年金制度が崩壊するってホント?! 老後までに2,000万円貯めるために僕らがやるべきシンプルな3つの事

え?年金破綻するの?!じゃーどうすればいいのさ?!

6月のはじめに年金に関してのなかなかショッキングなニュースが入ってきましたよね(汗)

「老後までに2,000万円自力で貯めてください」なんて受け取れるような文章があったりして不安やモヤモヤを感じてる方も多いのではないでしょうか?

そこでこのニュースの元になった金融庁がまとめた『高齢社会における資産形成・運用』という書類を読んで、要点をわかりやすくまとめてみました。

ちなみに完全に年金がもらえなくなるわけではない(現段階では)ので安心してください!

この記事ではこんなことがわかります
年金が危ぶまれる今、ボクたちがするべきシンプルなこと

『今後どういう方法で迫り来る老後に備えていけばいいのか?』

そんなことをこの記事を通して考えてもらえたら嬉しいです!

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目次

金融庁が作成した『高齢社会における資産形成・管理』要点チェックメモ

 

1、100歳まで生きるのが当たり前に?!高齢化が加速する今後

「高齢社会における資産形成・管理」より画像引用)

まずこの図を見てもらいたいのですが、日本は1950年頃の平均寿命は『60歳』くらいだったのですが、これが徐々に上昇していってボクが生まれた1985年頃には『75歳』くらいまで伸びています。

そして2017年には女性が『87.3歳』男性が『81.1歳』まで伸びているわけですね。

この上昇傾向は今後も続くと予想されていて近い将来『100歳』まで生きる時代が確実にやってくるのではないかと紹介しています。

左の図のデータなんてすごいですよね!60歳の人の内95歳まで生きる方が25%!

 

 

2、「富士山型」が「つぼ型」にってどういうこと?!

「高齢社会における資産形成・管理」より画像引用)

この図は年齢別、男女別の人口増減をみることができる図なのですが、1955年は「富士山型」なのに対して現在2050年予想は「つぼ型」になるといっています。

1955年は『若者が多くて高齢者が少ない』
2050年は『若者が少なくて高齢者が多い』

文字通り少子高齢化社会が今後もますます進むことが予想されてるってことですね。

年金を受給する人が増えて年金を支払う人が減少するので、これまでのような年金制度は維持できないよ〜ってことを言いたいんだと思います。

 

 

3、70歳超えても働くことが当たり前になる日が来るかも、、、

「高齢社会における資産形成・管理」より画像引用)

これは国ごとの65歳〜69歳までの労働力率のグラフ。これを見ると『日本』がすば抜けてトップになってくることがわかりますね。

『フランス』『イタリア』は20%以下。

けど確かに定年退職したボクのお父さんお母さんも現在もバリバリ働いてます。

「高齢社会における資産形成・管理」より画像引用)

意識調査では80%の人が定年後も働く意欲があるとのことでした。

これがすごいと思いますね!ボクなんていかに働く期間を短くしようかしか考えてないですもん(汗)

けど先日こんなことがあったようにこれからの時代は70歳まで働く。もしくはそれ以上働くことが当たり前になるかもしれませんね。

産経新聞より画像引用)

(画像クリックで記事に飛べます)

そんなに働かないといけないんすねボクら、、、。『リタイヤ生活』なんて夢のまた夢になっちゃうことが近いのかもですね。。。

 

 

4、現時点で老後資金は月5万円不足で合計2,000万円足りない?!

「高齢社会における資産形成・管理」より画像引用)

今回のこの報告書で一番話題になっているのはここではないでしょうか。公的年金だけでは老後の生活費が『月5万円』不足してますよーってこと。

この月5万円の不足分が合計すると大体2,000万円くらいになります。だから2,000万円を自力で確保する努力をしましょうとのことです。

前述のとおり、夫 65 歳以上、妻 60 歳以上の夫婦のみの無職の世帯では 毎月の不足額の平均は約5万円であり、まだ 20~30 年の人生があるとすれ ば、不足額の総額は単純計算で 1,300 万円~2,000 万円になる。

この金額は あくまで平均の不足額から導きだしたものであり、不足額は各々の収入・支 出の状況やライフスタイル等によって大きく異なる。当然不足しない場合も ありうるが、これまでより長く生きる以上、いずれにせよ今までより多くの お金が必要となり、長く生きることに応じて資産寿命を延ばすことが必要に なってくるものと考えられる。

「高齢社会における資産形成・管理」より画像引用)

 

 

5、『長期・積立・分散投資』による資産運用のススメ

 

そこでおすすめしているのがこの資産運用方法。

長期・積立・分散投資

報告書内でオススメされてるのが『iDeCo』と『積立NISA』です。

ボクは投資には全くの初心者なので(汗)今後は力を入れてかなくちゃな〜と思ってます(汗)

そんな中で上記2つは初心者でも始めやすいですよね。

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今回の報告書をわかりやすく短文でまとめたのがこちら

長寿化とか少子高齢化でこれまでのような年金制度を維持できないので、若いうちから貯金して資産を蓄えて(生活費月5万円不足対策)、その資産を長期で運用して(iDeCo&NISA など)、働けるうちは目一杯働いて(70歳までorそれ以上)、老後についても今のうちからしっかり考えようね

 

 

超カンタンに今ボクらにできる3つのこととは?

では今まで信じてきた『公的年金』がこれまでと同レベルであてにできなくなってしまった今、ボクらは何をすればいいんでしょうか?

この答えはとってもシンプルで超カンタンです!

ボクらがこれからすべきこと
1、生活コストの見直し(支出削減)
2、収入アップを目指す(副業orスキルアップ)
3、『預金→資産運用』にシフトチェンジする

1つ1つ見ていきましょう。

 

 

1、生活コストを見直して減らしていきましょう

 

先ほどの老後の生活費が年金だけでは『月5万円不足』というグラフをもう一度見ていきましょう。

「高齢社会における資産形成・管理」より画像引用)

これは平均的な支出例のようなものなのですが、平均で見れば月5万円足りませんよってことですよね。

なので逆に年金の範囲内に収まる人もいるでしょうし(現段階では)もしかしたら月10万円不足している方もいるかもしれません。

ここで大切なのはこの『支出』をどれだけ下げることができるかってことかなと思うんです。

自分たちの生活コストをどれだけ抑えられるかどうか。

けどここで勘違いして欲しくないのは『我慢』とか『忍耐』的な話ではないってことです。

無理なく、ストレスを感じることなく、自然に生活コストを抑えられるかってこと。

もっとカンタンにいうとこんなこと。

幸せを感じるハードルを下げまくること

例えるならば、10万円のバッグを毎年5個買うことで幸せを感じるハードルから、10万円のバッグを3年に1個買うことで幸せを感じることができるようになるようなイメージ。

ボクは一般的に考えると全然お金を使わない部類に入るかと思います。けど毎日幸せです。楽しくて仕方ありません。

人によってはボクの生活が「え〜そんな生活何が楽しいの?」って思う方もいるかもしれません(汗)

けどボクは満足してて幸せなんですね。要はこういうことかと思うんです。ボクの幸せを感じるハードルってめちゃめちゃ低いんです。

ただ闇雲に生活コストを下げるとストレスMAXになっちゃいます(汗)

なので「生活コストを下げたい!」そう思ったらまずは意識改革をおすすめします!

 

 

2、収入アップを目指しましょう

 

次は収入アップですね。これも非常に重要です。というのも節約とか意識改革ってある程度のレベルまで達すると停滞しちゃいます。要は限界があるってことですね。

もちろん節約&意識改革ってとても重要なのですが、そこだけだとどうしても効率的に貯金を増やすことって難しいんです。

そこで大切なのは次のステップ『収入を増やす』

とてもシンプルな例を紹介しますね。

・収入20万円 ー 支出15万円 = 貯金5万円
・収入40万円 ー 支出15万円 = 貯金25万円

支出が15万円ってかなり低いほうではないかと思います。おそらくこの方は色々と家計管理を頑張ってる方かなと思います。

けど収入が20万円なら貯金に回せるお金は5万円。年間で60万円ですね。

この人が副業を始めたり、本業を頑張って昇進したりしたとして収入が2倍になったら、貯金は月25万円もできちゃいます!年間で300万円!

収入アップが貯金を増やす上では手っ取り早いのがわかると思います。

ただし!ここで注意しなくちゃいけないのは、あくまで収入アップを目指すのは支出管理ができてからの方が良いです。

多くの方が陥っちゃうパターンとしてはこんなパターンです。

収入40万円 ー 支出38万円 = 貯金2万円

お金をたくさん稼いだからといってその分生活が豪華になっちゃうんですね。

だから収入が2倍になっても、支出もその分増えてるので結局は収入アップ前よりも貯金ができなくなってしまう(汗)

まずは支出管理で生活コストを下げる。これができてから収入アップを目指す!

この順番は死守でいきましょう。

 

 

3、安全な投資を目指しましょう

支出を管理して生活コストを落とすことができて、収入アップもできたとします。次にやることは『資産運用』ですね。

この辺はボクは素人なので偉そうなことは言えませんが(汗)なるべく安全な投資をした方が良いのではないかと思います。

例えば先ほど出てきた『iDeCo』『NISA』ですね。

資産運用には少なからずあなたの資産を狙っている悪い人たちが少数ながらいることも事実です。

ボクのインスタにも詐欺に遭ってしまった方から相談がきたことが結構あります。

『楽して稼げる』
『絶対儲かる』

こんな文面のあるものには注意した方が無難ですね。楽して稼げることはほぼないと思っておいた方が良いかもしれないですね。

 

 

リムベアーが今後取り組もうと思った3つのこと

最後にボクが今回のこの報告書を実際に読んで今後取り組もうと思った3つのことを紹介して終わりにしたいと思います!

 

 

1、『iDeCo』&『積み立てNISA』をする

 

まずはこれですね!『iDeCo』『NISA』をやる!

恥ずかしながらまだやってません(汗)これは近いうちに必ず実行したいと思います!

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2、フリーランスをやめて正社員として働きつつ、副業に精を出す

 

現在のボクはフリーランスとして生活をしています。フリーランスになって現在1年ほどです。

フリーランスは時間が自由になったり、自分の好きなことでお金がいただけるので最高ではあるのですが、やはり長期で見るとなかなか難易度が高い生き方です(汗)

今は利益が出せていますがこれがいつまで続くのかがわからないわけです。例えばボクが50代になってダメになったとしたらもう悲惨ですよね(汗)

なので息子が幼稚園に行くようになったら正社員として再就職をして、現在フリーランスとして活動しているものは副業としようかと計画中です。

正社員としての給与を生活費に充てて、副業を全額貯金&運用に回す。こんな『復業』という働き方がこれからの時代には良いのかな〜なんて一人考えてます。

あとは国民年金のみだとさらに悲惨なことになるんですよね(汗)現時点で2人で月12万円くらいでしょうか。減額を計算にいれたとすると、下手したら10万円以下になるなんて普通にありそうですので(汗)

 

 

3、生活の無駄をさらに削る

 

上記のような『復業』スタイルになるとこれまで以上にタイムスケジュールとかやることとやらないことの選択が重要になってきます。ただでさえ時間がなくなると思うので(汗)

やるべきこと、やりたいことに時間を有効に活用できるようにこれまで以上に生活の無駄を削っていかなければいかないな〜と思ってます。

 

 

生活水準を下げることが一番の節約になる!生活水準をムリなく下げるためのおすすめ記事【2】選

 

まあやっぱり一番節約になるのって結局は『生活水準を下げる』ってことだな〜ってつくづく思います。

10万円ないと満足できない自分を、1万円あれば満足できる自分になる的なことですね。

とはいえ一度上がってしまった生活水準を下げることはそう簡単なことではありませんよね。

ということで今日は生活水準をムリなく下げるためのヒントになるブログ記事を2つ紹介したいと思います!

1つ目はこちら。『貧乏が辛いあなたが貧乏脱出するためにまずやること7選

(画像クリックで記事に飛べます)

人並みの収入があるのにもなぜかお金にいつも困っている。そんな方は間違いなく生活水準が無駄に上がってしまっています。

昇給したら貯金できるようになるはず
パートで働き始めたら貯金できるようになるはず

けど残念ながら今のままの思考だと「貯金できるはず」は永遠にやってこないかもしれません。

この記事では収入がある程度あるのに貧乏になってしまう方が貧乏から脱出する方法を解説しています。

本気で家計を変えたい方はぜひチェックしてみてください。

 

2つ目はこちら。『そのままだとマズいかも!金遣いの荒さを完治させる6つの方法 』

生活水準を下げるカギは『金遣いの荒さの改善』でもあります。

ということでこの記事も参考になるのではないかと思い紹介させていただきます。

この記事では『金遣いの荒い方の特徴』『金遣いを完治させる方法』をガッツリ細かく紹介しています。

ホントはもっと大切にお金を使っていきたいんだよね、、、

そんな方の何かお役に立てるかもしれません。ぜひチェックしてみてください。

 

 

まとめ:「なんとかならない」未来がやってくるかも

『なんとかなるよ』

ボクらはボクらの上の世代の方からこんなアドバイスをもらうこともあるかと思います。

けどそれはこの報告書によって「なんとかならない」と証明されてしまいました。

これまでの常識や当たり前が変わりつつある転換期にあるんじゃないかと思います。

今回の『年金問題』を逆にプラスに捉えて今からコツコツと準備をしていきましょう!

以上『年金制度が崩壊するってホント?! 老後までに2,000万円貯めるために僕らがやるべきシンプルな3つの事』でした!

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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