


今日は家計相談のコーナーです。
お金のことで悩んでいる方から家計資料をいただいて
家計の問題点の修正、そして家計の問題を解決する予算表を提案。
ミニマリスト系家計アドバイザーのボクがあなたの家計を再生させます!
この内容を読んで
他の人はお金のどんなことを悩んでいるのか?
そしてそれをどうやって解決していけば良いのか?
そんなことを感じてもらえたら嬉しいです!
そしてこの記事を読んで何かを得ることができたら
ぜひ自分の家庭に応用してみてください!
今回は『 彼氏さんと半同棲をする25歳女性Lio 』さんからのご相談です。
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目次
相談者さんの基本情報

リムベアーに相談したい悩み
はじめまして、リムベアーさんの本を読んで感化され、持っていた不要のものを売ったり処分したりと断捨離をして、クレカも破棄しなんとか今はカツカツの生活を送っています。
社会保険には入ってないので手取り20万から年金や国民健康保険の支払いをしている状態で、なんとかなりそうなところまで来ているのにも関わらず、未だにどうしても貯金が出来ずにいる私にどうかもっと喝を入れてもらいたいです…。
・相談したい悩みについて
1会社の人に誘われると飲み会等を断れない自分がいることにうんざりする
2彼と半同棲していて食費が2人分かかってしまっている
3生活はカツカツだけどこのまま果たしてよくなるのか
現在の月々の家計支出状況

リムベアーからのアドバイス

Lioさんの家計の良いところ
Lioさんは水道光熱費がとても安くて良いですねー。1ヶ月5,000円はすばらしい数値です!
社会保険を自分で支払っているのにも関わらずカードローンさえなければうまく回る家計ですよー。
あとは使途不明金がなくて自分の家計を把握できているところも良いと思いました!
家計管理で一番大切なことは『自分の収支を把握すること』なので、Lioさんはもう一番大切なことをできちゃってますね。
あとはローン返済を終わらせて、返済分の3万円を貯金に回せるようになればもう大丈夫!
アドバイス1『 住居費をまずは見直してみましょう 』
Lioさんからいただいた家計資料では住居費が『51,000円』とのことでした。
現在の手取り収入に対しての割合は『26%』ということなので、若干高い気はするけど許容範囲内って感じかなと思います。
ただしLioさんの場合は社会保険を自分で支払っていますので、そうなってくるとちょっと高めなのかなと感じます。
一般的な場合は年金とか社会保険を引かれた収入が手取り収入。
Lioさんもこのように考えると、手取り収入は17万前後ほどになるのかなと思います。そうなってくるとちょっと住居費の割合が『30%』と高くなってきてしまいます。
住んでいる地域がわからないのでなんとも言えませんが、都市部にお住まいならこの住居費の割合は仕方ないかもしれないですね。
もしも地方にお住まいの場合は住居費の見直しをしていくと良いかもしれないです。
住居費みたいな大きな割合を占める固定費を削れるとあっという間に節約できちゃいますので!
アドバイス2『 食費は彼にも負担してもらう。お金問題は甘やかさない 』
彼と半同棲していて食費が2人分かかってしまっている
これはぜひとも彼にも半分を負担してもらいたいですねー。半同棲ってことなのでこのへんはなかなか難しい部分ではあると思うのですが、彼のためにLioさんの家計が圧迫されちゃってたらそれは彼も望んではいないと思うんです。
そしてお金問題は最初が肝心!『普通』の状態をLioさんが負担する状態にしちゃうとそれが2人の中のスタンダードになってしまいます。
お金問題は甘やかしはNG。相手はドンドン甘えちゃいますから。
ちょっと彼と話し合って半分出してもらう、もしくはお互いの納得いく割合で食費を出してもらうと良いかもしれません。
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アドバイス3『 お付き合いはもちろん大事!けど予算を決めてあげると良い 』

会社の人に誘われると飲み会等を断れない自分がいることにうんざりする
お付き合いでめちゃめちゃ大事です!なので会社の人との飲み会はある程度は必要経費だと思います。
けど!そのお付き合いが家計を圧迫してしまっては本末転倒ですよね(汗)
Lioさんの生活で一番大切なのはLioさんが幸せに過ごすこと。これが脅かされるほどのお付き合いは無意味といっても良いかもしれません。
なのでお付き合いも大事にして、Lioさんの家計も脅かさない方法はこちら。
はじめから予算を設けちゃうんですね。例えば小袋なんかに毎月一定額を入れていくわけです。
例えば月5,000円。そこからお付き合いのお金を捻出する。
そこのストックをある程度覚えておいて余裕があれば行く。なくなったら断る。お付き合いは大切だとは思いますが、何も全て行く必要はないと思うんです。
あとはもしLioさんがホントは会社の人との飲み会に行きたくないって思ってるなら!
その場合は、その飲み会に費やすお金は『無駄』になってしまいますので断る勇気を持ちましょう。
と言っても難しいことではあります(汗)けど嫌なことにお金を費やすほどの『浪費』はないと思うんですよね。ただでさえ上限があるお金。どうせなら楽しいことにお金を使いたいですよね。
お金は楽しむために使う。将来につながらない、嫌なことに使うお金ってホントはないんです。
アドバイス4『 来年の生活を変えるためには【今】の行動を変える 』
生活がカツカツだけど、このまま果たして良くなるのか不安
将来は不安ですよね、今のままのお金の不安が絶えない日々が続いていくんじゃないか?そんな不安やモヤモヤがきっとあるんだと思います。
多分お金のモヤモヤとか不安ってどんな人でも少なからず持ってるものであると思います。
そこで大切になってくるのが『今』を変えるってことですよね。
未来は今の延長なので『今』をこれまで通りの生活をしていると、きっと来年も今と変わらないカツカツの日々になってしまいます。
けどLioさんはボクの本を読んでくれたり、クレカを破棄したり、不要なモノを捨てたりとしっかりと『今』を変えてますよね!
その1つ1つは来年のLioさんの生活を変えてくれるはずですよー。
あともうひとつ大切なのは『継続』ですね。やっぱり家計管理で挫折しちゃう人は途中でやめちゃうんです。
諦めちゃうか、飽きちゃうのか(汗)
100点を短期間でとってあとはやめちゃうのと、60点でもをずっと継続するのでは、ボクは後者の方が家計管理に向いていると思ってます。

そんな『逆算力』が大切になってきますね。逆算力については別記事で詳しく解説してますので、よかったらこちらも目を通してみてください。
関連記事:お金&物だらけの不安から解放される!逆算力を身につける3つの方法
アドバイス5『 収入を増やすことも考えてみよう 』

あと家計を改善する方法の1つに『収入を増やす』ってのがあります。
これはかなり即効性があるのでオススメです。ただし、家計管理力がつく前に収入を増やしちゃうと、ただただ生活水準が上がっただけで結局貯金ができないってことになっちゃうので注意が必要です。
アドバイス6『 生活コストをミニマムにすると人生の難易度が激減する 』
これはボクが意識してることなのですが、収入が上がろうが生活コストをあげないで生活するってこと。
わかりやすく極端な例を出しますと、例えば月収が100万円になっても生活を変えずに月20万円で生活をする。
そうすれば月80万円も貯金とか投資できちゃうわけです!
これはなかなか難しいですが生活コストをドンドン下げることは可能ではないかと思います。
そのために大切なのは『身の丈にあった暮らしの実践』
そして『他人軸ではなくて自分の軸で物事を決める』ってこと。
多くを望まず、自分の幸せを感じるハードルを不用意にあげないで生活をする。
ボクなんて幸せを感じるハードルを下げまくってるので、すき家の牛丼が食べられるだけで嬉しくて小躍りします(笑)
贅沢をしないってことではないんです。メリハリをつけるってことですね。使うときは使うけど、使わないときはとことん使わない。
極端に生活コストを減らすと健康を害したり、幸せな日々ではなくなってしまいますので、自分と相談しながら少しずつ自分にとって最小限の生活コストを探っていくと良いかもしれませんね。
目標年間貯金額を達成するための理想家計項目表
ボクなりにLioさんの家計が良くなるように家計予算を考えてみました!今後の家計管理の1つの参考にしてもらえたら嬉しいです。
まずは『住居費』を少し下げていきたいところですね。この表では『6,000円』下がってます。
たった6,000円なのですが、これが年間で考えると『72,000円』の違いになってきますのでバカにはできません。
さらに住居費は必ずかかってくる出費になるので1年、2年、3年と進めば進むほど節約効果は大きくなっていきます。
と言っても引っ越しはなかなかすぐにはできるものではないと思うのですが、もし住み替えが可能なタイミングがあればぜひ一度考えてみましょう。
そしてここでもう1つのポイントとしては『モノを減らす』ってこと!モノを減らせば小さい部屋でも十分快適に暮らすことが可能になってきます。
小さな部屋で快適に暮らすことができるって、これだけで相当な節約効果がありますよー。ぜひ家計管理と並行してモノを減らしていきましょう。
関連記事:お金の不安から解放されたいなら、ミニマリストを目指すべき3つの理由
食費はぜひ彼と話し合って出してもらう形にしましょう。甘やかしてはいけません!外食に関してもローンを完済するまではちょっと節約めでいってみませんか?
趣味・娯楽費も5,000円だけ我慢してローン返済に充てましょう。
次は『通信費』キャリア契約のようですのでぜひ格安SIMに乗り換えましょう。もちろんデメリットもあるのですが、『節約したい方』『借金返済中の方』は必須アイテムかなと思います。
・ネット環境 4,000円
Lioさんからいただいた家計資料には『衣服費』がありませんでしたが、衣服費は予算を設けて管理すると良いかもしれません。なのでとりあえずの金額で3,000円の予算を組んでみました。年間で36,000円の予算です。
関連記事:洋服よサヨナラ。増え続ける洋服を劇的に減らすたった1つの思考
これでローンを返済しながら『3万円』貯金ができる計算です。
ローンはクレカローンとのことなので、クレカローンは金利が高額なので早急に返したいところなのですが、やっぱり貯金はある程度あった方が良いので並行していきましょう!
ローンが完済してしまえば『月6万円』貯金が可能です。年間で72万円。
ただ、外食とか娯楽費を削ってしまったので、ローンを完済後はこれらを戻しても問題ありません。
貯金ももちろん大切なのですが、日々を楽しむためにお金を使うことも同じくらい大切ですので!
その辺は自分がストレスのない範囲でうまくコントロールしちゃいましょう。
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まとめ
以上『 Lioさんの家計診断 』でした!
この度はご応募ありがとうございました。
これからの生活に、少しでも役に立てたら嬉しいです。
お金の悩みを最小限にして、スッキリとした日々を過ごしちゃいましょう!
カフェで対面orネット電話での家計相談スタートしました。
お金の問題は後回しにすればするほど大きくなってしまいます。
お金の良くない習慣を変えて、未来をより良い日々にしてみませんか?
【2019.4追記】気軽に相談できる『サクッと家計診断』をはじめました!
自分の家計の内情を知らせることなく自分が欲しい情報のみを受け取ることができるのがメリットです。
そしてもう一つのメリットは価格が低価格なので気軽に相談することができます!