


家計が苦しい
これって精神衛生上も良いものではありませんよね。
常にお金の問題が頭から離れなくて、日々の生活を心から楽しむことができない。
この記事ではそんな方が心から楽しいと思えるように
具体的な方法をわかりやすく解説しています。
『 家計が苦しい8つの原因 』と
『 家計が苦しいを脱出するための10の方法 』と称して
元借金まみれの浪費家だったけど、節約家に転身したボクが徹底解説していきます!
お金の悩みや不安をスッキリさせて
心から笑える日々を手に入れましょう!
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目次
平成29年度厚生労働省の生活意識調査では56%が生活が苦しいと回答

厚生労働省が平成29年に実施した『 国民生活基礎調査 』によると
生活意識別構成割合では「 大変苦しい 」「 やや苦しい 」
と回答した世帯が全体の56%であったとしています。
一概には言えませんが、おおよそ2人に1人の人が
生活が苦しいと感じているということですね。
家計が苦しい8つの原因

浪費が多くて家計が苦しい
ボクは普段このブログ内で家計診断をさせていただいています。
参考記事:家計診断『借金220万円。夫にバレずに完済したいんです。』40代女性に送る7つのアドバイス
そんな中で感じることはこんなことです。
貧困の原因が日々の贅沢のしすぎによるものということが圧倒的に多いのです。
頻繁に外食に行く。毎日ランチをする。洋服を毎月購入する。
頻繁に旅行に行く。欲しいものを買いまくる。
これが収入に対して適正な数値なら問題ないのですが
たいていの場合が振り切れてしまっているんですね。
この浪費のせいで生活費が足りなくなってしまい
クレジットカードのリボ払いや分割払いのお世話になる。
過度な娯楽(浪費)は赤字家計に直結してきます。
生活費が高くて家計が苦しい

このタイプの方はなぜ家計が苦しいのかを
わかっていない方が多いようです。
普通に生活している。なのに気づくとお金がなくなってしまう。
この原因はこういうことですね。
住宅費、食費、日用品費、衣服費、車両費
趣味費、通信費などなど
生活費全般が高すぎて家計が苦しくなってしまうわけです。
けど自分では当たり前の感覚で生活しているから
あっという間にお金がなくなってしまい
気がつくと日々を楽しむために使うお金がなくなってしまいます。
・旅行に行くお金がない
・子供と遊びにいくお金がない
ただただ生活するだけで精一杯になってしまって
楽しむ要素にお金を使うことができず
さらにストレスが溜まっていくという悪循環に陥ってしまっています。
収入が著しく低くて家計が苦しい
収入が著しく低くて家計が苦しい方もいます。
病気などの何らかの理由により働くことができず
収入が10万円以下など、最低限生活するための収入がなく
家計が苦しい状態に陥ってしまう。
このタイプの方は『 生活保護 』など、国の制度を検討した方が良いかもしれません。
個人でできる節約や家計管理も限界があります。
「 自力ではもうどうすることもできない。 」
そう感じたらまずは自治体に相談してみましょう。
一般的に生活保護受給にはこんな条件があります。
2、援助してくれる身内がいない
3、病気や怪我などで働けない
4、月の収入が最低生活費を下回っている
審査はなかなか厳しいようですが、まず相談してみましょう。
詳しくは厚生労働省のホームページにある『 生活保護制度 』
を確認してみてくださいね。
子供に多額のお金をかけてしまい家計が苦しい

そんな思いから、多額のお金を子供にかけてしまい家計が苦しい方もいます。
具体的な例としてはこのようなことが言えます。
・洋服は常に良いものを
・いろんな経験をさせようと毎週末旅行に行く
・おもちゃをたくさん買ってあげる
これは昔勤めていた会社の先輩の話なのですが
彼女はこんなことを話していました。

ボクも子供がいるので気持ちは痛いほどわかります。
けどね、これって健全な状態なのでしょうか?
自分たちの収入に見合わない教育費
収入に見合わない子供にかけるお金のせいで
家計が苦しい状態にある方も大勢います。
それにはやはり『 子供に苦労をさせたくない 』
という心優しい親心があるからですね。
SNSのいいねが欲しくて家計が苦しい
SNSの進化により、ボクたちは他人の日常を簡単に覗けるようになりました。
それの弊害の一つが『 SNS見栄 』なのかなと考えています。
・話題のお店に行きまくる
・話題の観光名所に行きまくる
・持っているものを豪華にしまくる
・リア充アピールのため豪遊
有名なところでいうと『 GENKING 』さんでしょうか。
昔に「しくじり先生」という番組に出演して
見栄を張って借金地獄になったと告白していましたね。
GENKINGさんは豪華な私生活をインスタグラムに投稿していて
”謎の美少年”として話題になった方。
しかし現状は全然違かったようで
当時の月収はわずか20万円。
私生活を華やかなものに仕立て上げるため
借金に借金を重ねていたり、ブランド品を購入して
写真をアップし、すぐに転売していたこともあったそうです。
ここまではいかないにしても、SNS見栄のために自分を飾り
背伸びをし続けてしまったために家計が苦しい方も多いようです。
夫婦間でお金のことが共有されていない

夫婦間でお金のことが共有されていない家計は
苦しくなる可能性があります。
この状況は最悪の場合こんな可能性を秘めています。

こんな不確かな期待をお互いに持っていると
いざまとまったお金が必要になった場合に
結局お互い他人任せにしていたため貯金がなく
借金をせざるおえない状況になってしまう。
そしてもっと身近なところで言えば
共有されていないがために、自分たちの収入以上の支出をしてしまう。
結果として生活費が足りずクレジットカードのリボ払い等に手を出してしまう。
安易に組んだ借金返済に追われ家計が苦しい
日常に隠れる、ちょっとした物欲を満たすために借金をしてしまう。
けどこれは次から次へと現れるので、気が付いた時は
借金に借金が重なり、途方もない額になっている。
月々の返済額は数万円〜十数万円に膨れあがってしまい
返済を済ませると生活費がほぼ残らない。
こんな状況になっている人も多いです。
ボクの印象では若い方に多い印象ですね。
クレジットカードの使い方をまだしっかりとわかっていないため
欲望のままにクレジットカードを使ってしまう。
経済的DVで家計が苦しい

あなたは経済的DVという言葉を知っていますか?
DV(ドメスティックバイオレンス)というと
暴力のイメージが強いと思うんですけど
お金のDVも存在します。
具体例としてはこのようなものがあります。
・家にあるお金を勝手に持ち出す
・お金の使い道を管理して、小言を言う
・無断で借金をしまくる
・自分の収入を明かさない
・奥さんが働くことを許さない
・自分は働かず労働を強制する
・「専業主婦」を見下し、奥さんのお小遣いを許さない
・収入で上下関係を決めて偉ぶる
配偶者の金銭的自由を奪って相手を追い詰めていく。
これが経済的DVです。
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家計が苦しい!から脱出するための10の方法

まずは家計を把握する
まずは家計を把握することからはじめてみましょう。
具体的には収入と支出のバランスを確認するってこと。
このバランスが崩れているために生活が苦しいわけですね。
・収入の適正割合よりも高い家賃を支払っている
・収入の適正割合よりも食費を支払っている
家計診断をしていて思うことは
自分が何にいくら使っているのかを
明確に把握している人ほど貯蓄額が多いということ。
逆に『 使途不明金 』が多い人
お金の迷子が発生している人は、貯金がほぼ無いか
多額の借金をしている傾向にあります。
家計を把握するためにオススメしているのは『 家計簿をつける 』
家計簿は最強の家計管理アイテムなので、ぜひ導入してもらいたいです。
家計簿無くしては家計管理は不可能ではないかと思うほどです。
よっぽどのお金の達人か、セルフマネジメント力のある方は
家計簿をつけなくてもお金を貯めることができるでしょう。
しかし、初心者の方には必須アイテムです。
ボク独自の超カンタンな家計簿のつけ方は
別記事で詳しく解説していますので
市販の家計簿は使い方がよくわからないって方は
こちらも参考にしてみてくださいね。
オススメ記事:小学生にもできる!リムベアー流超カンタンな挫折しない家計簿の書き方
家計を苦しいものにするNGワード『だいたい』

あなたはこんな言葉を使ってはいませんか?
この言葉って家計管理で絶対使ってはいけないので注意が必要です。
家計管理が苦手な人はめんどくさがり屋さんが多いと思います。


そうなるとどうなるのかというと
だいたいの感覚で家計を管理してしまいます。
だいたいの自分の感覚と推測で日々を生活する。
何にいくら使っているのかがよくわかっていないので
浪費がどんどん増えていくし、コンビニでのちょっとした出費が膨れ上がり
月末には金欠の状態になってしまう。
会社の帳簿のように完璧を求める必要はありません。
そんなことしてたら息が詰まって仕方ないですからね。
ただし、それは家計簿をつけているなら仕方ないということです。
家計簿をつけず、ただ闇雲に感覚だけで
家計を管理することはもうやめにしましょう。
親世代の助言を鵜呑みにしない
ボクらの親のさらに親世代は『 団塊世代 』なんて言われています。
物不足やオイルショックなどの、物がなくなる恐怖を味わってきた経験から
物は捨てないで保管するということが無意識に習慣になっている。
高度成長期だったために世の中はどんどん豊かになっていく。
給料も歳をとればとるほど上がっていく。
そんな時代を生きてきたためお金を使うこと
ローンをすることになんの抵抗もない。
そしてそんな親の元に育ったのがボクらの親世代。
彼らはそんな両親に育てられたため
徐々に不景気になっているのにもかかわらず
両親から教えられたことを忠実に守り生きてきたわけです。
そして今度はボクら世代。
明らかにお金に関して自由度がなくなったと感じているのにも
両親から言われる助言に多少疑問を感じながらも
『 親が言っているなら間違いないかな 』と鵜呑みにしてしまう。
新車を当たり前のようにローンで購入し
多額のローンでマイホームを購入し
夫婦2人でフルタイムで働きながら、生活をなんとかやりくりしている。
もちろん親世代の言葉でためになることもありますよー。
ただし、それが現在の時代にマッチしているのかを確認する必要があります。
家計が苦しい人は物の管理が苦手。まずは『捨てる』を徹底。

一概には言えませんが、これは間違いでは無いなと思います。
テレビでたまに見かける家計再生のような番組や
貧困家庭を取材するような番組でも
家計が苦しい家庭はやはり物で溢れている。
・玄関には足の踏み場もないくらい靴が散乱
・ベランダには部屋に入りきらなくて溢れ出た物が散乱
・クローゼット内は整理整頓されておらず、ギュウギュウに詰まっている
・キッチンは汚れだらけで、食器棚には食器が数百枚
・開かずの部屋が存在し、不用品が押し込まれている
こんな光景を見たことがある人は多いはずです。
ボクは『 お金の管理 』と『 部屋の管理 』は繋がっていると考えています。
なので家計が苦しい状況をなんとかしたいなら
まず、家にある物を減らしていきましょう。
捨てていくんですね。
最後にとても大切なことを一つ紹介します。
片付けをしてもしても終わらない人は
『 片付け地獄 』に陥っています。
↓
・一生懸命片付けしてスッキリする。
↓
・空いた空間にまた物を買ってくる。
↓
・部屋がごちゃごちゃしてくる。
↓
・一生懸命片付けする。
これの永遠ループ
この永遠ループ状態の人って結構多いです。
それの原因は超カンタンでして
減らした分また物を増やしてしまうから。
一番大切なのは片付けしたあとです。
これ以上ものを増やさないこと。
そうしないと永遠と消費活動を繰り返してお金を浪費し
片付けを繰り返し時間を失っていってしまいます。
『新たに手に入れる満足感』から『今ある物を愛でる満足感』へ
浪費が激しい人に共通する特徴の一つにこんなのがあります。
欲しくて欲しくてたまらない物があったとします。
どうしても欲しくて夢に見るほど。
我慢できずクレジットカードの分割払いでその物をゲットする。
最高に幸せな瞬間ですよね。
けど数週間すると、どんどん冷めていってしまい
あれだけ欲しかった物が目の前にあるのに
頭の中ではもう次に購入する物を探している。
こんな経験はありませんか?
これってその物が欲しいというよりは
新しい何かを購入することでの満足感が欲しかったということなんです。
人は『 慣れる 』という性能があります。
現状にどんどん慣れていってしまうんです。
するとどうなるか?
さらなる刺激を求めて目新しい何かに意識が向いてしまう。
物を購入する満足感に支配されているうちは
お金がいくらあっても足りません。
そして家計が苦しい状況からはいつまでたっても脱出できないでしょう。
これからは『 新たに手に入れる満足感 』から
にチェンジしていきませんか?
今あるものを愛でる。
例えばボクの場合『 Danner 』という革靴を
もう7年以上履き続けています。飽きることはありません。
履くたびに満足感があり、心の高揚感が今だにあります。
きっとボクは10年後もこのDannerの革靴を履いていると思います。
壊れてもまた同じものを購入すると思います。
なぜ一つのものをこれまでも飽きずに使い続けられるのか?
それはきっとシンプルにこういうことだと思います。
あなたに物への愛はありますか?
その物について何時間も語れますか?
メンテナンスをしている時間が至福の時間でありますか?
きっとあなたはもう十分すぎるほど物を持っていると思います。
新しい物に目を向ける前に、今ある物を愛でてみませんか?
生活水準をむやみにあげないようにする

例えば仕事で昇級して給料がアップする。
そんな時はみんなこんなことを考えると思います。


生活水準って上げるのはカンタンなんですけど
下げるのはなかなか労力がいるので注意が必要です。
日常生活の身近なところで言えば
『 ちょっと贅沢したな 』って思えるお店に頻繁に行ってしまう。
するとどうなるのか?
その贅沢に慣れてしまって、はじめに感じた贅沢感を感じずらくなってしまう。
贅沢の感度が上がり続けてしまい
ちょっとしたことでは満足できないようになってしまうわけです。
単純な話をすれば最初は100円で満足できていたのに
気がつくと10,000円でも満足できなくなってしまっていた。なんてことです。
生活水準はむやみにあげないようにしましょう。
贅沢を贅沢と思えるようにするために。
子供への愛情=お金じゃないと知る
お子さんがいる方は特に意識して欲しいことがあります。
大切なお子さんにお金をかけたい気持ちは痛いほどわかります。
しかし、そのために他の家族が我慢をするような状況。
または自分たちの収入に見合わないような額を
借金をしてまで支払っていくというのはなんだか違うような気がしています。
なんでもやらせてあげたい
借金しても良い大学に通わせたい。
けど自分たちの生活が破綻してしまっては本末転倒ですよね。
育児だって背伸びする必要はないのかなと思います。
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SNS映えを意識しすぎないようにする

SNS映えを意識するあまり浪費が多くなっている人が増加しているようです。
確かに現在の社会では『 SNSのフォロワー数 』が
社会的信用を測る一つの指標になってきていますよね。
フォロワー数で給与がプラスされるなんて企業もできているようですしね。
しかし、そのために家計を圧迫してしまっては本末転倒。
いいねをもらいたいがために洋服やアクセサリーを購入し
いいねがもらいがために海外旅行に出かける。
いいねをもらうためには『 新商品 』
目新しいものに飛びつく必要がありますよね。
そうするともう流行のラットレースにハマってしまったことになります。
流行に乗り続けるには新商品を買い続けるしかなくなってしまう。
家計を再生させたいと本気で思うなら
SNS映えに走りすぎるのはもうやめにしましょう。
その場しのぎの借金はしないようにする
家計が苦しいと悩んでいる方の多くは、重複する借金で苦しんでいます。
車のローン
美容費ローン
スマホローン
洋服のローンなどなど。
そして一番厄介なのはこの借金です。
浪費をしすぎて生活費が足りず
生活費の補填としてお金を借りてしまうわけです。
これが厄介なのは今月は乗り越えられても
来月はまださらに苦しくなるってこと。
お金が足りなくて、お金を借りる。
この月はなんとかなりますよね。
けど単純に考えて来月には今月借りたお金の返済が始まりますよね?
ということはただでさせお金がない状態で
さらに借金返済が増えるわけです。
けどお金が足りず生活ができない。
どうしようもないのでまた生活費の補填でお金を借りる。
どんどん借金が膨れ上がってしまう典型的なパターンです。
このようなその場しのぎの借金は
未来の自分を苦しめるものでしかありません。
そんな時はお金を借りてカンタンにその場を解決するのではなく
根本的な改善が必要です。
・浪費項目の見直し
・予算設定の見直し
・借金でお金を作るんじゃなく、別の方法を探る
セルフマネジメント力を鍛える

セルフマネジメント力って何かと言いますと
カンタンにいうとこういうことです。
この力が不足しているために浪費をしてしまって
家計が苦しくなってしまうわけですね。
・自分に甘いせいで、毎日のように自分にご褒美をあげてしまう
ボクはこのセルフマネジメント力は、家計管理でとても重要だと考えています。
お金の本を読むよりも先にこっちを鍛えた方が成果が上がりやすいと思うほどです。
セルフマネジメント力については別記事で徹底解説していますので
よかったらこちらの記事も合わせてどうぞ。
関連記事:これさえあれば不安が消える!セルフマネジメント力を身につける5つの方法
自分ではどうすることもできない場合、頑張りすぎず専門機関に相談をしましょう

・借金が膨らみ自分ではどうすることもできない
・経済的DVを受けていて辛い
そんな時は1人だけで悩まずに専門機関に相談をしてみましょう。
借金や法的トラブルは『 日本司法支援センター法テラス 』
DVやその他男女問題は『 内閣府男女共同参画局 』
まとめ

それではこの記事を復習してみましょう。
・生活費が高くて家計が苦しい
・収入が著しく低くて家計が苦しい
・子供に多額のお金をかけてしまい家計が苦しい
・SNSのいいねが欲しくて家計が苦しい
・夫婦間でお金のことが共有されていなくて家計が苦しい
・安易に組んだ借金返済に追われて家計が苦しい
・経済的DVを受けていて家計が苦しい
・家計を苦しいものにするNGワード『だいたい』
・親世代の助言を鵜呑みにしない
・家計が苦しい人は物の管理が苦手。まずは『捨てる』を徹底
・『新しいものを手に入れる満足』から『今ある物を愛でる満足感』へ
・生活水準をむやみにあげないようにする
・子供への愛情=お金じゃないと知る
・SNS映えを意識しすぎないようにする
・その場しのぎの借金はしないようにする
・セルフマネジメント力を鍛える
家計が苦しいと家族関係にも支障が出てきてしまいます。
早急に現状を改善して、お金の悩みや不安の少なくて
スッキリとした日々を過ごしましょう。