)パクりました(反省))
「旦那さんの浪費が気になるな〜」と感じたらまずは自分自身のお金の使い方を振り返ってみましょう。
もしもそこで何か思い当たる節があるのなら正してみる。
そこから旦那さんの浪費を考えていきましょう。
【現実は難しい、、、】家計管理は旦那さん、奥さん2人でやりたいけど、、、

結局のところなぜ旦那さんがお金を使いすぎちゃうのかというとこんなことが言えるのかなと思います。
家計を把握していなくて他人事だから『お小遣いが少ない』などの不満が出てきちゃうのかななんて感じます。
ボクが考えるベストは家計管理は『2人でやる』
ちなみにリムベアー家では2人で家計を管理してます。奥さんは日々の家計簿をつけてくれます。
それを月末にボクが計算をして1ヶ月の収支としてまとめます。それで集めたデータをもとに1年に一度予算会議を開いて、翌年の予算をどうするのかを話し合う的な具合。
もちろん日々細々としたお金の話もどんどんします。お互い納得いくように、そして平等にあるようにを意識しています。
とはいえ2人でやるのはなかなか難しいことだと思います(汗)
けど2人で考えて2人で実行して問題があれば2人で解決していく。
これって夫婦間での金銭トラブルを激減させる1つの手段になるのかなと感じてます。
【家族の幸せ】よりも【自分の幸せ】を優先する旦那さんはいない

旦那さんの『際限ない浪費』は、これまでの章でも話しているように『現状がわかっていない』ということが大きな理由の1つだと思います。
自分の浪費が家計を圧迫して家族を困らせているんだとわかればきっと考え直してくれるはずです。
なのでまずは奥さんが家計を把握する。そして現状をそのまま具体的にかつ明確に伝える。
そして改善点を話して納得してもらうことが大切です。
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【旦那さんへ】どうしてももっとたくさんお小遣いが欲しいなら副収入を得ればいいんです!

これは旦那さんへの章になります。

気持ちは痛いほどわかります。そこでボクが思うのはこういうことです。
要は家計を圧迫しなければいいわけですよね?
家族みんなで幸せに生活ができて、毎月一定額を貯金して将来にも備えられている。
ここまで出来ていればきっと奥さんも何も言わないと思います。
そのために必要なのは『収入アップ』です!
例えばですが、家族みんなで幸せに生活ができて、毎月一定額を貯金できるのに必要な額が月30万円だったとします。
そしたら単純に考えると35万円収入を得ることが出来れば5万円浮くことになりますよね?
もちろん5万円浮いたからそのまま全部自分だけで使っちゃう!ってなると家族は不満を感じると思いますので、その浮いた5万円のうち家族のために半分使って半分は自分のために使えばより幸せな気がしませんか?
今はインターネットがあるので個人でもちゃんとした技術があればお金を稼ぐことは可能です。
ボク自身会社員をしていた頃は、空いた時間を利用して『革製品』を作ってわずかですが副収入を得て投資信託を購入したり、欲しい書籍を購入したりしていました。
自分では当たり前の技術が、もしかしたら誰かにとったら有益な技術かもしれません。
ぜひ一度考えてみましょう。
もう1つ副収入を得ようとしてメリットだなって感じたポイントは『浪費時間』を『投資時間』に変えられたことです。
これは結構メリットでかいと思います!
要は「あれ買おうこれ買おう」とか「暇だからゲームでもしてるか」とか「暇だから昼寝でもしようかな」「暇だからスマホ見よ」って時間が、お金を生み出す時間に変換できたんですね。
もちろんお金を稼ぐことが全てではありません。
でも自分のスキルを磨くことにもつながるし、自分を磨くことにもつながってくるのではないかと思うので結構オススメです!
旦那の浪費暴走をストップさせるためにぜひ読んで欲しい記事厳選【2】選
最後に旦那さんの浪費暴走をストップさせるために有効だと思う記事を厳選して2つ紹介して終わりにしたいと思います。
1つ目はこちら『お嫁に行く前に身に付けたい!家計管理力を身につける9つのポイント 』
奥さんがまずは家計管理を極めましょう!家計管理自体は実は超シンプルで簡単です。
ボクが感じる身につけておくといい9つの家計管理のポイントを詳しく解説させていただいてます。
この9つをマスターできたら必ず家計は改善します!
2つ目はこちら『持たない暮らしは最強!持たない暮らしに憧れる人に意識してほしい5つのこと 』

(画像クリックで記事に飛べます)
とはいえ『モノが多い=豊か』思考のままだとどうしてもお金がどんどんなくなってしまいます。
なのでボクがオススメなのは『持たない暮らし』モノを持たないことを自分たちの価値にしてしまうわけです!
これが家計にはホントに良い影響を与えてくれるんです。ボクも持たない暮らしを実践したら家計もうまく回せるようになりました。
家計管理がうまくできないって方にぜひオススメしたい暮らし方です!
おわり

以上『【旦那の浪費暴走放っておくと危険】浪費暴走を止めて人生変える6つのコツ』でした!