


今日は家計相談のコーナーです。
お金のことで悩んでいる方から家計資料をいただいて
家計の問題点の修正、そして家計の問題を解決する予算表を提案。
FPの資格を持つミニマリスト系家計コンサルタントのボクが
あなたの家計を再生させます!
この内容を読んで
他の人はお金のどんなことを悩んでいるのか?
そしてそれをどうやって解決していけば良いのか?
そんなことを感じてもらえたら嬉しいです!
そしてこの記事を読んで何かを得ることができたら
ぜひ自分の家庭に応用してみてください!
「 赤字家計で将来が見えない 」
「 貯金ができるようになりたい 」
「 家計管理がこれで合っているのかわからない 」
お金の不安やモヤモヤがあるならリムベアーに相談してみよう!
今回は『 旦那さんと2歳のお子さんと3人で暮らす30代女性のやまもと 』さんからのご相談です。
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目次
相談者さんの基本情報

リムベアーに相談したい悩み
主人が今年転職して収入が落ちました。
貯金ができていなかった為、今になって焦っています。
子供は幼稚園にいれてあげたい。3歳まで一緒にいたい。という
希望で子育てしてきましたが、来年の幼稚園から月に3万かかります。幼稚園は諦めて保育園へ変更する事も考えましたが
そろそろ第二子も考えているので就職は困難だと思っています。
(第二子が産まれても生活していけるか不安ですが…)子供を幼稚園へ入れてあげて、保育料無償化まで頑張るのか。
2人目は諦めて仕事を探すのか。とても迷っています。
将来はマイホーム購入も夢ですが、このままでは不可能なのでは…とも思います。今まで家計管理が出来ていなかった事をとても後悔しています。
主人にも申し訳ないです。。。毎日落ち込んでいます。
貯金を増やしたいです。安心したいです。 アドバイスお願い致します。
現在の月々の家計支出状況

リムベアーからのアドバイス

やまもとさんの家計の良いところ
まず『 食費・日用品 』『 外食費 』『 水道光熱費 』
この3つは素晴らしい数値ですね!
節約頑張ってる我が家並みの数値ですごく良いなって思いました。
あとは『 通信費 』も月1万円ということで良いです!
きっと格安SIM?かなと思いますが、ここまで落とせているのは良いですね。
それに『 住居費 』については旦那さんの転職をきっかけに
8,000円の節約ができている。(78,000円 → 70,000円)
この8,000円は大きいですよー!
住居費って必ずかかってくる費用なので
ここを削れる人とそうでない人の差はでかいんですね。
8,000円の差は一年で96,000円。
10年で96万円の差になりますからね!
それとやまもとさんの家庭は生活コストは低いです。
これはとても良いことだってボクは思うんです。
生活コストを抑えられるってことは
それだけで人生のリスクが大幅に下がります。
アドバイス1『 落ち込んでいる時間はもったいない。気持ちを切り替えて行動あるのみ 』
今まで家計管理が出来ていなかったことをとても後悔しています。
主人にも申し訳ないです。。。。毎日落ち込んでいます。
過去は変えることはできませんけど、未来なら変えることができますよー。
落ち込んでいる時間ってめちゃめちゃもったいないんですね。
落ち込んでいるとどうなるのか?
・自分なんかダメなんだ思考になる
・過去に心が囚われがちになる
・ストレスが溜まる
落ち込んでいる時間って良いことがほぼありません。
もちろん気持ちは痛いほどわかります!
ボクも日々生活していて落ち込むことよくありますもん(汗)
けど落ち込んでいても何も始まらないどころか
落ち込むことでどんどん自体が悪い方にいく可能性だってあるんです。
だったら過去のことは忘れて未来のことを考えた方が
良い時間の過ごし方なのかなとボクは思います。
客観的に見てやまもとさんが今やるべきことはこんなことかなと思います。
・これからの生活をより良いものにするために行動する
・今後必ず失敗を繰り返すと思うけど、60点主義で乗り切る
過去のことはとりあえず置いておきましょう。
そして今後の3人の暮らしをより良いものにするためには何をすればいいのか?
それを考えてみましょう。
そしてなんでもそうですが、最初から上手くいくはずがないんですね。
失敗するのが当たり前なんです。
そこに囚われてしまってこんな思考になるのは危険です。

失敗はするものだと思って『 60点主義 』くらいでやっていくと良いですね。
100点取ることよりも大切なことは” 続けること ”
家計のために、家族のために、どんどん行動していきましょう!
アドバイス2『 あれも欲しい、これも欲しい、それも欲しい 』じゃーどうするのかを考える
子供は幼稚園にいれてあげたい。3歳まで一緒にいたい。
中略
将来はマイホーム購入も夢ですが、このままでは不可能なのではとも思います。
中略
第二子が生まれても生活していけるか不安ですが、、、
やまもとさんから頂いた家計資料には上記のような
『 〇〇したい 』というものが多くありました。
やりたいことがあるってことは、目標があるってこと!
これはとても良いことですね。その目標が日々の活力にもなりますので。
ただし、現状ではおそらく『 〇〇したい 』で止まってしまっているのかなと思います。
大切なのはその後です。
例えばこんな感じ。
↓
・しかし現状は家計が苦しい
↓
・第二子を考えているので働くのは厳しく収入アップは難しい
↓
・生活コストを見直してみる。
・現状でも貯金を増やす方法を考えてみる
・ボーナスから一定額を貯金に回す
・より効率良く貯蓄をするために家計簿をつけて収支を把握する
目標を達成するために何が必要なのか?
まずは一度整理してみましょう。
できれば旦那さんとも話したいですね。
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アドバイス3『 使途不明金をなくす 』

いただいた家計資料の金額をプラスしていくと
『 34,000円 』のお金の迷子がいました。
現在貯金ができていないとのことでしたので
おそらくこのお金は何に使ったかはわからないけど
使ってしまっているお金。
家計管理で重要なことは『 把握をすること 』
自分たちが月に何にいくら使っているのかを把握することなんですね。
なのでまずはこの使途不明金はなんなのかを解明していきましょう。
そしてお金の迷子をなくす。
これがまずはじめにやまもとさんにやってもらいたいことの1つです。
家計簿のつけ方については別記事で詳しく解説してます。
よかったらこちらの記事も参考にしてみてください!
関連記事:小学生にもできる!リムベアー流超カンタンな挫折しない家計簿の書き方
関連記事:あなたは大丈夫?家計簿をつけてもお金が貯まらない5つの理由
アドバイス4『 必要ならばお小遣いを減額する 』
やまもとさんからいただいた家計資料によると
お小遣いの『 35,000円 』の内訳は以下の通りです。
・やまもとさん 10,000円
合計35,000円
お小遣いってよほど大きな額ではない限り
できればそのままにしたい項目の1つなんですね。
なぜかっていうと自由になるお金ってある程度必要だからです。
しかしやまもとさんには目標があります。
『 マイホーム 』『 二人目のお子さん 』
この目標にはお金がかかる!
ということで必要ならお小遣いの減額も視野に入れていきましょう。
どうしてもお金って有限です。
限りがある分、どこかで贅沢をすれば、どこかで補填をする必要があります。
借金返済で苦しんでいる方はここがうまくできずに苦しんでいるんですね。
マイホームも欲しい、毎シーズン旅行にもいきたい、毎シーズン洋服も買いたい
けど我慢はしたくない。
お金は当然有限なので、どんどん使ってしまえばいつか無くなります。
けど我慢できなくて借金を繰り返してしまう。
お小遣い減額はもしかしたらちょっときついかもしれません。
けどそんな時は大きな目標を頭に思い浮かべて頑張りましょう。
『 マイホームを建てるために頑張る 』
『 家族4人で幸せに暮らすために頑張る 』
もちろんある程度貯金が増えてきたら戻して問題ありません。
今は頑張る時なのかもしれません。
目標年間貯金額を達成するための理想家計項目表
やまもとさんの場合は生活コスト自体が低くて良い数値ですので
ほぼいじるところはありません。
第二子を考えている点、そしてマイホームを考えている点を考慮しまして
今回は予算を組み立ててみました。
まず住居費については現在『 28% 』と
ちょっと高めかなという印象。引越ししたばかりということですので
今すぐどうこうできる問題ではないと思います。
できれば住居費は『 25%以内 』に収めたいかなというところなんです。
なので今後もし引越しをする際、そしてマイホームを建てる際は
ぜひ住居費は『 25%以内 』に納めるように設計すると良いと思います。
ちなみにマイホーム時にはこのような式を意識してみてください!
お小遣いは1人一万円とさせていただきました。
かなり厳しい額かもしれません。
けど大きな夢であるマイホームを思い浮かべて頑張ってみませんか?
あと保険費について。
現在17,000円ということで、これは見直しの余地があるかもしれないです。
貯蓄性のあるものなら問題ありませんが、掛け捨て保険にして
日々の保険費を節約するという手もあります。
ちなみにボクはこのような保険内容です。
・生命保険 3,300円 (リムベアーのみ)
合計6,500円
これで月『 49,000円 』貯金が可能です。
年間で『 588,000円 』
これにプラスして『 特別費積立 』を作ってみました。
これは突発的な出費とかに備えるものです。
特別費積立は結構便利でして、あらかじめ予算を組んでおくことで
突発的な費用にも心を痛めることなく対応できちゃうようになれます!
例えば冠婚葬祭費用だとか、プレゼント費用とか、お土産費用などなど。
まずは1万円くらいからはじめてみて、家庭環境に応じて変化させて行くのがベストかなと思います。
そしてやまもとさんの家計には、これに合わせてボーナスがありますね。
年間で50万円のボーナス。
ボーナスの使い道ってボクはこんな使い方をオススメしてます。
2、貯金80% 娯楽20%
3、貯金100%
一番おすすめは『 3、貯金100% 』なのですが
これはあまりにも味気ないですよね(汗)
ボーナスって日々の頑張りのご褒美的なニュアンスもあると思いますので
そこまで頑張らず娯楽に使ってしまって問題ないです。
(全額娯楽はお勧めできませんが)
やまもとさんの家計状況的には『 2、貯金80% 娯楽20% 』
がベストかなと思います。
80%に当たる40万円は将来のために貯金。
そして残り20%の10万円は家族みんなで楽しむために使う!
家計管理はメリハリが大切です。
使わないときとことん使わない。使うときはとことん使う。
予算は限られてしまいますが、その予算内で目一杯楽しんじゃいましょう。
ここまでできれば年間貯金総額『 100万円 』もみえてきます!
けど完璧を求めず、まずは貯金50万円からはじめてみましょう!
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総合評価

まとめ
以上『 やまもとさんの家計診断 』でした!
やまもとさんは生活コストが低いのが強みなのかなと思いました!
人よりも少ないお金で生活していける。
これって実はなかなか希少価値のある強みなんです。
やまもとさんのような方はちょっとしたキッカケを掴むことができれば
あっという間に貯蓄体質に変わっていける方です。
今回の家計診断を何かのキッカケにしてもらい
ぜひ前に進んでいってもらえたらなと思います。
この度はご応募ありがとうございました。
これからの生活に、少しでも役に立てたら嬉しいです。
お金の悩みを最小限にして、スッキリとした日々を過ごしちゃいましょう!